画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2018年07月13日

ピノキオにつながる夢のお話

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どんな講話を聞いても講演を聞いても、
自己を知ってスピリチュアルに生きるのは至難の技です。

所詮他人の知恵は他人の知恵。
自分に当てはまるとは限りません。

自分の中に全てがあるとは、
自分の内省のための知恵は自分の中にあるということも含みます。

いまの自分を知って、
一歩前進したスピリチュアルな自分を作っていくには、
自分を掘り起こし、
自分にとって冒険心を刺激しながら、
自己の深みを知る手段を探し出す必要があります。

そんなことを教えてくれる格好の夢に出会いました。
夢主さんの許可を得たので、
ここで考察をしていきましょう。

夢本体:
【プールのような(大きな)風呂で、掃除をしようと栓を抜く。
ホース(の水)で洗おうとしたら、
ホースが海へ出て、
(海に)浮かんで、
内海と外海の境に張ってあって、
必死に外海へ流されないようにしがみついている。】

まず夢主さんは、
この夢を何度も何度も思い返して、
この夢が一体何を言っているのか考えたそうです。
それも日常のどこに当てはまるだろうと試みたそうです。
しかし結局、行きつけなかったようでした。

なんでプール位大きいお風呂を掃除しようとしたのでしょう。
それもお風呂の掃除をしているはずなのに、
なんで海でホースにしがみついているのでしょう?
それも外海に出ないようにと必死です。
外海に出てしまえば、
命の危険にさらされるとこの方は考えています。

この夢を自分だけで解いていくのは難しいでしょう。
他人が使う為のお風呂を「掃除」しているはずが、
命の危険を感じているのですから。
そんな切羽詰った気持ちをこの夢主さんは日常で感じられてはいないでしょう。
だからこの夢からメッセージを引き出すのはたやすくありません。

今流行りの精神世界の講座は全て心のお掃除が目的です。
講座と自分の生活に距離があれば、
日常に変化をもたらすことは稀で、
いつか役に立つとしても、
精神世界を渡り歩くだけになって、
知識にはなっても霊性発達にはなりません。

この方もスピリチュアルを目指していろいろ体験中なのだと思います。
そして夢に出会って自己探求をしているという訳です。
夢によって講座と日常の間の距離が縮まり、
心のお掃除が始まったわけです。

しかし自分にとっての自己探求は、
まず他人さまへの奉仕であり、
その他人さまが入るためのお風呂の掃除を、
自分は率先してやっているという自負がおありなのでしょう。
それなのに、いつの間にか海の中に出てしまったという訳です。
そんなつもりはなかったことでしょう。
他人のための掃除のホースが頼りとは象徴も極まれり、
言い得て妙です。
そしてこのままいつまで踏ん張るつもりか夢は訊いています。

聞くだけの講座で終わらない夢講座の取り組みは、
時に楽しいけれど油断は禁物です。
夢による自己探求は、
その波に乗れたら楽しく安全ですが、
時に深く遠く闇夜に光を求めるように取り組むと、
嵐に遭遇します。

その危険をこの夢が察知したのでした。
これを現状を知らせる夢と捉えれば、
いつまでホースにしがみついているかを問われていると受け取れます。

夢は絶妙にチャレンジの時を知らせて来ます。
この方はこの夢の提案を、
受け取れるか受け取れないかというところにいます。
夢はいつもそうですが、
受け取れそうにないアドバイスはしてきません。
しかし受け取れるか受け取れないかの微妙な差を突いてきます。
基本的にこの夢主さんはこのアドバイスを受け取れるでしょう。
しかし夢主さんはこのアドバイスを、
慎重に考える必要があるでしょう。

つい最近この夢主さんは、
自己探求に取り組む危険を身近に見て来ました。
その危険は他人の姿を見てそう思ったのですが、
この夢のニュアンスからはその危険が自分にも及んでいるというのです。
これはこの方だけの問題ではなく、
誰にも当てはまり、
成長すればするほど危険度は増します。
試しは段々にきつくなるのです。
では夢が何を言いたいかですが、
それは慎重でいながら大胆に冒険を続けなさいということのようです。
ホースを頼りに海岸に戻るか、
ホースから手を離して外海のうねりに身をまかせるか。
意識を持って自分を眺めていれば、
自ずと自分が歩む道は選び取れ安全は保障されます。

