
クローズクラス14期の最終日の18日(土)、
またまたオンライン講座となりました。
1ヶ月前の前回もオンライン講座を余儀なくされ、
慣れたとはいえ異常なことです。
当日横なぐりの雨は朝から夕方まで続きました。
ところが4時過ぎに地響きするほどの雷の後はあっという間に天気雨になり、
日の入を迎える頃からはうっすら茜色にさえなったのでした。
明けない夜はない。
一日中インキュベーションの夢の話をして来て、
夢への信頼度はますます増したのでした。
前回の3月21日、
インキュベーションの夢を見る宿題を出しました。
ターゲットは、夫の赴任地である中国に戻る受講生にしました。
春節後、コロナ騒動で足止めをくらい中国に戻れなかったこの受講生は、
やっと26日に戻れそうだと当日話してくれました。
わたしたちは彼女を通して心を一つにし、
この苦境を乗り切るために一丸となって夢を見たかったのです。
そのインキュベーションの夢の結果を18日話し合いました。
9人の夢はそれぞれに重みがあります。
しかしここで全ての夢を解説することはできません。
受講生に許可をいただいていませんし、
プライバシーもあります。
しかしこの緊急事態下にあって、
多くの人々にとって共通のアドバイスを見出し、
夢が提案するコロナ対策をほんの一部でも分かち合いたいと思いお話ししています。
さて夢は科学なので象徴の前に事実を伝えるものという見方が必要です。
しかし私たちの知恵はまだまだ夢の英知を受け取るには不十分で、
解読できない部分が多く残ります。
その辺をご承知おきください。
こんな夢がありました。
【脳の酸素が70%。15%減】。
つまり思考停止状態だということです。
ではどうする?
脳に酸素を送り込むには、深呼吸をする。
瞑想やヨガという話も出ましたが、
この夢の日常の場面からは、
「イライラしたら一拍置いて深呼吸」がメッセージと思います。
このターゲットの受講生が、
この2ヶ月あまりどれほど過酷な精神状態に置かれていたかを考えると、
納得できる数字です。
尚、「脳の酸素が70%」と「15%減」はイコールになりません。
この数値の幅に意味があるのかもしれません。
次に【飛行場に並んだ何台もの飛行機が
経験したこともないような強風にあおられ転がる中を、
バスに乗ってしっかりとこの風景を見届けている】夢。
この経済構造や価値観が破綻していく世情を、
この夢を見た受講生はまばたきもせず見届けようと覚悟を決めているのでしょう。
目をそらさず冷静でいることが安全を図れると夢は言いたいようです。
この夢を聞いた時に真っ先にイメージしたのは、
このコロナ騒動は一過性のものだということでした。
地球規模で荒れ狂ってもそれはいっときのことだと夢は伝えています。
この講座は1ヶ月に1回開くことにしているので、
インキュベーションの夢を見る期間はその方の都合となり、
期せずして夢を集めて見たら、
9人の夢が1ヶ月に渡っていました。
面白いことに、
これがターゲットの状況を時間を追って実況中継をしてくれたようです。
結果だけしかお話ししませんが、
ターゲットの方がまだ日本にいて、
中国に渡ったら隔離生活が始まると覚悟しながらも
心中穏やかでない時には、
食事上の注意の夢を。
そして次に、
出発直前で、航空券は取ったものの、
行くか、行くまいか、行くべきなのか、行くべきではないのか、
家族みんなにとってどうすることがベストなのかなど、
日々刻々と変わる任務地の情報を得ながら、
頭の中が混乱し、
「正解」がない決断をしなければならない時期に、
同期生が見てくれたのは、
【頭上に竜巻が起きて家やお鍋やフォーク・スプーンが舞っている】夢でした。
更に隔離施設での生活を余儀なくされている最中は千々に乱れる心中を表して、
【物言えない状態をスカーフで喉を保護している】夢がありました。
中国で家族が揃ってみると、
外は人々の差別意識が見えるようになったとのことでした。
夢の場面からは特殊な趣味嗜好が窺えましたが、
その裏には色々な考えを持っている人々がいることを知ることが大事と伝えているようでした。
さて、話し合った夢の中に、
【紫色の大きなトンボが部屋に入ってきたので、
捕まえて放そうとしたらギロッと睨んで人差し指をかんでくる】というのがありました。
トンボをコロナウイルスと考えると、
その正体の一端が見えてくるように思います。
先にも申し上げたように、
夢は科学ですが、
私たちの科学はまだ夢の真実に遠く及ばないのです。
そこで夢の真実と象徴を幅広く考える必要があります。
コロナウイルスは人造かもしれないし、
宇宙的存在かもしれません。
トンボを英語では dragonfly と言います。
ドラゴンでもあり、飛ぶ昆虫でもあります。
古来より日本では、トンボは害虫を捕食し、
前にしか進まないところから「不退転」の精神を表すものとして、
「勝ち虫」とも呼ばれ特に武士に喜ばました。
では西洋ではと調べてみましたが、
トンボに文化的な思い入れはないようでした。
そこでインディアンが作るトーテムポールのシンボルとして調べてみると、
「生活の変化」の象徴とみなしていたようです。
ドラゴンフライは自由で活動的なので、
力強さや「物事の移り変わり」の象徴とみなしたようです。
トンボの羽や目の構造もかなり生物としては完成度が高く、
トンボ自体は地球に長く同じ生体で生存しているようでした。
象徴は真実を説明できない時に心に浮かぶ面もあります。
ドラゴンは西洋の架空の動物です。
翼と爪を持ち火を吹く爬虫類で邪悪の象徴とされています。
夢主がトンボに人差し指を噛まれるのは、
人類がコロナに感染しウイルスが体内に入って、
抗体ができる課程を表わしていると思えます。
抗体検査も人差し指の腹から採血するようですし、
この辺の夢の流れは、
擬装工作解除法の劇化視覚化で考えるとよくわかると思います。
ちなみにトンボをドラゴンフライで考えるのも言葉遊びの類で、
これも劇化視覚化での捉え方です。
紫という色は、
PTSDと関わりのある色で情緒不安定を表します。
思いのままに生きたいという情熱(赤)と、
自制(青)心の間で葛藤を生むからです。
トンボのコロナが原因で情緒不安定を生みましたが、
それを見越してこの夢は隔離施設での最も不安定な時期の夢になっています。
夢では夢主はそれに果敢に挑みます。
挑むことによって紫は治癒の色に変わります。
これが夢の治癒力の働きです。
解説は不十分と思います。
しかしこの一連のコロナ騒動に合わせてインキュベーションをして、
受け取れたメッセージは、
「痛い思いをするけれど、
冷静な対処をすれば終息していくでしょう」ということのようです。
コロナウイルス騒動がひと段落した時、
今回のインキュベーションの夢を振り返れば、
更にその真実性が見えるようになっていると思います。
posted by 天の鳥船庵 at 07:13
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