[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2015年1月〜2023年2月 ]

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2018年02月21日

2018年わたしの初夢

2月16日は新月と部分日食、
そして旧正月とも重なりました。
今は月が日に日に太くなっていく
躍動感を覚えるエネルギーになっています。
いよいよ2018年が本格的に稼働する時です。

そこで2018年のわたしの初夢の話におつきあいください。
夢を見た日:2018年1月8日
夢の題:西洋人の夫の赤ちゃんを産む
夢本体:西洋人の男性が小学校の英語の教師で、
    そこへ長じたわたしが訪れる。
    わたしが「シンガーさん?」というと、そうだと。
    わたしは彼と結婚し、妊娠する。
    流石にこの歳。帝王切開で。

小学校校舎の格子窓から射す柔らかい陽を美しいなと思いました。
そこでシンガーさんに出会います。
シンガーさんは背が高く細身で、
その風貌は、
映画「リーディング」でエドガー・ケイシーを演じるセイン・カミュ?、
はたまた「5つの銅貨」のダニー・ケイ?でした。
(注:ソフトで静かな上に品格もあり芯のある人です)

思いがけず彼の申し出で結婚?!
そして妊娠。
出産を迎えるところで夢は終わります。

これを初夢ワークショップでやった通りのワークをやってみました。
ワークは以下の通りです。

1:新年への抱負を文字にする

2018年初夢1.jpg
字面で見るとかなりしょった感じですが、
ここまでの人生を考えればなりふり構っていられない心境です。
できることは全てやりたいという熱い思いです。
去年の初夢は「靴がボロボロ」というので、
「身体のメンテナンス」を指摘されました。
一昨年の初夢は「服のシミ抜き作業の後始末が不完全」で、
「夫との間の態度が魂磨きとしては不完全」ときついものでした。
その課題になんとか取り組んで、
わたしとしては一応の手応えを得て、
仕事に専念したいと思いました。
それぞれがそれぞれの仕事に専念できるとは、
お互いのステージが変化したことです。
一般的な夫婦がたどるプロセスとは違いますが、
自由業のわたしたちは二人だけの密な会話の時を経て、
互いの自律に向けた小さな一歩をこの2018年に叶えたいのです。
それで、こんな口幅ったい言葉になりました。

2:初夢のスケッチまたは抽象画を絵にする

2018年初夢2.jpg
夢の中では花束を持ってシンガーさんが
プロポーズしてくれたわけではありません。
自分に気合いを入れるためにもとこの場面を描きました。

3:初夢に登場する最もシンボリックなものをひとつ選び絵にする

2018年初夢3.jpg
これも自分が妊娠している姿を夢で見た訳ではありません。
覚悟を自分に言い聞かせたくて描きました。

4:初夢の印象を短い歌や詩になぞらえてみる

2018年初夢4.jpg
もはやこれまでと初夢を遊んでみました。
赤ちゃんに名前をつけたのは、
夢の完結法という手法で、
気合いを入れて自分に直面するように、
話を作っていく方法です。
イメージのなかで名前を考えたら、
「誠」という字が浮かびました。
これをマコトと呼ぶのは気が進まず、
辞書を調べて、訓読みで「ジョウ」としました。
なにせ西洋人のこどもですから。

5:新年への抱負と夢の印象を比べる

長いこと夢の大切さを伝えたいと、
夢だけに関わってきましたが、
今年はその集大成になるでしょう。
それがこの出産で夢の神さまにやっと認められたと思ったことです。

6:ここまでを下敷きに新年の心構えを文字にする

2018年初夢5.jpg
夢ではわたしが「シンガーさん?」と彼に話しかけます。
夢から覚めて「シンガー」とは、「singer」と思いました。
歌う人のことです。
わたしにはシンガーミシンが馴染みです。
しかしそれ以上のアイディアはわたし自身にはありませんでした。
この夢のシンガーさんとは、
真我のことではないかとアイディアを出してくれる人がいました。
わたしはよく「真我」という言葉を使います。

これがわたしの初夢です。
夢はダジャレが好き。
バックアップの巧者です。
これが本当の勇気づけ。
夢の中で「流石にこの歳。帝王切開で」と思います。
これは自分一人ではなし得ない。
自分だけでの出産は無理なのです。
その道その道の達人の力を借りなくては、
子供を産むことはできません。
「人とのつながりを求め助けてもらいなさい」
と言われていると解釈しました。

はい、今年はしっかり仕事をします。
夢のことはみなさまお声を掛けて下さい。
posted by 天の鳥船庵 at 13:11 | 夢の活用法

2018年02月15日

金洪寺と夢のエクスタシー

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(初夢の絵を作成中)

「金洪寺」とは夢で突然出てきた文字なのだそうです。
夢はダジャレが好きです。
「金洪寺」も実は夢のダジャレ。
夢特有のダジャレです。
でも夢のダジャレはダジャレだけでは終わりません。

「金洪寺」という名のお寺は実在しません。
ここがミソです。
夢の叡智はとんでもなく深く、
人間の浅知恵では追いつけません。

この「金洪寺」は実は初夢ワークショップで話してくれたものです。
東京原宿での回でした。

「金洪寺」(の夢)について、
公にブログでお話しするつもりはありませんでしたが、
12日に開いた京都での初夢ワークショップで、
これと対になる夢が登場しました。
東京と京都の初夢ワークショップがひとつになって、
わたしたちにメッセージをくれたと確信しています。
そこで急遽、このふたつの夢のエッセンスをお話しすることにしました。
それぞれの夢主さんには許可をいただいていないので、
プライベートな意味ではないお話です。
ここには人類の宝になる真実が含まれています。

