[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2015年1月〜2023年2月 ]

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2020年01月29日

閉経後の女性の創造性を教える夢



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(坂内和則画)

閉経を迎える女性の夢です。
この閉経を人生の実りに向けて切り開けるかどうか、
ターニングポイントにいるのだろうと思います。

あまりに今年らしい夢なので、
夢主に許可をいただき記事にしています。
今年からはやりたいことをやりましょう。

2020年1月28日早朝のメールです。
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12月のクリスマス頃、生理がくる予定が来ず、
年末、
【床の血を白いタオルで拭き取っています。
その血がなぜか自分の生理の血だと分かっています。
白衣の女医さんが3人ほど現れて、
一人が「そろそろ生理が終わるようだ」と言います。】

今年48歳になるし、そういう時期ではあるものの、
夢で言われるなんて驚きました。

で、3週間以上生理がなかったのですが、
本当にこれで終了?もう少しありそうな気がする…と思っていたら、
生理が来た夢を見ました。
【ブルーの高機能っぽいナプキンを使っています。】

そして実際、その2日後に生理が来ました。
この時は驚いたというより、
「やっぱり」という感覚でした。

(夢主注:夢のブルーのナプキンは、
中央が丸く盛り上がっていて
中にブルーのゲル状のものが仕込まれているようで
見たことのないものです。
普段はオーガニックコットンの紙ナプキンを使っています。)

(著者注:【 】の中は夢本体です。)

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女性にとって初潮が始まってから閉経になるまで、
毎月やってくる身体のケアは、
心のケアとひとつです。

女性が女性としての身体を受け入れることは、
自分の霊性を扱う基本になります。
毎月の手当てをどんな気持ちで迎えられるか、
それが自分の霊性を育てる気概と直結しています。

時に月経の処理はうっとうしいものです。
自分が霊的存在だということを鬱陶しく思ってしまうのと同じです。

それが、「そろそろこの手入れも終わりになるかもしれない」と、
思うようになると、
女性の自分が愛おしく、
女性の身体とともにある自分を、
逆に受け入れやすくもなっていきます。
とはいえ、そこに更年期も入り、
一筋縄では言い表せない感情を抱えながらですから、
女性の身体を受け入れやすいとは言え、
心中複雑です。

それでも、当たり前だった毎月の身体の処理がなくなる前ごろから、
身体そのものに愛着を覚えるようになります。
それが女性の体を受け入れやすくなるという意味です。
これが「ではこれからどう生きていこうか」を考えさせる動機になります。

それが40代の後半です。
この夢主の年齢です。
このとき身体の中で、
クンダリーニが自然発生的に上昇します。
普通は7の7倍の年齢、
つまり49歳の頃に起こります。

注意深くいるとこのクンダリーニの上昇を体験できます。
活力が蘇り、
青春の頃のような渇きが満たされていくような感覚を覚えます。

夢に戻ってそこを見ましょう。

【床の血を白いタオルで拭き取っています】

「床」は生活の基盤を表します。
生活費のことなので、
多くは仕事に直結します。
「白いタオル」とは新規の掃除方法でしょうか。
夢主は「床」を新規のやり方で磨く必要があるのでしょう。
仕事への新たな取り組みを示唆しているようです。
月経血を拭き取っているのです。
「月経血」は第2チャクラの創造性を表します。

ひとには第2チャクラと第5チャクラの創造性があります。
第2チャクラは性による創造性、つまり子供を産むことです。
それを拭き取っているのですから、
第2チャクラの創造性は終わりということのようです。
この終わりの作業をちゃんとすれば、
新しい気分で床の上に立てます。
つまり新しい仕事のアイディアを産む準備が整う訳です。
それで、
【女医さんが「そろそろ生理が終わるようだ」と言います】

女医さんは3人います。
この3人が何を表すかと言えば、
身体と心と霊性(霊性を重んじた生き方)に対する
専門的知識を表していると受け取りました。

医療の専門家の言うことですから、
その通りにとりましょう。
この夢主が「まだだ」と思っているとしても、
遅かれ早かれその時は来ます。
どうしてそんなことを夢が言って来るかを言えば、
「閉経への準備をしなさい」と言う意味です。
月経血は第2チャクラの創造性ですが、
人間にはもうひとつ第5チャクラの創造性があります。

この夢の後、
【ブルーの高機能っぽいナプキンを使う】夢を見ます。

第2チャクラはオレンジ色ですが、
第5チャクラは青色です。

「ブルーのナプキン」はNGでしょう。
けれど「ブルー」が夢に出て来ました。
第5チャクラは喉の内分泌腺のことで、
自己表現を表します。
ですから「(高機能っぽい)ナプキン」を必要としません。

夢はからかいを交えて、
閉経後の創造性のあり方を考えるようにと誘っています。
という訳で、
この夢主の第5チャクラの創造性は仕事に関することだと想像できます。

クンダリーニの上昇を待って、
第2チャクラで創造性を発揮できると、
それが妊娠になります。
さらに生命エネルギーであるクンダリーニを第5チャクラまで上げて、
創造性を発揮できれば、
それは天職に成し得ます。

それへの示唆としてこの夢があります。

だから女医さんはそれへの準備を促すために、
「そろそろ生理が終わるようだ」と、
わざわざ夢のなかで言ってくれたのです。

わたし自身このクンダリーニの上昇を経て、
夢の仕事をしています。
女性が閉経後に希望を持って自身を世に問うなら、
それまでの人生とは全く違う創造性豊かな道を見つけられます。

