
昨日見た夢です。
起きる直前でした。
【ふと振り返って見たら、
隣の家に救急車が止まっている。
視線を上げて上を見たら、
3階建てのモルタルアパートが火事で焼け焦げている。
すでに消火は終わって煙もなく救急車にも動きはない。
いつの間にか火事があって、
消火は終わり、けが人も出なかったということだと思う。】
嫌な夢を見たなと思いながら目を覚ましました。
目覚めの直前の夢なので、
メッセージ性は高いと判断せざるを得ません。
それに急を要しているはずです。
これは勘です。
火にはくれぐれも注意しよう。
まずは自分への戒めと、
夫にも念を押します。
それからじっくり夢を味わう作業に入りました。
目覚めた時のドキドキは段々に薄れたので、
冷静に夢の伝えてきたことを汲み取ろうとしました。
夢を見なかったことにだけはしないようにと心に言いきかせました。
これから心と身体のどちらかに「火事」があるのかもしれませんし。
夢に対峙できるようにと、
夢の安全なところを探します。
安心感は消火できていて延焼がないことです。
そこで隣の家とはどこなのかを考えました。
夢の場面からは昔の実家のお隣さんのようです。
全体的にはあまり心配はないようです。
という訳でこの夢は予知的なはたらきがあるのだろうとあたりをつけ、
これ以上は考えても無駄と、
身仕舞を整えてパソコンを開けました。
メールを見るとありました。
読んでじんわり怒りを覚えたのです。
「あら、わたし怒っているわ!」と思わせるメールでした。
身体が火事になる感覚が湧いてきました。
これこそチャンスとじっくり怒りの中に居続けることにしました。
目の前の文面に集中しながら、
自分の怒りを味わい続けるのは、
一種の快感です。
身体の暑さと
燃えたぎる感情と
霊的には断固とした意思を感じ続けるだけですから。
このとき怒りの中にいると、
自分の軸がじんわり断固としたものになっていくのを感じました。
何がどうであろうと、
わたしの言動は瞬時に下した結論で良いという確信です。
感じているうちに怒りは義憤で、
この義憤に対してわたしは強くなっていると自信が持てました。
私憤の怒りならこの感じはなく、
もっと混乱し萎縮しているでしょう。
夢の火事はこのことの確認なのだとわかりました。
そして今朝の夢です。
【Aさん(前夫)があっけらかんと女性を連れてくる。
カンカンに怒って彼女に出ていくように言うが無視される。
暴力に出ても、のらりくらり。
Aさんはわたしとの結婚生活に嫌気が差したので解消するつもり。
わたしはこれからひとりで生活していけるだろうかと考えている。】
この夢を思い出して、
昨日のことはあの対応で良かったと安心しました。
何故なら離婚後、
夢のなかの心配は全く無用に生きてこられたからです。
この夢の内容は全て現実ではありません。
以前の結婚生活について言葉にするのは難しいですが、
お互いに興味がなくなったというのが本当のところです。
ふたりの間に取り組むべき課題がなくなれば、
一緒に生活する意味がなくなります。
そこで結婚を解消し、
別々の道を行くことにしました。
ひとりになってもなんとかやってこられたし、
わたしには天職があります。
夢ではあり得ない場面を造って、
現実では心配は何もなかったのだから、
心配する必要はないと教えてくれているようなものです。
この夢の中では私憤の怒りを感じているのが面白いと思いました。
昨日は夢で義憤を感じて自分の核を強くしましたが、
今日の私憤は感じたところで益はないと教えてくれています。
夢で感じる感情が治癒力をもたらす話でした。
明日のオープンクラスに空席1つあります。
posted by 天の鳥船庵 at 12:26
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