
(ご近所さんが丹精込めて育てたお花を持ってきてくれました)
愛知ソニアさんの記事をよく拝見しています。
連載「イナンナが語る ニビル星人アヌ一族の物語」
「3月のエネルギーライブ配信のお知らせ」に、
夢日記をつけましょうという話をされていました。
夢で知る過去生が癒しをもたらすという話です。
ソニアさんを直接存じ上げませんが、
この方のおっしゃる通り、
いま過去生の夢が癒しをもたらしているというのは本当です。
そこで今回はそのことをお話ししましょう。
いまこの時コロナ禍の下、
個々の過去生の夢の癒しは重要な意味を持っています。

この世には時間という条件があります。
この条件を味方にわたしたちは、
自分の霊性を磨くために暗黒の時代を何度も転生してきました。
その最たる記憶が過去生にあり、
その過去生を夢に見ることで、
自分の暗部を浮かび上がらせ、
その存在を知ることになります。
転生をしている記憶は通常はありません。
かろうじて夢で他の人生が自分にあったらしいと分かります。
過去生を安易に知ると、
準備ができていない心には負担になります。
夢で過去生を知ることのできた人は、
その過去生を承認する力があるという証明です。
ですから悲惨な過去生を知ったからと言って、
心が騒いで収拾がつかないということはありません。
多く過去生は夢を見て、
心は静かになっていきます。
もし心が騒ぐようであれば、
ダークサイドが自分の心の中にあるとはっきりダークサイドが言ってくるわけです。
「自分にもこんな面があるんだ」とホッとしてください。
ホッとできますから。
自分が聖人君主ではないと分かれば、
普通の人間としてホッとします。
本当のところ魂に上下はあり得ませんから。
ダークサイドはそんな部分を認めてくれただけで、
あなたの愛に区別がないことを理解し、
ダークサイドはあなたの心の中で安心してい続けることができます。
心の安定のためにダークサイドは必要だからです。
何故って、時に憤慨すること怒りを覚えること怠惰でいることも、
OKだとあなたが理解できれば、
あなたの心は安心して、
ライトサイドとダークサイドのバランスを取ることで、
心の成長に励めるからです。
これが言うところの陰陽です。
こうなることでダークサイドはあなたの支配下に留まり、
ダークサイドがあなたを振り回すことはなくなります。
このために過去生の死に際の記憶が必要になります。
それが過去生の夢になります。
とてもドラマティックな夢のはずです。
しかし重要なことは、
夢に意識を当てることです。
ないものにしてしまうとせっかくの夢の癒しも効力が薄まります。
大切な心の陰部と陽部を認める意識の光が必要です。
この意識の光があなたを無条件の愛の人として育ててくれるからです。
繰り返すと、
いま、どなたの人生でも夢が果たす役割が大きく確かなものになっています。
特に時代の違う夢を見たらそれを思い出し、
反芻してください。
心の中で反芻すると意識の光が自分の魂の行程に理解と受容を起こします。
つまり、自分の人生を納得し受け入れることができます。
すると誰かを裁いたり、
自分を嫌ったりする状態から抜け出ています。
夢で見た過去生が苦渋に満ちたものかもしれません。
いじめられている過去生かもしれません。
たとえそれが堪え難い過去生であったとしても、
たかが夢です。
あなたの心はその苦渋に耐えられます。
耐えられるばかりか、
苦労を俯瞰する余裕が生まれます。
わたしたちは何千年も闇夜の時代を生きてきました。
その道程を受け入れることができる人類になっているので、
いまコロナ禍の真っ最中です。
今を生きる恩寵がここにあります。
時代の違う夢を見たら、
これまでの自分の魂の遍歴を裁くことなく受け入れられるのです。
ぜひ意識してみてください。

(我が家の夏みかんはリスと小鳥たちの食事場となってしまいました。)