できうるならばこの後ピノキオを参考に生きてみてはいかがでしょう。
これがおとぎ話や童話の役目で、
自己探求という冒険に役立つことで危険回避になります。

では海の危険は何でしょう。
海は母なる海。
あらゆるものを生み出す創造性の宝庫です。
役に立つものもそれを阻むものも同時に生み出します。
そして海に入る前に自分につまらぬ自尊心があれば、
それが判断の妨げになります。
それがピノキオのお鼻です。
これが自己探求の道筋で思いがけなく飛び出してきます。
この方の過信がどういうものか、
正確なところは本人にしかわかりません。
過信しているという自覚もないかもしれません。
例えば奉仕。
他人のために奉仕をするという心には、
知らずして相手より自分は人生を理解していると思いがちです。
夢がいうスピリチュアルな生き方は、
こうして意識できない心の影の部分を見るよう迫って来ます。

そのつまらぬ自尊心を持ったまま潜在意識に潜り込むと、
生みの危険、潜在意識に潜む思いがけない心の闇に出くわします。
ピノキオという物語の推移がわかっていれば、
ピノキオの辿った道をなぞることができます。
これが童話と夢を参考に、自分物語を生きるということになります。

さて夢主さんへの提言は、
ピノキオのお話を道案内に生きてみてはいかがでしょう。
ピノキオのお話の終盤、
ピノキオは巨大なサメに飲み込まれ、
マグロに助けてもらいます。
そして自分の課題に真面目に取り組み、
最後に夢に現れた妖精によって人間になります。

これがスピリチュアリティを生きることになります。




posted by バンナイ at 14:44 | 夢の活用法

2018年07月01日

鯛の刺身にウニが乗っている夢

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夢がらみですが、私的な話です。
恐縮ですがお付き合いください。

7月1日の今日だましだましに付き合っていた身体が、
いくらか手中に収まったように感じます。

去年の4月崖から転げ落ちて、
7月には左手骨折。
10月にはC型肝炎と診断を受け、
1昨年から続いた執拗な膀胱炎と、
去年はお医者さまにだいぶお世話になりました。
そんな自分の身体と折り合いをつける生活から、
今日になって光が見えてきた感じです。

1昨年の暮れに足の捻挫や手の腱鞘炎を患って、
小さな病院に行き、
リュウマチの検査もしておきましょうといわれて、
血液検査を受けました。
昨年4月末大病院で怪我の治療を受け、
3ヶ月した治療最終日に、
「他の病院で肝臓の数値が良くない、
専門医に診てもらった方が良い」と言われたと伝えてところ、
直ぐに専門医を紹介してくれました。
そこでまた血液検査を何回か繰り返し、
症状が出る終着駅まで特急電車に乗ったような勢いになっていると、
何だかわからない説明で、
大したことに思わないようにしようと、
ここだけはえらくのんきだったことを覚えています。

特急電車に乗っているほどのわたしに、
「肝炎の投薬治療は来年1月からにしましょう。
11月に新薬が出ますから」と医者は言いました。
それで大丈夫とのこと。

と言うわけで、
今年の1月23日から3月19日まで、
8週間マヴィレットという薬を飲んだのです。
もともと胃腸はデリケートなのに、
自覚症状は食欲がないくらいで、
いつもと変わりありません。
疲労感はいつものことなので大したことに思いませんが、
流石にこの3ヶ月はビーフジュースをいただいています。

投薬治療が終わって3ヶ月後の6月12日の検査では、
ウイルスは「検出せず」とのことでした。
めでたしめでたし。

その時医者の「どうです?」に、
「食欲ありません」と返事をしたら、
アルブミンの数値が低いと。

そんな訳で22日に見た夢が、
「鯛の刺身の上にウニが乗っている」。
直ぐに、
食事内容に動物性タンパク質が足りないのだと確信がありました。 
スーパーマーケットに行って、
鯛の刺身をカゴに入れましたが、
ウニは瓶詰めの焼きウニにしました。

でも刺身はどうも食べる気にならず夫に食べてもらい、
焼きウニはうどんのトッピングに美味しくいただきました。
1月下旬からおかゆも胃のとどまりが長く感じられ、
やわらかめのうどんばかり食べています。

C型肝炎の原因は12歳の時の開腹手術の時に受けた、
たった50ccあまりの輸血です。
それから65年間、
わたしはほとんど「絶望的疲労感」を感じながら生きてきたのですが、
40歳過ぎてからは、
ケイシー推奨のひまし油パックと洗腸を思い出したようにやってきたのが、
これほどの幸運を呼び寄せたのだと思います。

