[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2015年1月〜2023年2月 ]

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2020年09月17日

コロナ禍以後を示す8歳小学2年生の力強い夢



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(夢主さんから顔出しOKをもらいましたが,
本人はまだ未成年なので口元をお花で隠しました。)

12日のオープンクラスに、
また新規の子供さんが夢の勉強に加わってくれました。

前もって母親が受講したいと知らせがあり、
ついでに、「娘も受講したいと言っています」と打診がありました。
受講料を娘さんの分も収めることで快諾しました。

娘さんは8歳の小学2年生です。
今回受講を希望したのは、
「夢の勉強をしたいからです」とはっきり理由を話してくれました。

この方の夢をここで分かち合いたいと思います。
普通、夢の全文をここでお話しすることは滅多にありませんが、
今回は「夢の得意な機能」を使える特異な夢なので、
全文を披露します。

この夢を読まれて、
意気に感じ自分の夢とされたい方は、
心の中でそのようにイメージし、
自分の夢としてこの夢のいう骨子を行動に移してください。

この夢は感動ものです。

夢を見た日:2020/7/15
夢本体:
【森に近い家にいて、
おじいちゃんになったパパと森に行く。
道が3つに分かれていて、
右と左がワナで、
まんなかが正解で、
森に行ったら、
おじいちゃんになったパパが走って森の中に行っちゃった。
おじいちゃんパパが森に迷ったら困っちゃうから、
急いでパパを探しに行ったけれど、
白いキリがあって見にくくて、
ママと妹とわたしと3人でさがしている間に、
おじいちゃんパパは3人がいないのに気づいて、
ベンチでまっていた。
「ここにさがしに来てくれるだろうと思った」とパパは言った。
朝からパパを急いで探して、
暗くなる前の夕方5時くらいに見つかって、
ちょっと一安心した。

家に帰って、
パパとママの顔にシワがあって、
おじいちゃんとおばあちゃんになった。】

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(右端が夢主の本人で、中央の母親よりも大きく描かれ、
左の妹は心持ち小さく描かれています)

「夢の得意な機能」とは、他人が見た夢でも、
それを気に入ったら自分の夢とすることで、
夢の恩寵を自分のものにできるということです。
これが「夢の得意な機能」です。

これを別の言い方で言うと、
夢主が夢を忘れ放っておいたのに、
その夢を知った他人が自分の夢として行動すれば、
この世でその夢の実(=現実化)は自分のものになるということです。
かつて北条政子が妹の夢を買って源頼朝の妻になったことは有名な話です。
政子は夢を買いましたが、
他人の夢を買う必要はありません。
夢を行動に移せば良いだけです。

この機能を頭の隅に置いて、
この夢の解説をお読みください。

この8歳の子供の夢には、
家族全員が日常と変わりなく登場しています。
これは、家族全員が彼女の心の中に生き生き生きていることです。
例えば、家族の中に大きな問題があり、
本人が家族の誰かと関わりたくない場合は、
こうはいかないでしょう。
夢で家族と交流できていることは、
とても大事なことで、
これが「コロナ禍以後を示す8歳小学2年生の力強い夢」と題した所以です。
遠くの何かではなく、
近くの人とのやりとりが最も霊性豊かで大事なことをこの夢は示しています。
それを、未来を作る子供の夢が保証しています。

次にこの夢の大事なところは、
ワナを見破ったことです。
「どうして真ん中の道を選んだのですか」と質問したら、
「右の道にも左の道にも上にロープが見えたからです」との答えでした。
ロープはワナだと解ったと言うのです。
道を選んだ時は父親と一緒だったとしても、
判断は自分でしたようです。

夢の中で彼女は自分の意志と判断で行くべき道を選んでいます。
彼女は冒険に出るのが好きなのだそうです。
土の中からいろいろなものを見つけ、
宝探しをしたりするのが好きだと言います。

コロナ騒ぎが始まるまで、
わたしたちはベルトコンベアーの上を歩くように、
法則性ある社会の道を疑いもなく歩いてきました。
自分の意思(意志)がどこにあるかを自分に問うこともなく生活をしてきました。
それで安全だったからです。
これは冒険ではありません。
単により安全な道を選んだだけです。
その安全がすぎて、
私たちは心の危機を知るためにコロナ禍を招き入れたようです。

けれどこれからはこの夢のように森を歩くことになります。
夢では、森は鉱脈を探すところです。
鉱脈には磨くべき才能の宝が埋まっています。
更に森は鎮守の森であり、
自分の中の神と直に繋がれるところです。

森は白い霧で覆われ視界が利きません。
「おじいちゃんになったパパ」とは、
父親を形容した言葉で、
彼女の父親は、これまでこの社会に順応力があり、
資本主義社会で生きる知恵を得て安心した生活を営むことができました。
そのパパはおじいちゃんになり、
社会への適応力と知恵は得ましたが、
その力を森では発揮できないことに気づき、
ジタバタせず、
娘たちの活躍を静かに待ちます。

【おじいちゃんパパは3人がいないのに気づいて、
ベンチでまっていた。
「ここにさがしに来てくれるだろうと思った」とパパは言った。】

と言うところは圧巻です。
この父親は8歳の娘の知恵を信じています。
森の冒険が始まったらジタバタせず、
これまでの自分の務めを果たしながら、
後のことは娘に任せようという気持ちのようです。

昔話にはよくおじいさんとおばあさんが出てきます。
「桃太郎」も「竹取物語」も「一寸法師」も
おじいさんとおばあさんに育てられます。
これは老成した魂の持ち主の男女がペアを組んで、
子供の教育にたずさわるということです。
そのような親であれば、
霊性を重んじた心豊かな人生を送る人を育て上げるでしょう。

おじいちゃんパパはこの老成した心を持つという示唆と思います。

わたしたち大人はこのコロナ禍の後、
子供の冒険に付き合える必要があるのではないでしょうか。
今までの社会は壊れました。
これからの社会はひとりひとりが自分の宝を探し、
それを磨いて役立てる社会に移行していきます。
彼女は森で迷った父親を朝から夕方5時まで探します。
彼女のほぼ一生を、
父親の安全を願い、
自分の才能探しの冒険をしながら過ごすのでしょう。

家族を大切に思えれば、
この冒険に危険はないようです。
父親は森で迷子になりますが,
母親はいつも彼女と一緒です。
女性性は常に生活に現実的です。
それがパパより遅くに
ママがおばあちゃんになる理由と思います。

最後はみんなで家に帰り一件落着です。
両親は老人になります。
夫婦共に老成した心を得るということです。
この一連の体験を昇華することによって。

この夢の希望に満ちた結末をどうぞみなさんも体験されますように。

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posted by 天の鳥船庵 at 10:10 | 夢の活用法

2020年09月10日

紫蘇の実とペパーミントとモロヘイヤとニラとかまきり


明後日12日のオープンクラスはオンラインです。
空席あります。
「夢の解き方講座」(26日と27日の午前中)も残席1名です。


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母屋の裏庭に階段式畑を作りました。
名ばかりの畑に紫蘇の実が。
未だ柔ですが。
その左はペパーミント。


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モロヘイヤは世話をしなくても食べ切れないほどよくできます。
うっかり野菜がないとき重宝です。


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かまきりがモロヘイヤを食べています。


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かまきりと目線は合ったのですが。



posted by 天の鳥船庵 at 11:25 | あれこれ