夢がそのことをこれほどあっけらかんと伝えて来ていることに驚愕を覚えます。
これこそ夢の真骨頂。
夢は極め付きの勇気づけです。



posted by 天の鳥船庵 at 19:54 | 夢のメッセージの取り方

2020年01月24日

メッセージを予想するのが難しい2020年わたしの初夢


年末から年始にかけてとてもパワフルな夢を見続けています。
事案にゴーサインは出ているのですが、
細かな注意を受けているようで足踏み状態でいます。

何日も寝る前に新年の心構えを夢に尋ねました。

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12月28日には、「パソコン用のペンと太ももムチムチの赤ちゃんがしゃがんでいる」夢。
(パソコン作業の原稿書きにゴーサインと解釈しました。)
1月2日には、「ネギが足りない」夢。
(以後、根付きネギを土に埋め緑の部分も食べるようにいています。)
3日には、「ミントグリーンのセーターと白黒と赤の格子のスカート姿」の夢を見ました。
(信号機の青はいつのまにかミントグリーンになっているので、ここでもゴーサインと。)
そして4日に初夢を見たのです。
どうして初夢かというと印象深いパンチの効いた夢だからです。

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【場所はリトリートや講演を行う会場の控え室のような所。
少々雑然としているが明るくて綺麗。
片側全面ガラス窓のような造りなので陽が入る。
午前中の一仕事を終えて一休み。
一つの丸テーブルの上にお茶道具が置かれている。
いつも講座で使っている香蘭の急須がある。
これからコーヒーブレイク。
お茶請けにパイ生地を焼いて砂糖を振った焼き菓子。
雑然と並んだ椅子の一つに加山雄三が泰然と座っている。
彼のお持たせなのだろう。
遠くに日本エドガー・ケイシーセンターの光田秀氏の姿があり、
夫も近くにいる様子。
お菓子は遠慮するけれど、
コーヒーは少しいただこうと思う。】

去年の初夢もリトリート会場から話が始まりました。
仕事への姿勢を言われているのだと当たりをつけます。
だからと言って、
「今年中に加山雄三がわたしの仕事をバックアップしてくれる」
という予知夢だとは受け取りません。

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有名人が夢に登場してきたときは、
慎重を期さないと夢の意味が霧散霧消してしまいます。
加山雄三は歌手で作曲家。
映画全盛時代の俳優でもありかなりの有名人です。
こういうことに疎いわたしでもこの位は知っています。
そんな人がマイナーな夢の講座の控え室にいてくれるとは、
わたしの存在がちょっとは世に知られることを暗示しているのかもしれません。

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たとえどんなに小さな商売であっても、
一旦暖簾を出したら、
それは天下に自分を宣言したことです。
「有名人が来るところではありません」などと屁理屈をつけて断ることはありません。
そんな覚悟を迫られているのだと受け取るとちょっと引きます。
何が嫌かと言えば、自分のペースを崩されたくないのです。
忙しくしたくないのです。
これが擬装工作解除法の「移動」の部分です。
こうなると夢が「自分の勝手」に直面させるように作用していることがわかります。

この夢を先日の初夢1day ワークショップで披露しました。
すると親切にも湘南の名のあるケーキ屋さんのパイ菓子に似ていると、
現物を戴きました。
加山雄三とこのチーズパイはおしゃれで共通点が感じられます。
でもやっぱりバターとたっぷりのお砂糖のお菓子は戴けませんでした。
この夢の中でも考えたように、
遠慮せざるを得ません。

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そこで一旦の結論。
どなたが来訪されてもお相手させて戴きます。
いつも通り。
自分のやり方は変えることはしませんが。

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ところでわたしは初夢に今年の心構えを訊いたのでした。
「『坂内慶子の夢解読本』を書くための心構えを教えてください」と。
この夢がその質問にまっすぐ答えてくれたのなら、
世の多かたの要望とわたしが書きたいと思っていることに
差があるという注意かもしれません。
そこを埋める工夫が必要だというのでしょうか。
この4人のメンバーでお茶飲み話は工夫が必要です。

ちょっと気は重いけれど、
できない工夫ではありません。

夢に登場した香蘭の急須は、
今は亡き静岡の登山家が下さったものです。
この方が紹介して下さった古民家で都落ちをしている間、
ひたすら夢辞典の原稿を書き続けました。
あの時間が懐かしいです。

「坂内慶子の夢解読本」の原稿書き、やるしかありません。

きっと幸せな時間になるのだろうな〜。

で、結論。
「ここ(夢の場面)では軽く主導権を取って収めよう」

という訳で初夢がくれた今年の心構えは、
「原稿は気負わず自分のやり方を通す」となりました。

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posted by 天の鳥船庵 at 11:21 | 夢の活用法

2020年01月15日

2020年の初夢が伝えてきていること

13日に神宮前の聖なる館で「2020年初夢1day ワークショップ」を開きました。
出席者の全員の初夢がこれまで温めてきた事案にゴーサインが出ていました。
去年の「前進の前の下準備」や
「表舞台に出るまでの下働き」や
「これまでを俯瞰する」とはだいぶ違ってきました。

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「1day ワークショップ」なので、
夢の解き方を一通り「夢の絵の描画」と、
「キーワード」から「擬装工作解除法」までを瞬く間にこなし、
挙句に初夢に近いもう一つの夢まで解くところまで進ませることができました。
そしてさらに得たエネルギーでマンダラ絵も仕上げるという離れ業をやってのけました。

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並べた絵の中には「もう一つの絵」は含まれていません。
写真に撮りきれないと思って初夢の絵だけになっています。
夢の中で「バラバラになった自分の死体」を描いてくれた猛者がいます。
再生の前の死を体験できる栄誉を皆が共有できますように。

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ここでは一つ一つの解説はしませんが、
その雰囲気だけでもお伝えできればとここにお許しを得て公開します。

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posted by 天の鳥船庵 at 15:00 | 夢の活用法