こんな2018年の上半期、
それが今日、何か体力が戻ったように感じます。
今頭の中は新プロジェクトに向かっています。

近いうちに鯛とウニの美味しいお寿司をいただきましょう。




posted by バンナイ at 22:56 | 夢の活用法

2018年06月29日

大野百合子著「GO!GO!スピリチュアル 見えない世界の歩き方」

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『日本の神様カード』(ヴィジョナリーカンパニー)の作者
大野百合子さんが去年秋、
スピリチュアルな世界を紹介する本を作るので、
夢療法を体験したいと
わざわざ個人セッションを申し込んでこられました。
その時の体験話が38頁に載っています。

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さすが『日本の神様カード』の作者!
平易な言葉で目に見えない世界を説明してくれました。

まえがきはこんな感じです。

「この本では、誰しもが持っている直感力、身体に宿っている素晴らしい智慧世界に満ちている目に見えないエネルギーなどとつながるための入口になる療法やセミナー、体験会、また、ご自宅で実践できる方法をご紹介しています。説明はシンプルですが、どんな感じなのかはお伝えできたと思います。「どれにしようかな」と迷ったら、あなたのお腹の感覚に聴いてみましょう。身体は嘘をつきません」

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そして大体の目次を。
大野百合子さんの本づくりの意図がお分かりいただけるでしょう。

第1章 スピリチュアル体験レポ
【アカシックレコードリーディング】
【催眠療法(ヒプノセラピー)】
【カードリーディング】
【西洋占星術など】
【夢療法】
【オーラソーマ】
【フラワーエッセンス】
【ホメオパシー】
【アーユルヴェーダ】
【ダイアログ・イン・ザ・ダーク】
【サウンドヒーリング】
【ヘミシンク】
【スピリットダンス】
【ヨガ】
【古神道・振魂】
【山伏修行・滝行・禊】
【気功・合気道など】
【ネイティブアメリカンのワーク】
【座禅】
【マインドフルネス】
【断食】
【NLP】
【キネシオロジー】
【ロルフィング】
【クラニオセイクラル】
【呼吸法】
【瞑想】
第2章「百合子さんの魔法学校」実践編
【言霊を口にする】
【儀式を執り行う】
【番外 振魂】
【呼吸法を行う】
【番外 笑う】
【瞑想をする】
【月と太陽のサイクルを意識する】
【パワーストーンを身につける】
【ダウジングやペンジュラムを使う】
【神聖幾何学を飾る】
【塗り絵をする】
【カードにメッセージをもらう】
【日常の運気をアップさせる】



posted by バンナイ at 14:39 | あれこれ

2018年06月21日

鍼灸師木ゆかりさんのケイシー療法ひまし油湿布講座のお知らせ


鍼灸師の木ゆかりさんがひまし油湿布の講座を開いてくれます。
彼女の解説を是非直にお聞きください。
私たちの体に日々蓄積している重金属汚染に対し、
ひまし油湿布と洗腸がいかに効き目があるかも、
大切なことですが、
実地治療体験と霊的観点からの解説はどなたにとっても益ある体験になるでしょう。
万象繰り合わせてご出席ください。

facebook の【神宮前サロン「聖なる館」】をご覧の上お申し込みください。

以下引用です。

   ✿ ✿ ✿ ✿ ✿

はじめまして 神宮前サロン「聖なる館」です。

女性限定のイベントのお知らせです。 

「ケイシ―療法 基礎講座」〜心と身体のCARE〜 
  ひまし油湿布・洗腸・ケイシ―流食事療法

心に癒しとデトックスの効果をもたらす「ひまし油湿布」は
シンプルなやり方で多くの方にお勧めできる健康法です。
映画「リーディング」が公開されて、ますます注目される
「ひまし油湿布に代表されるケイシ―療法。
この講座ではケイシ―療法の基本的なケア方法「CARE」について
身体と心の調整をする鍼灸師の立場から、その効用や器具の使い方を丁寧に解説していただきます。

ケイシ―が残してくれた基本的健康法について学ぶ講座です。

日時:2018年7月10日(火)13時半〜16時半 
定員:10名
費用:1万円(テキスト代、茶菓、ミニサンプルつき)事前振込
講師: 鍼灸てんげる治療院  鍼灸師 するき ゆかり
場所: 神宮前「聖なる館」
●参加費の振込先と開催会場は申込みの方にお知らせします。

