
(坂内和則画)
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夢は、眠りにつくまでの、
心と体と生きる姿勢について、
あなたがどのように魂の願いを生きているかを吟味した、
その結果を伝えてきます。
いまはコロナと水害が日本を襲っています。
これに夢は何と言っているか、
誰しも興味があることと思います。
これだけの変化の時ですから、
誰の心も大きく揺れています。
集まってくる夢も平時とは違ってきました。
そんなお話を少ししたいのですが、
いまはまだはっきりと具体例を挙げて分析的な話をここではできません。
その理由は、
それぞれみなさんが自分の夢に立ち向かって、
自分でどんな男性性を生きているか理解してほしいからです。
ここでお話しできることは漠としていますが、
実際の夢は今までになく具体的です。
どう具体的かというと、
男性原理はこの先立ち行かないというはっきりした夢からの指摘です。
「女性性の時代」と言われて久しいですが、
その表現が直接的になってきました。
「この先男性性では立ち行かない」と、
あからさまとしか言えない語調です。
この「男性原理」の内容が具体的なのですが、
ここではその具体性を控えます。
個人個人にとって男性原理のステータスが違うからです。
ここで男性原理を表すステータスを特定してしまうと、
個人の理解が曇ってしまう恐れがあります。
コロナで私たちは、
「身近な人が病原菌を持っているかもしれない」という目で
見なくてはいけない経験をしています。
猜疑心こそ科学的であり、
互いの身を守る手立てです。
この極端な地の果てまで来る必要を生んだのが、
これまでのわたしたちの男性原理の生き方でした。
人を品定めし、競争すること勝つことが称賛の対象でした。
本来人を信じ人と仲良くし、
みんなで力を合わせていくもののはずでした。
競争社会を作ってきたわたしたちは、
コロナで心理的な意味を物理的に目に見える形で、
人との間の距離を空ける仕上げをしています。
極端の極みを今わたしたちは経験せざるを得ないところに来ています。
それを戻すための「この先男性性では立ち行かない」ではありません。
それを新たなフェーズに持っていくための、
「この先男性性では立ち行かない」なのです。
それで自分の夢からこの「この先男性性では立ち行かない」をどう読むかですが、
夢に登場した男性の言動を観察してください。
それを見るあなたは明らかに、「これでは創造性は見込めない」、
「こんなことしても事態が平和で発展的に成るはずはない」という思いに
行き着くでしょう。
そこでこれからが重要なのですが、
「この先男性性では立ち行かない」のなら、
「この先その反対の女性性を通せば良い」ということにはならないのです。
この「女性性」は今まで私たちが理解できなかった「女性性」です。
ですから「この先は立ち行かない男性性」を、
自分の夢からしっかり探り出してほしいのです。
自分の夢が言う、
自分の霊性をどう生きているかを、
自分がしっかり見極められれば、
これからの女性性のあり方をイメージできるように成るでしょう。
注意が必要なのは、
今の女性たちは、
「男性性に乗っ取られた女性」を生きているという自覚が持てるかどうかです。
これからは女性本来の真を生きる女性になるように、
共に考えましょう。