[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2015年1月〜2023年2月 ]

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2020年12月31日

2020年を閉じるにあたって



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(今朝の富士山)

今年は一年中自分の初夢を思い出しては、
自分に平静を言い聞かせてきました。
どれほど初夢に助けられたかしれません。

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(いただきものの啓翁桜)

思い返せば、
1月には受講生が夫の勤務先の中国に帰れず、
コロナ禍はあっという間に講座をオンラインに塗り替えてしまいました。
まずは受講生のお一人が招待してくれる形で、
講座自体をオンラインで繋げることができました。

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(鎌倉プリンスホテルの脇を通る江ノ電)

2月、3月になるとどこがどうと言うのではないけれど、
体調不良が続き、
その度に1月3日の
「ミントグリーンのセーターと白黒赤格子のスカート姿」の夢を思い出し、
自分を慰め鼓舞して難局を切り抜けてきた感があります。
緑には「約束された治癒力」と言う意味があります。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、
信号のミントグリーンには見るたびに励まされました。

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(夫が地の神さまにお礼を)

初夢は4日の「加山雄三が私の講演の陣中見舞いに来てくれる」だったのですが、
スター登場というような華々しい事件は起きませんでしたが、
私にはそれに匹敵する嬉しい言葉を受講生から聞かされました。

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(母家のお庭も)

その方曰く、
「もっと早く2、3年前に講座を受けたかったのだけれど、
決心がつかず今になりました」と。
私のブログ記事を読んでくださる方はそれほど多くありません。
それが悩みといえば悩みですが、
真剣に長く読んでくださる方もいらしたという事実は、
どれほど力になったでしょう。

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(裏山の神さまにも)

なんとか2020年も大晦日を迎えることができました。
地の神様にお礼の挨拶をすることもできました。
このブログ記事を読んでくださるみなさま、
ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

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posted by 天の鳥船庵 at 21:00 | 夢の活用法

2020年12月27日

29回目の結婚記念日


結婚記念日と言っても、
そのとき住んでいたマンションに近い区役所に、
ふたりで婚姻届を出した日を結婚した日と決めているだけのことです。

1991年12月27日は寒くどんよりした日でした。
区役所に訪れる人も少なく閑散としていました。
人違いかもしれませんが、
フジコ・ヘミングさんらしい独特の風貌をした女性が通りの向こうを歩いていました。
この近くにお住まいなのかしらとも思い、
彼女の強さを真似ようと思ったことを思い出します。

届けを済ませ、
下北沢の駅に向かう途中から雪が降り出し、
あっという間に牡丹雪が降り出しました。
仕方なく駅近くの喫茶店に飛び込んで、
雪が静まるのを待つことにしました。

喫茶店は通りに向けて窓ガラスが開いていて、
横並びに座れたので、
降りしきる大粒の雪を飽きるまで見続けることができました。
この牡丹雪がわたしたちふたりを、
祝福してくれているように思ったものです。
それから29年。
結婚記念日を祝うこともなく来ましたが、
今日は特別とうなぎ屋さんに行ってみました。

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これまで細々とふたりでなんとか助け合って生きてきました。

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今朝京都の知人から電話をもらえたのも私たちを祝ってのことのように思うのです。
(その方には預かり知らぬことですが)
都落ちをしたときに助けていただいた方の娘さんからです。

そんなこともあってちょっと感傷的になりました。

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今日は青空が美しい日でした。
これまで目の前のことだけをなんとかこなしてきただけですが、
雪が約束してくれる「豊穣」を、
確かにこの29年間の結婚で少しは得られたように思います。


posted by 天の鳥船庵 at 18:02 | あれこれ

2020年12月13日

女性の性体験 in Dream


1月16日(第3土曜日)のオープンクラスはリアルで開きます。
2月13日も開講予定ですが、
3月13日は休講します。
'21 初夢1day ワークショップ残席1名あります。


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女性にとっての夢の中の性行為の話です。
この話を早く書かなくてはと焦りながら年も押し迫ってきてしまいました。

どう説明して良いのか今も逡巡しています。
けれど逡巡している間はない。
この記事で救われる人がいるはずと、
重い腰をあげました。

2020年、大変な年になりました。
大方の人は私も含めて、
まさかウイルスの猛威に晒されるとは思いもよらなかったと思います。
予想もできなかったことで、
否応なく、
自分自身の内面に向かわざるを得ませんでした。

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良く耐えた。
良く反省できた。
良くぞここまで知恵を絞れた。

そう自分を慰めねぎらいたい人がこの時期いると思います。
この言葉を消さないでくださいね。
そんな女性が今夢の中でめくるめく歓喜の体験をしています。
「良くやった」という夢の神様からの労いの夢です。

相手は誰でも構いません。
夫や恋人ではなくて良いのです。
見知らぬ人。
親かもしれない。
大層な偉人かもしれない。
はたまた天使や神かもしれない。

女は夢の世界では娼婦という万人の男を愛す存在です。

夢の中でのエクスタシィ体験は、
良くやっているという神からのねぎらいの意味でもあり、
「そのようであり続けなさい」という、
愛の大きさを奨励している証でもあります。

夢で性行為を体験している女性が、
この世で誰彼構わずお床入りするとは考えられません。
むしろそういうことに興味のない人たちです。

何故、急いでこの記事を公にしなくてはと思ったかというと、
夢で性行為を体験できる本当をしっかり理解し、
自己受容を明確にすることで、
さらに自分の愛を光輝かせることができるということの、
サインとして使って欲しいのです。
多くの人が疲弊しているその中で、
夢を誤解し余計な心配をしないで欲しいのです。

恐らく夢を知らない人は、
こういう大切な夢をくだらない夢と思い、
夢を疎(うと)んじ、蔑(さげす)むかもしれません。
そんなことにならないようにと舌足らずの文章を書いています。

もっともっとお知らせしなければならないことはたくさんありますが、
今日のところはここまでに。

とはいえ、もうひとつ。
悪夢を大切にしてください。
悪夢こそ挑戦できる大切なメッセージがあります。
悪夢の前で立ち止まり、
悪夢の本当の優しさ勇気づけを知ってください。
いまこのとき、それが役に立つはずです。

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posted by 天の鳥船庵 at 10:55 | 夢の活用法