主催:夢療法研究所 石井優美

posted by バンナイ at 11:09 | 夢の活用法

2018年06月14日

栂尾山高山寺のアオガエル


受講生のおひとりが写真を送ってくれました。

アオガエル.JPG

「高山寺を訪ねました。
小雨の中、
青もみじとしっとりしたコケがとても美しく静寂な時間を過ごしました。
静寂な時間を過ごしている中、
高山寺で働く方がめったに見られないと教えてくれた、
「モリアオガエル」を見る事ができたので
写真を添付いたします!
アオガエルよりも体がぷりっと大きいカエルでした。」

よく見ると、
見慣れたアオガエルよりぷっくりしていて、
南天の葉から想像してもやや大きめのような。
この便りから、
今年の初夢会の後高山寺を訪れたことを思い出し、
冬陽の中匂い立つ様な光の乱舞に包まれたお庭を思い出しました。

それにしても、
南天の葉の上のカエルさん。
昔夫が見た南天の夢を思い出します。
それは都落ちの前のことでした。
「南天が真っ赤な身をつけ、
重く垂れ下がったその実があろうことか、
また再び天を目指している」

夢にはダジャレがよく登場します。
「南天」は「難を転ずる」という意味があり、
都落ちでは悲喜交々を体験しました。
けれど最終的には難を転じてくれて、
また古巣に戻ることができたのですが、
「南天」には又「それが難点」という意もあり、
古巣に戻れたものの、
気持ちの上では厳しい時を経験し続けました。
そんなこんなの紆余曲折をカエルさんが笑い飛ばしてくれている。

「人生をマジに受け取りすぎないように」
カエルさんを通して明恵上人にお言葉をいただいたように思います。



posted by バンナイ at 06:08 | あれこれ

2018年06月10日

友遠方より来る


雨模様の6日お昼。
突然名古屋 N&Kグループ総合研究所 http:n-k.moo.jp の
高津久仁枝さんがお電話をくださって、
「鎌倉山にいます。
夕食をご一緒に」とのうれしいお誘い。

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陽が降りると、
和食屋さんの際を、
「千と千尋の神隠し」風に江ノ電が通って行きます。

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それにはちょっとまだ明るかったのだけれど、
江ノ電のお尻を捉えることができました。

つつがなくすぎていく日々の、
何か不思議な1日でした。



posted by バンナイ at 09:42 | あれこれ

2018年05月25日

「津波」と「嵐」・夢を味わう


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(富士山と江ノ島の上空に五角形の雲が)


前回、夢読解法シリーズのために、
「夢に取り掛かるための基本」として、
1:夢の主要な単語を拾い出す
2:変なところ(something strange)に着目して象徴を考える
3:夢を味わう
の3点についてお話ししました。

今回は「夢を味わう」について更にお話ししましょう。
夢は行動に移さなければ、
夢に取り組む意味はありません。
しかし行動に移すには、
夢の意味がわかり、
霊性こそ大事と生きる上で、
是非ともそれが必要な問題解決法なのだと納得できなくてはなりません。

納得するには理性だけではなんともなりません。
これが霊的に生きる上での鍵になります。
その筋道についてお話ししましょう。

例題としては、「津波」と「嵐」の夢を扱います。
「津波」も「嵐」も自然現象です。
水に関係しますから、感情の状態が普通でない、
平常心ではいられないことを示唆しています。
夢の象徴は科学的真実を包含しているので、
「津波」も「嵐」もその原因をまずは物理現象に求めましょう。

津波(つなみ、Tsunami)は、いまや世界共通語です。
津波は、地震や火山活動、山体崩壊に起因して、
海底・海岸地形に急な変化が起こり、
海洋に大規模な波の伝播現象が起きたものです。
つまり地表ないし海底地盤が崩れて、
それによって生じた急激な不規則活動が海底から表層に伝播し、
大波を作るのが津波です。
その津波の波が地上を襲い、
地上にある何もかもをさらい流してしまいます。
ではなぜ地形に変化が起きるのでしょう。
地をなしているプレートが動くからです。
なぜ動くのでしょう。
地盤も死と再生を繰り返しているからです。
有機体の地球は自ら死と再生を繰り返す事で、
地球として生きて有機体を保っています。

夢は真実からきます。
この外(そと)の現象と同じことが、
心の中に起きていることを意味します。
あなたの心の中の地盤になるところ、
地盤を成しているところ、
生きていく上で信条にしているところ、
わたしはこう生きていますという強い思い込み。
そんなこれまで自分が拠り所としている自分の身の処し方、流儀が、
最早役立たずになっているという知らせ。
それが津波の夢です。

