画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite
天の鳥船庵だより

2017年09月27日

亡き息子がエノキダケおろしの二杯酢が食べたいと

DSC09764.jpg

10月7日から始まる夢療法講座クローズクラスに残席があります。
興味がおありの方はお問い合わせください。
クラスにお入りいただくには前もって個人セッションを受けていただくか、
オープンクラスに出席いただくことにしています。
全回予定が合わない方も、
都合のつかない回はオープンクラスで補講を受けられます。
夢の勉強は自己覚知から始まります。
自分の現状を把握するところから夢に取り組むと、
夢が分かるようになります。
夢という人類最高の遺産を武器にして、
創造的人生を創っていきましょう。
養成講座のクライアントも引き続き募集しています。
お問い合わせください。


今回の夢は感動ものです。
20年ほど前に亡くなった息子さんが、
エノキおろしの二杯酢が食べたいとリクエストしてくるという夢です。

夢主は母親で、
亡くなった息子さんは20歳でガンになり、
2年後に亡くなったとのことです。
亡くなった後1年間息子さんは毎日母親の夢に現れてくれたそうです。

今年になって夫が事故で亡くなってしまいました。
たったひとり残された夢主は、
仏壇の大勢のお位牌を守る毎日を過ごすことになりました。
夫が亡くなって3ヶ月ばかり経って、
珍しく息子さんが夢に現れ、
エノキおろしの2杯酢を所望してきたとのこと。

なめこおろしの間違いじゃないかと思って訊き質しました。
「いいえ、エノキダケを湯がいて大根おろしに乗せて、
二杯酢をかけてお蕎麦のタレに入れていました」とのこと。
息子さんは「大正時代に生まれていたらよかった」というくらい、
和食好みだったと話してくれました。

お蕎麦はともかく、
エノキダケおろしの二杯酢を作って食べてみました。
優しい味でした。
大げさに言ったらこんなに優しい味の食べ物が、
他にあるかというくらい労りのある味でした。

夢が教える食べ物には重要なメッセージがあります。
特に食べ物に含まれる栄養素には、
夢主特別仕様の健康管理法が読み取れます。
エノキダケの効能を調べてみました。
タイトルはなんと、
『「疲労ぎみ」「睡眠不足」な人には→えのきだけ』とありました。
「疲労回復に作用するビタミンB1は
他のきのこと比較するとダントツに多く含まれています。」
「えのきにはギャバというストレスを軽減するアミノ酸を含んでおり、
これは安眠時に得られる効果と似ている」
「普段寝付きが悪かったり、
充分に睡眠が取れないといった自覚のあるときは、
エノキダケなどを食すことによっても、
ある程度補うことができます。
えのきに含まれるパントテン酸は、
ストレスをやわらげる副腎皮質ホルモンの材料となるため、
ストレスへの抵抗力を向上させる効果があります。」とありました。
母親の現状を考えたらこれほど役にたつ情報もありません。
息子さんの知らせの具体的性にビックリしました。

夢主の母親がどんなに寝られず苦しんでいるか、
あちらの世界の息子さんからはよく見えていて、
生前好きだった「エノキダケおろしの二杯酢」をねだって、
お母さんにゆっくり休んで欲しいと知らせてきたのでしょう。


posted by バンナイ at 08:17 | Comment(0) | 夢の活用法

2017年09月24日

天の鳥船庵夢療法家養成講座第12期が終了しました。

養成12期終了3.jpg

昨日天の鳥船庵夢療法家養成講座第12期が終了しました。
受講生はよく勉強してくれました。
講師のわがままかもしれませんが、
より良いものを提供し、
夢について深く知ってほしいと、
カリキュラムに込めたこちらの要求によく答えてくれました。

養成12期終了1.jpg

それがよく表れている手紙を紹介しましょう。

「今回は前回より厳しく苦しい時間でしたが、
そのおかげで学び得たものはとても大きなものでした。

一人では乗り越えられないことが
先生や仲間がいることで乗り越える力をいただきました。
心の成長は限りないものだという気づきは、
生きる力になります。

本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。」

養成12期終了2.jpg

夢の現実的サポートを理解してくださったみなさんのエネルギーが輝いています。


posted by バンナイ at 14:44 | Comment(0) | あれこれ

2017年09月21日

続・ストーリーのある夢を単語で考える

DSC09767.jpg

長くて奇妙な夢をどう考えるか。
長くても奇妙でも重要な単語の意味さえ分かれば、
夢が伝えたいことは捉えられる。
そんな話を「ストーリーのある夢を単語で考える」(2017/8/28)でしました。
今回は同じ夢を単語ではなくストーリーを追って見ていこうと思います。
まず例題に使った夢をご覧ください。

夢本体
【(人々が行き交う場所で)
トイレに行こうと廊下を歩いていると、
死にそうな赤ん坊が寝ている。
トイレに行くにはそこしか道がない。
他の人はその脇を行き交っている。
死にそうな赤ん坊の脇を通るのははばかれる。
はばかれるけれど脇を通ってトイレを済ませ、
戻ってきたもののしばらくすると、
「赤ん坊置いてきちゃった、どうしよう」と、思う。】