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(床の間のしつらえがメッセージを知らせています)

さてそれでは「金洪寺」についてお話ししましょう。
講座では、「『金洪』で何を想像しますか?」と、
多くの受講生に聞いてみました。

多くの人は「お金がいっぱい」と答えます。
お金がザクザク湧き出るイメージでしょうか。

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(家主お手製の多数バージョン玄米糯米おはぎ)

「金」を辞書で調べると、
説明文の最後に「睾丸。きんたま。」と出てきます。
この夢主のこれまでの一連の夢と、
この夢の前半部分を参考にすると、
この夢が伝えるメッセージは、精力絶倫。
それを言い換えると、
「願いを現実化する(生み出す)気力体力精神力が満ち満ちている」となります。
最後についた「寺」は、ケイシーが言う、
「神が住む宮である」肉体を指します。
つまりまず神の住む宮である肉体を大事にし、
それから心と魂をそれに連れて大事にすることを表します。

京都では、
「神様とセックスをして
この上ないエクスタシーを体感する」夢を話してくれました。

夢で神さまが性行為の相手をしてくれることがあります。
高山寺の明恵上人もこの種の夢を書き残していたように記憶しています。
身体に長時間残る、身体が教えてくれるこの世の至福です。
わたしも覚えているだけで2度経験があります。
この経験は身体の大切さからエクスタシーを味わう意味を考えさせられます。
まさに聖なる性を体験します。
しかしそこにとどまらず現実に戻って、
この世に身体を通してその人なりの至福を体現しなさいと言われているのです。

そしてわたしの初夢は、ある人に出会って、
出産するまでのお話です。
わたしの初夢については次回に譲るとして、
男根と陰部(注:この言葉には抵抗がありますが今はこのまま使いましょう)が、
東京と京都と跨いだ初夢ワークショップを飾ってくれました。
性行為が聖なる極みの行為であること。
互いの伴侶を互いに敬い、
結婚生活を魂磨きと受け取り、
そのことに生涯を捧げることができれば、
この世はいっぺんに「和」の世界になるでしょう。
そこには理論はいらず、
ただただ愛の実践があるのみです。

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(産み終わった晴れやかな面々)

夢が推奨する生き方はこれにつきます。
それを二ヶ所に渡った初夢ワークショップが証明してくれました。
東京も京都も受講生のお宅で開催できました。
生活が営まれているところで講座が持てたことも大切な象徴です。

このふたつの夢がわたしたちに教えてくれることは、
激変の今年、
その心構えとして、
平安を自分の心に生み出すことだというのです。
どれほど周りが騒がしくても、
事態は全て平安に向かっています。
それを生み出す責任を自分自身が担っています。
男女の和合が平安を生みます。
心のレベルだけをいうのではなく、
実際の営みを言っているのです。
宗教が男女の営みを霊性から遠ざけました。
男女の営みを霊性の極みに取り戻すこと。
その伏線が男根と陰部と出産という初夢に現れました。

これから人の心は大きく成長していきます。
自分の心に平安がなければ、
社会が平安にならないと多くの人が知ったので、
それに向かう覚悟をもったからです。

13日に栂尾の明恵上人にご挨拶に伺うことができました。
長年の願いがやっと叶いました。
京都住いの尚子さんが運転を買って出てくれました。
観光客はほぼ他になく、
わたしたちだけの祈りと静寂の栂尾山でした。

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(明恵上人のご意志を感じます)

ところでわたしは「金洪寺」の夢をいただくと宣言しました。
夢の大切さを世に知らしめる種まきをするにはぴったりの夢です。
それにわたしは初夢通りそれをやり切る子供を出産中です。

「金洪寺と夢のエクスタシー」を記事にした目的はそこにあります。
この記事を読まれて、
このふたつの夢が自分の夢であったらと思われたら、
どうぞ遠慮なくご自分のものにされてください。
北条政子は妹から夢を反物で買いましたが、
夢を買うのにお代はいりません。
夢をもらってその通りに行動すれば良いだけです。



posted by 天の鳥船庵 at 09:45 | 夢の活用法

2018年02月10日

第6回夢療法家認定者研究会


夢療法家メンバー合作絵
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夢療法家の面々
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夢療法家認定者研究会も今日で6回目を迎えました。
今回はかなり急な開催でしたが、
それにもかかわらず4名が参加してくれました。

議題は企画書づくり。
メンバーのひとりが作成した企画書を討議しました。
当たり前ですが読んでいただける企画書を作成するには、
こちらの意図を熱意をもって伝えなくてはいけません。
それも先方に興味を持っていただける
イメージしやすいものである必要があるでしょう。
企画書づくりは自己PR考察となります。
当然セッションと同じ雰囲気になりましたが、
企画書作りという具体に取り組めるところまで認定者たちは前進しています。
それも先達のいない扉を開けるための企画書です。

その企画書の中のワークの一つとして、
講師も一緒に絵を楽しんでみました。
仲間とクレヨンで絵を描く心地よい時間も持てました。

次回は4月に開催予定とのことです。

posted by 天の鳥船庵 at 20:57 | グループセッション