[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2015年1月〜2023年2月 ]

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2015年06月26日

エドガー・ケイシーセンター主催夢療法講座のお知らせ

7月12日(日)の午後1時半から、国立オリンピック青少年総合センターで
会長の光田秀氏と坂内慶子のふたりで夢の講演をすることになりました。
新刊本「夢は神さまからの最高のメッセージ」の出版を機に、
みなさまが夢と親しみ、
夢の崇高なエッセンスを日々に活かしてほしいと願って設けられています。

光田氏は前半で、ケイシーが語る夢についての大要をお話し下さると思います。
特に意識の三構造についての説明は秀逸です。
あまりの雄弁さに、聞く者はすべて納得し、夢がグンと身近になります。
数年前に光田秀、吉元由美、坂内慶子で夢の講座を船井メディアで開いたことがあり、
今から考えると楽しく貴重な講座となりました。
今回はふたりですが、
またとない貴重な機会です。
光田氏の夢に対する造詣の深さをご堪能下さい。

わたしは夢からメッセージを取る実践的な方法をお話ししようと思っています。
特に、拙著「夢は神さまからの最高のシグナル」をどのように使うか、
本の使い方を例題に即して説明します。
また、この講座はオープン講座なので、
個人的な個々の夢についてコメントすることはできませんが、
例題としてみなさんの前で披露してもかまわないと思われる方は申し出て下さい。
また当日、夢についての一般的質問ははじまる前にご呈示下さい。
どうぞよろしくお願い致します。



センターから送られてきた案内です。


【 ECCJ定期講座 「ケイシーの夢療法」 】
ケイシー流夢分析家の第一人者である坂内慶子先生が究極の夢辞典
『夢は神様からの最高のシグナル』(コスモ21)を出版されました。
坂内先生は驚嘆すべき夢分析家であり、今回は出版記念をかねて、
夢分析の実践を講義していただきます。
前半は光田秀がケイシー流夢分析の基本を講義しますので、
夢分析が初めての方でも大丈夫です。
この機会にぜひ、人生に役立つ夢活用法を習得して下さい。
皆さまのご参加をお待ちしております。
日時:7月12日(日)午後1:30〜4:30
詳細はエドガー・ケイシーセンター(03-3465-3285)までお問い合わせ下さい。


posted by 天の鳥船庵 at 06:55 | Comment(2) | ワークショップ

2015年06月21日

こころとからだの平和バトン・3日目「明日のためにいま振り返る」

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今日は「こころとからだの平和バトン」の最終回です。サロンドフルールイコア代表の青木恵さんからこの機会をいただいて、自分を振り返る時間をつくる事ができました。
この写真は、夫坂内和則の描いた天使の絵の中でわたしが一番気に入っている絵です。今現在この絵がどなたの手に渡っているのか知りません。この写真自体も直接絵を撮影したものではなく、雑誌に掲載されたものを写真に撮っています。どこが気に入っているかと言うと、天使の顔の表情がわたし好みだからです。
夫と結婚したいと願った動機は、人間の表情を描ける人なんだと強く思った最初の印象からです。初日にお話しした青山の病院の小さな喫茶室で、右足にギブスをはめて手持ち無沙汰にぼんやりしている彼に、わたしはふと声を掛けたのでした。他愛も無い話も途切れて、「何をされているのですか?」と尋ねたら、それを受けて、彼は小さなハガキ容れのようなアルバムを持ち出して(浴衣姿の袖にでも入れていたのでしょう)、「絵を描いています」と返事をくれました。渡されたアルバムをめくっていくと、正直あまり面白くなかったのだけれど、唯一枚、奈良の東大寺戒壇院の広目天の絵だけが異様に美しく見えました。この人がこれから自分の絵を描いていくようになるお手伝いをしたい。そのときそう思ったのでした。これがどれほど大変な事かこのときは知る由もなかったのですが。
写真の天使の絵をもう一枚この表情で描いて欲しい。わたしの願いですが、今のところ夫はどうもそれには関心がないようで。この辺がこれからの課題なのでしょう。夫婦としての課題に重なっています。
いただいた「こころとからだの平和バトン」を機会に、平和な自分のこれからのために、自分を振り返ってみました。
青木恵さんからから受け取ったバトンを、横山ケイタさんと、紺谷文乃さんに託します。おふたりは奇しくも渋谷大盛堂でわたしが講演をしたとき会場にいてくれました。もう5、6年前の事です。ケイタさんはデザイナー。文乃さんはタウン誌を発行されている事業主。好きを貫いている一匹狼たちです。


posted by 天の鳥船庵 at 09:59 | Comment(0) | あれこれ

2015年06月20日

こころとからだの平和バトン・2日目「明日のためにいま振り返る」

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この写真は、2002年夫坂内和則が「かわさき市美術展奨励賞」をいただいたわたしの肖像画です。青梅の梅を見に行ったときの情景です。2003年にはふたりで都落ちをするので、その前年この賞がわたしたちの心の支えにはなってくれたものの、内の声と外の事象とには乖離がありました。心の中では危うさを感知しながら、外側は相変わらずいつも通りの生活をしていました。苦難の道の予感はあったのでしょう。絵の顔は厳しいものがあります。もしこの都落ちがなかったら、とんでもない人間に成っていただろう。誰もが人生の苦境を抜け出せたとき、そう振り返ります。わたしも例外ではありません。夫は思いがけなく仕事が順調で、却ってあっけらかんとしていました。一方わたしは最早これまでの人生と、せめてもと思って夢辞典制作に取りかかりました。それもそれまでコツコツと取り組んでいたことで、あらかた出来上がっていた原稿を推敲に推敲を重ねながら、取り組み直し、やり直しの日々を3年間ほぼ毎日やっていました。この3年間がなかったら、新刊本「夢は神さまからの最高のシグナル」という形にはならなかったでしょう。まるで、アメリカの詩人エミリー・ディキンソンの心境と恰好つけて、死後この原稿を見つけた人が形にしてくれたら良いがなぁと、そんなばかな事を考えていたのですから。


posted by 天の鳥船庵 at 06:10 | Comment(0) | あれこれ