その基盤が追っ付け脆く崩れ去ると、
魂は知っているので夢となりました。
ここでがっかりしないでくださいね。
変化は命ある有機体にとって命の証です。
変化は命あるものの必然なのです。
この知らせは変化の時を迎えているという喜ばしい知らせなのですから。

津波の夢は様々な形をとります。
津波に飲まれる。
津波から逃げる。
津波に船がさらわれる。
どんな形を取っても津波の夢は同じです。

それならばちょっとした津波の夢でも、
最悪事態を自分の夢で経験したとする方がパワフルです。
夢は霊性へのアドバイスですから、
霊性を磨く力をパワフルにしましょう。
だから最悪事態に向かう勇者と自分を仮定するところから、
夢に取り組みたいものです。
だから災難は大げさにイメージします。
しかしすぐに、取り組める人はいません。
それほど津波の夢は強力です。

さて、この夢の意味がわかったら、
あなただったら日常に戻ってどうしますか。
自分のやり方はもう役に立たないのです。
これを受け入れられますか。

津波の夢をみる人は多いです。
少なくはありません。
けれどその夢の伝えるところは、
自分の生き方処し方はもう役に立たないのだというのです。
到底受け入れられません。

それなのにどうして津波の夢をみるのでしょう。
あなたは困った問題を抱えています。
それも短い時間ではありません。
それ相応の長期間困った問題を抱えてきました。
夢は真実から来るといいました。
地震が起きるには、
地震や火山活動や山が崩壊するには、
長い時間をかけて受けた圧力を地盤自身が吸収してきたけれど、
この吸収力が限界に達したから地震が起きます。

この地球で起きる地震は、
プレートの運動が起こすものです。
有機体である意識ある地球は、
自分自身で死と再生を繰り返します。
いまハワイのキラウエア火山は大爆発を起こして、
再生をしています。
一方太平洋の端の日本は生まれたプレートが沈むところです。
これまで営々役に立ってきた生き方処し方を、
ここで潔く捨て去らなくては、
再生は叶いません。

実際津波に襲われたら、
人は呆然と立ちすくみます。
何もかも壊れ流され、
役に立ちそうなものは残っていないのです。

先の計画をすぐに思いつきますか?

唯々茫然とするしかありません。
実際津波の夢をみる人はこの時点で呆然としています。
ですから被害を受けて力なく弱ってしまった者になっています。
こういう人に叱咤激励は事態をさらに悪くするでしょう。
思考力もない自分を受け入れて、
じっと気力体力が戻るまで、
立ちすくみましょう。
心の内で何が起きているのか、
これから何が自分の心に起きるのか、
自分を眺めていましょう。
それが夢を味わうことです。
そしてこれが自分を癒すことになります。

あなたはいま冷静ではありません。
困った問題に翻弄され思考力がありません。
だからじっと立ちつくしてください。

あなたは困り果て抜いて、
その挙句にあれこれと事態改善に必死で取り組みました。
けれど、そのどれもが失敗したのです。
だからこれ以上動いてはいけないと津波の夢を見たのです。

納得されると思います。

身近な人との軋轢が原因です。
あなたは身近な人を自分の価値観に取り入れたいと願ってきました。
自分の方がまだマシと思うので、
その人に代わって考えたと思っています。
自分の考えが最善と思っています。

確かにそうでしょう。
あなたは理論的に正しいかもしれませんが、
相手の霊性の学びの道は、
あなたの想像をはるかに超えたところにあります。
その人の霊的道は、
その人特有の道です。

どんなに親い人でも、
侵してはならない特別仕様の道なのです。
その人と神が約束した道なのです。
その人を信じるのではなく、
その人と神との約束を信じて、
今までのような関わりは持たないと思えるところまで、
夢を味わい、
その時の恐怖に打ち震え、
なす術なく立ちすくむ自分を味わってください。

これが夢を味わうことです。

自分が人生の津波に飲み込まれて、
右往左往しているのだと合点できて、
その自分を認め受け入れ、
そのうちにそんな自分に飽きて、
じんわり力が戻ってくるのを感じるでしょう。
そうなったら人の話にも耳傾けられ、
内省も進み、
知恵も浮かんで、
簡単なところから取り組めるでしょう。
味わい尽くすと自然にここに到達します。

次に、「嵐」の夢を紐解くと、
雨が後から後から降ってくるわけで、
実際心の中は泣きっぱなしです。
気分も嵐で荒れに荒れています。
自分は誰にも構ってもらえない。
或いは特定の人に大切にされていない。
その思いが募って悲しくて寂しくて泣いています。

