画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2017年07月15日

自分の性格を知らなければ夢はわからない

DSC09000.jpg

夢を理解するお手伝いにと、
奇想天外な夢らしい場面を、
一度徹底的に自分から離して、
分解し分析するために夢語辞書を作りました。
夢の象徴を単語で考えて欲しいと思ったからです。
しかし夢の事物を辞書で引いてみても、
夢が言わんとするところが分からないことがあります。
その時は、
夢が自分の現状を表しているのなら、
日頃の態度が夢に現れて、
それが問題を難しくしていると考えてみましょう。
自分の態度振る舞いに注目する訳です。
すると自分ならではの思考回路がわかり、
チャレンジの仕方に問題があるのだと気付くことができます。

そんな例をお話しましょう。
夢本体【誰とは分からない女性と一緒。
(しかし夢の中では親しい友人らしい。)
ふたりで船着き場の小屋で船を待っている。
その女性に、
「早く行こうよ」と言っても化粧してて動かない。
「もう船出ちゃうよ」と声をかけても動かないので、
「もういいや」と外に出たら、
小屋の前まで水があふれている。
水の被った一帯を不自由しながら船着き場に行くが、
足許がおぼつかない。
一瞬海の中に足を踏み外しそうになる。
気づいたら目の前の船は埠頭を離れてしまっていた。
残念と思う。】

この夢は2011年3月初めに見たそうで、
その後に東北大地震が起きました。
一瞬予知夢のひとつだと思ったでしょうか。
だとしても、
夢はどんな夢も自分へのアドバイスと受け取る必要があります。
この方はその頃どうしても自立を果たしたいと願っていたのでした。
しかし最終局面になると条件が整わず叶わなかったというのです。
その原因をこの夢で、
自分に「勇気がないから」と結論づけたと話してくれました。
勇気がないのであのとき自立が叶わなかったと。
6年前の夢で勇気がないと自分を断じていたのです。

ここからが性格を考えなくてはいけないのですが、
夢では友人と一緒に船に乗ることになっています。
この方が友人と一緒でないと船に乗れないのは、
一人で行動するのではなく、道連れが欲しいのです。
道連れは何を指すかといえば、
自分以外の人の同意が必要なのです。
あなたがやるなら私もと言ってくれる仲間が必要なのです。
賛同が欲しいのです。
賛同とは他人の承認です。
他人が賛同してくれて承認してくれると勇気が出て行動を起こせる。
その心のメカニズムをこの夢が教えてくれました。
行動を起こすとき、
他人の賛同も承認も称賛さえ必要がない性格の人はいくらでもいます。
でもこの方は他人の承認が必要で、
それを得られなかったので、
このとき自立を果たせなかったと考えたようです。
では夢に戻りましょう。
その友人は大事な時に化粧をして動こうとしません。
これはこの方が体面を気にする性格だからでしょうか。
体面(=化粧)を気にするから自立の行動に出られなかったと。

ここからさらに夢を深く捉えなくてはならないのですが、
自立とは、自律と一体に考えないといけません。
社会的に経済的に自立するには、
自律した心を持った社会に向けたペルソナが必要です。
つまり、化粧も必要なのだと後になって気付けます。

このときこの方が取ろうとした行動は、
他人の承認が必要であったのと同時に、
社会に向けたペルソナがまだ仕上がっていない状況だったのかもしれません、

この夢でこの方のエネルギーは、
他人の承認がその元になっていたとわかりましたが、
これでは行動に出てもエネルギーはすぐに枯渇します。
気まぐれな他人の承認をあてにし続けるわけにはいきません。
自分が自分に向けて承認するのでなければ、
エネルギーの補給は期待できません。
その意味で、
このときこの方が自立に向けた行動を取らなかったのは、
適切だったのかもしれません。

後日この方からいただいた感想です。
《夢について、自分は決断力が無いから船も出て行ってしまったと解釈していました。
夢の説明を受けて「承認」、という言葉にビックリしました。
そういえば、私は誰かに承認してもらう事で一歩を踏み出していました。
逆に承認してもらわないと踏み出せない人ですと
夢から教えられました。

