画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2018年04月16日

夫婦和解の錬金術

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時に人は自分の夢とは思えないショッキングな夢を見ます。

衝撃を覚えるくらい、
吐き気を覚えるくらいなエキセントリックで、
受け入れ難い夢を見た受講生が、
慌てて講座に来て、
その夢を披露してくれました。

講座が終わって、その話し合いをどのように活かしたか。
その後日談を知らせてくれましたので、
彼女との往復メールをお目にかけましょう。
彼女の体験は個人的には衝撃だったでしょうが、
今の世の中多くの人が彼女と同じような問題を抱えていることでしょう。
その問題をどのように解決していくか、
夢が魂の成長を目的に示唆をくれたのです。
それをこの受講生は受け入れ、見事やってくれました。

これは、悪夢のような夢を見て、
それに震え、
どうしてこんなに気持ちの悪い夢を見るのか考えてもわからず、
クラスに来て現状と夢とを話しているうちに、
段々と夢が伝えるメッセージの大切なところがわかり、
それを実行したら、
夫婦の間に歩み寄りと理解が生じたというお話です。

現実ダブルインカムだった夫婦が子育て中、
夫の稼ぎだけで生活して来て、
体面を保ちたい夫は、
ここにきて少額ながらカードで借金をしたそうです。
それを知った夢主の妻は、
おそらく騒ぐ心を鎮め、
冷静にこれからの返済に対処すべく、
話し合いを持ったと思ったことでしょう。

そのあと見た夢が悪夢中の悪夢だったというわけです。
ここでは夢本体をお見せしませんが、
衝撃的な夢は「目を覚ませ!」というきつい愛情あふれるお叱りです。
「You can do it !」と言い換えてもいいでしょう。
「できるからやってごらんなさい」
そこで悪夢に立ち向かっていった夢主さんは、
結果自分のとった態度はハートからの解決法ではなかったと気付きました。

夢のメッセージを実行に移すと、
その結果はこちらが想像した以上のプレゼント攻勢に会います。
お試しあれ。



・受講生から講師とスーパーバイザーへ

講座の中で、「Wさんも◦◦万円の借金をしてみたら?」と言われ、
やっぱり私は真面目すぎるのだな、と思い
いつもなら、飲み込むように昼食をとって、電車に飛び乗って帰宅するところ
ゆっくり稲村ガ崎の住宅街をお散歩して、
つきやまさんでのんびり美味しい食事をいただいてから帰宅しました。

帰宅後、家の用事が終わってのんびりした時間に、
私のこれまでの、特に今回の態度について
私なりに丁寧に心を込めてお詫びし、感謝の言葉をかけました。
夫は、嬉しそうでした。
そして、家計の話し合いの場では、一言も発しなかった夫ですが、
夫の今後の家計や返済についての考えを話してくれました。

私のやろうとしていた方法は、
確かにどの方法よりも早く返済できることと思いますが、
それ以外のなにものでもなかったと気づきました。

夫は、利息がついて高く支払うことになってしまうけれど、
毎月の一定額の返済を滞らずにいれば、
私が仕事復帰した分で、貯金もしながら、
帰省や旅行も楽しめるのではないかと
返済と楽しむことの両方を同時にやりたいと言っていました。
カードも使わないし、
買いたいものは相談するということは約束してくれましたので
夫のやり方に、私も賛同して、乗り切ってゆこうと思います。

最初は分からなかった私の初夢、
自宅に虫がいて、男性と女性が虫を叩き殺したショックで
私が逃げ出し「助けて」と叫ぶ夢は、
今回のクラスで出した夢と
全く同じだということにも気づきました。

こころなしか、昨日の日曜日は、
久しぶりに私も夫も笑顔で会話もたくさんした気がします。
「夢のクラスから帰ってきて、
すぐ謝るなんて、
やっぱり真面目なんだよね」と夫に笑われましたが。


・講師から受講生への返答

良いお話本当にうれしい。
このままブログにアップしたいくらい。

どこにでもある夫婦の話が、
夢でお互いを癒し、
お互いをいたわり、
夫婦として難問を解決しながら自分たちも成長していく。
Wさんの夢に向き合う態度が素敵です。

あの夢のエキセントリックな夫の行動は、
お二人の立ち位置を代えて、
夫がしていることが自分のとった態度と見れば、
実際にWさんが常識と理性で対処しようとした方法は、
夫婦の問題を解決するという姿勢からは遠いものだったのでしょう。