激情に駆られているのは、
「津波」も「嵐」も同じですが、
「津波」は生きる信念を変えることと忠告されているのに、
「嵐」の方は、
自分が泣き叫んでいるのを理解するようにという忠告です。

自分のいまの感情を知りなさい。
認めなさい、というのです。
「嵐」は身近な人に理解されない、
ないがしろにされているという寂しさの叫びです。

これもあなたが感情的になっているので、
このまま動くのは事態を悪くするだけです。
寂しいんだ。
辛いんだ。
ひとりぼっちと思っているんだ。
と、泣いている自分に気づく努力をします。
こういう時、
顕在意識ではその身近な人に、
そっちがそっちならこっちはこっちだと、
イジケがちです。

しかし向こうも泣きの涙で案外、
寂しいんだ。
辛いんだ。
ひとりぼっちと思っています。

「嵐」の夢で、
情緒不安定な自分に気付ければしめたもの。
ここでは奮起せず、
心の中の涙を堪能しましょう。

やがて気負いのないあなたのオーラを見て、
身近な人は心の鍵を開けてくれるかもしれません。
少なくともあなたが解いた構えの何分の1でも、
あちらも気負いを解いてくれるでしょう。
あなたがこれまでは戦闘的であったことを知ることになるでしょう。

夢を味わうという効用は、
まだまだありますが、
夢の偽装工作解除法の中で、
夢に凝縮されたものを連想していく解除法があります。

夢を思い出して、
つらつらそれを考えて、
ふと、字面では解けないと思ったとき、
夢を反芻しながら味わうのです。
愛しいものをなでるように。
すると連想が偽装を解いてくれるように働きます。

先日わたしは夢で、
【二人の人に別々に、
別々の内容を言わなくてはいけないことを、
別々に言います。】
内容も違うし、
それぞれとわたしとの関係もあります。
ここ数ヶ月それが引っかかっていた案件だし、
言える自分になりたいとも願ってきたし。。。。。
目が覚めて、
夢の通り言えばいいのだと思ったのですが、
そうではないと気づきました。

実はそれを伝えるにはまだ時間がかかります。
(注:相手が受け入れられるまで待たないといけないので)
しかし夢を見たことで、
重荷が少しずつ失せているのを感じています。
この夢を味わっている間に、
ひとりの方に夢の中で、
「普段ならそんなことで怒る人ではないのに、
怒っているのね」と穏やかに言えた自分に気づいたのです。
怒っている人に、
あなた怒っているのねというと、
案外その人の怒りを鎮めることができます。
それと自分が穏やかに言えたことが、
夢の重要なところだとわかったのです。
いつか穏やかに言える時が巡って来るでしょう。
しかしこれも日を追うごとに、
口に出していうべきこととは思えなくなりました。

このニュアンスを伝えるのはかなり難しいのですが、
相手に伝えることが重要ではなく、
これは自分のハートでの感じ方なのだと知ったのです。
夢を味わうことがなければ、
ただ伝えれば良いと思ったかもしれません。
しかしいまは待とうと思っています。

感情はハートと直結しています。
感情のうねりは、
自分の霊性の有りようを教えてくれます。
何故かと言えば、
感情には喜びも悲しみもあり、
悲しみは怒りと表裏一体です。
怒りは怒ったところがあなたの霊性の有りようです。
怒ったそこがあなたの霊性なのです。
あなたはその自分の怒りから学ばなくてはいけません。

それがハートが自分がどのように霊性を使っているかの知らせです。
ですから夢を理論的に解釈しても、
伝えたいことを汲めるかどうかはわかりません。

ではまとめましょう。
今回は「夢に取り掛かるための基本」として、
「夢を味わう」を取り上げました。
それには、
夢を味わうことと、
偽装工作解除法の連想と、
理性では処理できないものは霊性、つまりハートがどう感じるかで、
夢を紐解いていきましょうというお話をしました。

という訳で、
わたしは時期を待つことにしました。

もちろん「津波」を夢に見た人も、
行動に出られるまで4、5ヶ月は待つことになるでしょうし、
「嵐」を夢見た人も、
夢が伝えたいメインは感情を感じることですから、
冷静になるのに最低2、3ヶ月は掛かるでしょう。

後は、状況がどのように変わるか楽しみにしてください。

夢を受け入れた時、
恐れが少なくなり、
人生は安穏になります。

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(夕陽を受けた)紫陽花




posted by バンナイ at 14:47 | 夢読解法
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