勇気、決断力という言葉の芯の部分は誰かの承認を得なければ勇気が出せないという自分の内側の世界だったのですね。

これが私の魂の傷(トラウマ)の一つだと気づき
自分を頼りに行動をするというのが今後の課題でもあると解りました。

あとは行動ですね。
有難うございました。》

心温まる深い洞察をこのお便りから感じます。


posted by バンナイ at 20:24 | Comment(0) | 夢のメッセージの取り方

2017年07月08日

畳の異常

畳の異常絵.JPG

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もう何年も前のことですが、
畳を引っぺがしたら、
下は腐っているという夢を見ました。

自分の体調を考え、
これは大腸の中の食べたものが腐敗しているのだと受け取りました。
常に下痢気味だったので、
下痢をしている上に洗腸をするのは、
気合の要ることでしたが、
やってみるとスッキリと気持ち良く、
夢の正確さに改めて感心したものです。

便は出ていれば良いのではなく、
発酵が適切に行われての結果であることが必要です。

先日話し合われた夢に畳が登場。
私も体験があるので、
すぐに大腸の状況を伝える夢だと当たりをつけることができました。

夢はこうです。
【夜、居間にいる。
隣が風呂場で、
娘が風呂に入っている水音が聞こえる。
そのうち水音は濁流の様な音になって、
畳の一部がみるみる膨れ上がる。
これは風呂場の水の音ではなく、
下を水が流れていて、
その勢いが増していると思い、
畳を必死で手で押さえる。
音がすごい。
怖くなる。】

大腸は、小腸で消化吸収された後の飲食物から、
更に水分を吸収する働きがあります。
まさにこの夢の水の流れのように、
大腸壁から水分が吸収されていくようです。

その大腸を表す畳の一部が膨れ上がってくるのは、
腸内腐敗が進んでいることを想像させます。
腸内腐敗が起こると、
腸の働きが悪く、
滞留便が腸内に溜まり、
腸内に有毒な物質やガスが発生しやすくなります。
この腸内腐敗の知らせが畳の下の濁流と、
腸内腐敗で起きるガスの発生(畳の盛り上がり)でしょう。

夢は真理からくるので、
常に夢が表す場面は科学的にできています。

便秘にしてもガスの発生も、
治療法としては、
ケイシーが推奨する洗腸が最も安全と思います。
もちろん動きの悪くなった腸を適切に動かすには、
ひまし油湿布を前もって施す方がもっと適切です。
下痢も腸の働きが鈍って起こることですから、
対処は同じになります。


posted by バンナイ at 10:24 | Comment(0) | 夢で心と身体の健康状態を知る

2017年07月03日

魂磨きの現実3

「あ〜ぁ、
言わないでよいことを言って自分で自分を追いつめているかな?」(4)
ではなく、
「言っても詮のないことを言って自滅している」訳です。

そこでこれを七五調の戯れ唄にしてみました。

「悪いのはあなたと言って追いつめる。
気づいてみれば自滅の末路。」(5)

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夢の神様の言葉(=夢の意)はパンチが効いて言い訳を許しません。
事ここに及んで、
初めてわたしは、
一体何を孤軍奮闘ドン・キホーテをやっていたのだろうと、
腰を据えて考えなくてはなりませんでした。

腫れ上がった無様な顔を鏡に映しながら、
これまで自分が夫にとってきた態度は、
神の御前に自分を置かず、
自分が夫の先を行く者かの様な振る舞いをしてきた、
その無様な格好が「これなのだ」とつくづく眺めたものです。

6月に入って、
夢療法家認定者研究会で、
風景構成法の絵を全員で描きました。

魂磨きの現実3−2.jpg

描き終わってみるとわたしの絵は奇妙でした。
絵の設定は、
春の終わりと初夏の間。
陽は顔を半分出しすっかりあたりは明るいけれど、
朝食にはまだ早い時間です。
男の子と女の子が家の庭で無邪気に遊んでいます。

家の東側には大きくてなだらかな山が一つ聳え、
山裾の南側を太陽が登っている図です。
家のそばを流れる川には岩が三つあり、
太陽の右側をその川の先が流れています。
ここがなんとも奇妙なのです。
川には家の前の道路と交差するところに橋がかかっています。
橋を渡ったところで川と道は並行に並び、
道は川に沿った小さい道と、
南に逸れて行く太い道になります。
奇妙なのは、細い道が川の流れに沿っている部分です。
ここが遠近法で描いたこの絵の次元に合わないのです。