どうでしょう。
あんまり気持ちの良い夢ではありません。
そんな夢のストーリーと、
夢の中で去来する心の動きを見ていくのは、
少々面倒です。

さて、この夢を読んで、
まず、「瀕死の赤ちゃんを置いてきちゃうってどういうこと?」
と、思いませんか。
瀕死の赤ん坊を放っておくなんて人としてはばかれるのに、
脇を通って何事もなかったように日常に戻ってしまいます。
ここを見ていくのは、
夢の中で起きている心の動きに焦点を当てながら、
今現在生活の中で自分に何が起きているのか、
強いては自分はどういう人生上の問題を抱えているのだろうかを、
見ることと同じです。

無意識にやり過ごす心の動きを、
夢の中の状況に合わせて、
現実自分がどのようにことに反応しているのかを見る訳です。
この作業は夢を通すことで、
正確に自己覚知が叶います。

これを別の言い方で表すと、
あぁ、夢でよかった。
現実で瀕死の赤ん坊を放って置くなんてことはしない。
そんなことはしない自分だと自己弁護します。
それが夢なんです。
夢に向き合うのは大変だけれど、
夢に向き合うとは自分に向き合うことで、
夢が言うことがそのまま現実になることはありません。
瀕死の赤ん坊が現実に現れて、
そのそばを通りながら自分は知らん顔をするなんてことは起きません。
そんなことは起きないけれど、
象徴的な意味で自分の中の可能性を踏み潰してはいませんかと、
夢は尋ねてきました。

そこで「なんで瀕死の赤ん坊をそのままにしたの?」と訊いてみました。
「だって」と夢主の彼女は言います。
「面倒じゃないですか」
「面倒?」
「こんなことに関わっていたら時間がいくらあっても足りない」
その方の言わんとするところです。
私はこの言葉を理解するにいくらか時間が必要でした。
またこの方と性格が違う人には、
この辺を理解するのが難しいかもしれません。
人はいろいろ。
自分の感じ方とは違うからといってやり過ごすことはできません。
その人なりの課題はその人にとっては大問題なのです。
いかにその方が赤ん坊を助けること、
世話をすることが「面倒」と思っているか、
その言葉を聞いたこちらはしばし考え込んでしまいます。

赤ん坊に関わったら、
どれほどの時間と労力のロスが生じるか。
彼女はそのことの方が茫然自失なのです。

もしあなただったらどうします?

寸暇を惜しんでやっとの思いでトイレに立ちました。
それなのに一刻を争う瀕死の赤ん坊がその前に立ちはだかる。
面倒という言葉の後ろに、
いっぱいいっぱいの生活が垣間見えます。
どうあがいたって今の生活の時間配分以上に、
新しい何かを始めることなど到底できない。
この方の思考回路は、
何かが起きれば、全てが自分にのしかかり、
全てを自分が処理しなければならない。
瀕死の赤ん坊に手を出したら、
トイレにも行けない。
医者を見つけるのに走り回らなければならない。
最後まで見届けなければ気が済まない。
それならいっそ最初から手を出さなければいい。
そう考える思考パターンの人のようです。
ことを目の前にしたら、
誰かに頼めることさえ思いつかない。
頼もうとは考えない。
頼めるとも考えないのかもしれません。

恐らくこれを読まれて、
この話がまどろこしいとか、
じれったいと思われる方は多いでしょう。
それが夢が指摘するところで、
この方の性格なのです。
行き交う人々に向けて、
助けてください。
どなたか119番して救急車をお願いします。
お医者さんはいませんか。
この赤ん坊の状態を見られる方はいませんかと、
声を張り上げることは十分できるのに、
それを思いつかないのです。

だからこの夢が伝えたいメッセージは、
声をあげて助けを求めること。
その場の状態を仕切ること。
あなたがこの情の通じない社会の中で第一声を上げること。
全てを取り仕切ること。
医療機関に知らせることができれば、
全てはスムーズにことが運ぶでしょう。
その先陣を切るようにとこの夢は言います。
リーダーシップを取るようにと。

この方に取って、
自分がコマネズミのように忙しく働くことはなんでもありませんが、
人を動かしたり、指揮をとるのはさぞや苦痛でしょう。
でも、人は歳をとり、ことに精通していきます。
自分の立ち位置を適切な場所に置かないと、
側は大迷惑をします。

その大迷惑をあまり気分の良くない場面作りで夢は知らせてきました。

ストーリーで夢を見ていく醍醐味を知っていただけたでしょうか。


posted by バンナイ at 17:25 | Comment(1) | 夢のメッセージの取り方

2017年09月06日

迫力ある夢の絵とマンダラ絵とライフシール

DSC09619.jpg

上の段は、「わたしの1年を総括した1枚の夢の絵」です。
中段はマンダラ絵。
下段は夢によるライフシールです。

天の鳥船庵夢療法講座第10期が先日9月2日に終わりました。
このクラスのみなさんの絵です。
今回の受講生は大人で、
絵には迫力があります。
ここに1年の成果が見えます。

上段の「1年を総括した1枚の夢の絵」は、
「煙突を登る女の子」
「アフロヘアーの自分」
「閻魔さま」
「ヒーラーの修道女」
「半月刀と馬」
「怒りの舞妓」
どれも自分を総括した1枚になりました。

縦に並べた3枚の絵には共通するテーマが見られ、
過去と未来は今にあり、
今の意味づけによって過去と未来が変化していくように見えます。

DSC09616.jpg

お話作りをしているみなさん。

DSC09625.jpg

お花をいただきました。

DSC09629.jpg

神妙なみなさん。

DSC09680.jpg

花と咲くみなさんです。



posted by バンナイ at 16:16 | Comment(0) | あれこれ
  • (c) Kazunori Keiko Bannai All Rights Reserved
  • Home