・受講生から講師とスーパーバイザーへ

ご返信をありがとうございます。

もうひとつ、私が驚いたことがあります。

感情を溜め込みがちな夫は、
常々どこか体の具体が悪いのですが、
これまで、夫は症状ばかり意識して、
薬やマッサージで対処しています。

しかし今朝、
体の症状は心の何が原因になっているのか、が書かれている本を
自分で手にとって
(「自分を愛して!」リズ・ブルボー著 という本です)
とほほ!と笑っていました。

何か、彼の中でも変化があったように思います。

2018年がスピードの年ならば、その流れに乗って
どんどん女性として成長してゆきたいです。


・スーパーバイザーから受講生へ

クラスの中で「Wさんも◦◦万円の借金をしてみたら?」という意見も
目からウロコでしたが、
それをWさんがすぐに自分の為の贅沢な時間として使った発想も劇的でした。

暖かいお話しをありがとうございました。



posted by バンナイ at 20:16 | 夢の活用法

2018年04月15日

現在の天の鳥船庵夢療法家認定者をおしらせします。

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天の鳥船庵では、
1年間のクローズクラスの後、
夢療法家養成講座を設け、
半年の夢による面談実習を経て、
最終試験を行っています。
ここで優秀な成績を収めて初めて、
夢療法家として活躍できる下地が整ったと認定しています。
これまでの認定者は下記の通りです。

天の鳥船庵夢療法家認定者
・4期(2013/4~9)
1:うえだ央幸
・6期(2014/4~9)
1:西森友紀子
2:長谷川雅江
・7期(2014/10~2015/3)
1:石井優美
2:飯田佳恵 
・9期(2015/10-2016/3)
1:横山ちなぎ
・10期(2016/4-9)
1:小林純子
・11期(2016/10-2017/3)
1:長島静子
・13期(2017/10-2018/3)
1:野口尚子
2:堀口歩

以上10名のみなさんは、
よく勉強されて認定試験に合格するところまで来ました。
これは並大抵の努力でできるものではないと、
講師であるわたしも感嘆しています。
夢の勉強も長く、
またそれに負けない各個人の個性的な人生勉強があってのことです。

しかし、認定者はここがスタートラインです。
認定者にふさわしい日々をこれからは心していかなくてはなりません。

さて昨日認定者研究会第7回目の集まりを持ちました。
議題は前回と同じく数件の企画書作りでした。
新しいメンバーも交えて喧々諤々。
却下もあり、
将来性も見えるが、
まだこの世にない事案なので
これから練っていかなくてはならない企画が大方でした。

総じて前例のないことを世に送り出す作業は楽しいものです。

会議を終えて、
喧々諤々の興奮を覚まし、
気分を一新すべく、
絵画療法をやってみました。
創造と破壊のダイナミックな手法を用いて、
作り出したものを一旦手放し、
その経験をまた再生エネルギーに変えてみました。

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最後に出来上がったものは、
個としてまとまったものでしたが、
一瞬弱さや遠慮が見えて、
このワークで良かったのかと震えました。
しかし写真をとるために全員のを並べてみたところ、
思わず声を上げてしまいました。
みんなが揃ったことで、
一枚一枚が美しく輝いたのでした。
見る側の目線が次々に移って、
見ていて飽きないのです。

そこで改めて一枚一枚をじっくり鑑賞してみると、
絵に見える色の妙と静けさが動き出して、
誰の絵が特別浮き出るでもない、
全体として調和の中にあったのです。

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(この写真で雰囲気感じられるでしょうか?)