この先川は創造の海に流れて行くのですが、
そこはもはやこの風景構成法の絵の中には無いことになります。
右側近未来の方向は次元を変える必要があると言われているのです。

往生際悪く、
それを認められない葛藤を抱えながらも腹を決めて、
絵から見えた「次元を変えること」を、
「今までやってこなかったことに取り組む」と受け取って、
それを考えることにしました。
これまでも散々考えに考えた結論で日々を過ごしてきたので、
これはとてもきつい作業でした。

しかし、これまでやって功のなかった実績のなさ(?!)、
失敗の数々、
身を切り刻んで生きている実感(これこそが魂磨き!)が、
自分の背中を押したのだと思います。

今までやってこなかったことが、
ふと心の中に浮かんだのです。

オショウのバグワン・ラジニーシは言います。
女は結婚すると夫の母になる。
それならそれを、
更にグレードを上げてやってみようと思えたのです。
面と向かってわたしの考えを言うのではなく、
わたしが自分の背中を見せればいいと思えたのです。
これは一見夫婦は対等ではないように思えますが、
そうではなく、女は女の特性を生かして行くことが、
夫婦の対等性を保てることになるということでしょう。

わたしの心の中で、
平安で優しい女性性と、
勇気と強い心をもつ男性性にバランスを持たせるには、
これを実行することが男性性で、
そこに自分が穏やかにいられることがわたしの女性性になります。
これができて初めて結婚生活が魂磨きの場となし得るのだと思います。

死の淵まで行った怪我は大いなる光明でした。
病院に通い、怪我の手当てを毎日夫にしてもらいながら、
わたしの心は少しずつ平安を取り戻しています。

結婚生活は互いが互いを大切に思う高まりからはじまる異性との関係です。
この高まりは神が世界を愛するのと同じエネルギーを持ってはじまります。
このベースがしっかりあることで、
魂磨きの局面を迎えられる土壌が作られます。
結婚関係だけが顕在意識で納得し獲得できた関係です。
だからこそ、
結婚生活の霊性に及ぼす成長の成果は計り知れません。
この体験は他の人間関係では成し得ないものです。

これまで何度も二人の関係が風前の灯火の様に感じて、
この先は消えてしまうのではと思うことがありました。
そんなときわたしはどうして彼と結婚したか、
その動機を思い出しその場に戻って、
自分の決意を再確認してきました。

人生の伴侶は彼でなくてはならない。
その理由や動機はただひとつ創造的でありたいと願ったからです。
その決意に戻ると、
「創造的」というわたしの願いと目標が、
わたしの努力を要求するのは当たり前と思える様になりました。

6月末大祓えの前日、
江ノ島神社の奥宮でお参りをしているとき、
珍しく賽銭箱の脇におみくじが置かれているのを見て、
多紀理毘売さまのお言葉をいただきたいとおみくじを引いてみました。
天の鳥船庵は多紀理毘売さまのご加護をいただいて開きました。
もちろんそれは10年前夢で知らされました。
おみくじの袋には弁財天の小さな像とおみくじが入っていました。
おみくじには「尽」とあり、
「夢に向かいありったけの力でベストを尽くそう
がむしゃらに努力すれば光が見えてくる
できるからやるのではない
やるから出来る」
とありました。
「夢」という字と弁財天の像は、
夢を仕事にしているわたしにとって特別な意味があります。
これこそ多紀理毘売さまがわたしに下さったお言葉と信じられました。

夫は夫ならではの歩幅と道筋とペースで人生に取り組みたいでしょう。
それを妻のわたしは目を離さず見守り続けること。
このことに忍耐が必要です。
そしてこの忍耐の中身をグレードアップさせることが、
魂磨きなのだと思います。
最終的に夫婦であっても魂は別なので、
彼のあり方はわたしを映す鏡です。
その像をどう理解するか、
やっとそれが見えた様に思います。

夫を鏡に自分を見て行くことについては、
別の機会に譲ることとしましょう。

長い話をここまでお読みいただきありがとうございました。
                   
                    ー終わりー

posted by バンナイ at 09:38 | Comment(0) | 夢の活用法
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