この作業があってそれまでの疲れは吹っ飛びました。

そこでわたしは、
今回の作業だけでは食い足りないから、
次回はもっとはちゃめちゃにやりたいなぁと思ったことでした。
この作業でわたし自身がエネルギーアップしたようです。


posted by バンナイ at 11:09 | グループセッション

2018年04月08日

花祭り

北鎌倉の浄智寺に
花祭りの今日お釈迦さまにご挨拶。

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ついでに本堂裏の妖艶な観音さまにご挨拶。

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ひっそり咲いているすみれの可愛いこと。

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日曜日でしたが人影まばらで。
帰って海に出てみると富士山の頂上に日が沈みそうでしたが。

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右にそれたようで。

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花祭りに甘茶をいただくことは子供の頃からの幸せのしるしです。

先ほどfacebookでメモがわりにと記事をアップしてみたのですが、
どうもやり方を間違えたようで。
やっぱりこちらの方が考えずに取り組めます。



posted by バンナイ at 21:07 | あれこれ

2018年04月01日

イースターと初夢の流れ

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今日は4月1日でエイプリフールです。
気の利いた嘘を言って、みんなを驚かせたいところですが。
いつも通りのいたって真面目な話をいたしましょう。

昨日はブルームーンの満月。
今日はグレゴリオ暦ではイースターだそうです。
毎年春分過ぎの最初の満月から数えて、
最初の日曜日がイースターと決められているそうです。
というわけで日曜の今日がイースター。
昨日が、3月21日の春分過ぎて最初の満月で、
今日はその最初の日曜日だからです。

イエスの復活をイースターと言います。
イースター・エッグでお祝いするのが決まりのようです。
この習慣はマグダラのマリアにその起源があるらしいと知りました。
キリストの昇天の後、マリアはローマ皇帝に赴き、
赤い卵を贈って「イエスが天に上げられた」ことを示したとのこと。
卵の象徴は、墓と、そこから抜け出す命のことです。

因みに人のために夢を見る事をインキュベーションと言います。
これは孵化を意味します。
神意を求めて篭る前と後とでは、
意識に雲泥の差があります。
復活と言えるほどの違いがあります。
神意を受け取ったとき、
問いかけの次元と違う内容を知るからです。
魂の再生とでも言えるのでしょうか。
夢の働きとはそうしたものです。
イースターの今日そんなことを思います。

日本では4月は新しい生活の始まりです。
学校も会社も新年度の始まりを迎えます。
元旦に新年の今年をスタートさせ、
目標を決め、目標に沿って具体案を絞ったり修正したり、
寒いうちは頭を使って新年を始動させました。
それが桜の花道を通るように、
現実界に打って出るときがきたのです。

さてそこで、わたしの初夢は早くも面白いことになってきました。
2月21日の記事わたしの初夢の続きです。

シンガーさんの子供を産むというのがわたしの初夢なのですが、
シンガーさんは「真我」であるばかりでなく、
ジューン・シンガーというユング派の分析家ではないかという話を、
親しい方から教えられ、
シンガー女史の「男女両性具有」という本を読み始めました。

これが今年の初夢ワークショップを開催した東京と京都の主題の流れと、
講師の出産とぴったり一致したように思えたのです。
東京では「金洪寺」で男性エネルギーが溢れること。
京都では夢による性交のエクスタシー体験。
そして私の「ジョー(誠)」くんの誕生。
これがシンガー女史の言う心の中の両性具有が成し遂げることだと、
初夢への理解が徐々に深まり、
それが先日の養成講座での認定試験問題へとつながっています。

これからの女性の仕事が魂の希求によるものであるとしたら、
それはどんなものかを考えるのが問題の骨子でしたが、
講師も受講生もそして社会全体も、
両性具有性をしっかり見据え、
その展望に立てる時を迎えているのでしょう。
とても面白い展開です。

この話は映画「君の名は。」の瀧と三葉にも重なり、
イザナギとイザナミの国生みの話にも重なり、
心の創造性が心の両性具有によって生み出されたとき、
安定した社会を生み出す仕事を女性は創りだせるのでしょう。

こう受け取ると初夢のシンガーさんは男性ではなく、
女性のシンガーさんでしたが、
わたしの中の両性具有性が子供を出産するとしたら、
とても面白いことです。
イザナギは黄泉の国から逃れたのち、
自分だけで国生みをしたのですから。

いつか近いうちにこの話を詳しくお知らせできると思いますが、
今日のところはこの辺で。


posted by バンナイ at 17:11 | 夢の活用法
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