[ 天の鳥船庵だより ブログアーカイブ・2015年1月〜2023年2月 ]

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2022年09月22日

天の鳥船庵夢療法家養成講座は20期をもって終了にします。



10月8日のオープンクラスに空席あります。

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(右側は石川千佳子講師です。)


9月17日(土)は養成講座20期の3回目で、
石川千佳子講師にカウンセリングの指導をしていただく回でした。
彼女の軽妙闊達にして深みある言葉に、
誰もが初対面にして千佳子講師のファンになります。
時には、本講座の講師を差し置いて、
毎回千佳子講師に講義を受けたいと言う意見が出るほどでした。


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(千佳子講師のお人柄がよく出ている写真と思います。)

夢の勉強の最終仕上げとして設けた養成講座ですが、
今期をもって終了とすることにしました。
次期講座に予約を入れてくださっている方々には申し訳ありません。
この講座の代わりの講座を考えたいところですが、
いまのところは白紙です。


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(持ち寄った資料を検討中)

養成講座を辞めた理由は、
養成講座のカリキュラムが講師にハードになってきたからです。
自信もあり自慢の講座ですが、
このままの形を続けるのは、
却ってこの講座への執着さえ生まれかねないとも思いました。
また時代は大きく変わっています。
オンライン講座の手応えもこの講座を終える決意の後押しとなりました。
それだけ夢を大事にする人が増えたことと、
自己理解が進んでいると感心できたからです。

通信講座とオンライン講座は続けます。
夢にご興味のある方は世界のどこにいてもご連絡ください。
夢の確かさを知って、
自分独自の人生を作っていきましょう。


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(最後は軽くみんなで食事をしました。)








posted by 天の鳥船庵 at 14:48 | あれこれ

2022年09月07日

予知夢は確かだけれども



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(名前がわかりません)

夢の意味を知りたいと熱い思いを持って人が訪ねてくれます。
それはとてもうれしいことですが、
中には、「わたしの夢からわたしの才能を教えてください」、
「わたしがこれからどうしたら良いのか教えてください」と迫ってきます。

この方達の頭には、
ケイシーの有名な、
「人生で起こることは予め夢で知らされる」という言葉を、
自分流に解釈して仰っているのだなと分かりますが、
これには条件があります。

早い話が、
才能の在り処を夢が教えてくれることはまずありません。
それにどう生きたらいいかについて夢が具体的に指図してくることはまずありません。
これにもいろいろ説明しなくてはいけない条件はありますが、
取り敢えず、ここでは夢は霊性への示唆であり、
夢占いとしては扱っていないことをお知らせしています。
しかし多くの人は、夢は占いの一種だと思っているので、
指図をしてくるのが夢だと思っているようです。
その結果、「わたしは夢に多くを期待しすぎたようです」と離れていきます。


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(主屋の北側に 水引とは違います)


夢はまず、自分が取り組むべき課題から逃げていることを指摘してきます。
何故なら、自分がやるべきことから逃げていると気付いていないからです。
実は何となく気づいていながら見ようとしないと言った方が正しいでしょうか。
ここで自分に向き合う準備のできている方にとっては、
夢のメッセージが価値あるものと分かってきます。
夢は避けていることを指摘してきますが、
行動しろとは言ってきません。
やるやらないは自分で考え自分で行動するように促してきます。
それが自由意志です。
この考える力を削ぐようなことを夢は言ってきません。

反対に準備のできていない方は、
やたら欠点をあげつらってダメ出しをしてくるのが夢だと
受け取らざるを得ない経験をします。
夢の配慮や夢の奥深い優しさを理解できるようになるには、
ある程度夢との対話を経験する時間が必要です。
それまでは下手に夢に触らない方が穏当かもしれません。


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(ホトトギスです)

今回お話ししたい夢は、
予知夢であり、
現状認識の夢であり、
願望充足の夢であり、
そして異次元通信の夢と分類できるものです。
地球はいまアセンション中です。
わたしたちの夢意識はどこまでその意識を拡大し、
この宇宙の叡智を受け取れるでしょうか。
そんな話になります。


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夢本体:
【散歩をしていると古民家のような古い家に出る。
その縁側には老人夫婦が寛いでいるのが見える。
この人たちは自分たちの祖先だろうか、
それとも自分たち夫婦の未来の姿だろうかと思いながら、
2人の灰色の髪が美しいなと思いホッとしている。】

夢主さんにこの夢を公にする許可をいただいていないので、
わたしの記憶を頼りに書きました。
この夢自体にプライバシーが感じられないといえば嘘になりますが、
それ以上にこの夢が多くの人を励ましてくれる要素があり、
それ以上に、
これは誰の夢とは特定できないほど今の世に普遍的な夢と思います。
それでこの夢をお借りして、
夢の本当をお知らせします。

夢の中で最後にこの夢主はホッとしています。
この夢を見てホッとしたい心境なのだなと夢の専門家は思います。
意地悪い言い方をすれば、
現状はホッとできないのです。
この経済社会でコロナ禍が3年続いています。
ホッとしたいけれどホッとできないのは多くの人の現状です。
その意味でこの夢は現状認識の夢です。
変な言い方ですが、「ホッとしたい」状態が現状だということです。

持って回った言い方ですが、
「ホッとしたい」状態をこの夢で叶えてもいるので、
この夢は願望充足の夢です。
夢主は「わたしたち夫婦の未来の姿だったらいいな」と思いながら、
老夫婦の姿を見ている訳ですから、
その老夫婦に願望を実現させていることになります。
願望充足の夢とは、
日頃こうなったらいいなということを夢の中で実現してしまうことです。
これはつまり、
実現するのは難しいだろうという疑いが夢に現れたことでもあります。
それを夢が受けて、
「自分で実現しなさいね」というメッセージを送ってきています。
あなたが望むなら、
あなた方夫婦が共白髪まで添い遂げることはできます。
夢はそのように夢主を鼓舞しています。
これが予知夢ということです。
予知夢全てがこういう意味になるというわけではありませんが、
あなたが望むなら、これを予知夢にできるということになります。

最後に「異次元通信の夢」という部分をお話ししましょう。
この夢主は老夫婦を先祖の誰かかも知れないと思っています。
先祖かも知れないし、先祖でないかも知れないという話ではなく、
先祖である可能性を考えた方が合理的だし、
真理に近いと思いませんか。

夢は輪廻転生をはっきり言っています。
現生で縁のある人は過去生でも縁があり、
家族は多くグループで転生してきますから、
祖先の誰かが自分の過去生であることも不思議ではありません。
だからこの夢の中の見知らぬ老夫婦が未来の自分たちであると同時に、
過去生の自分たちである可能性があります。
そこでこの夢は自分の過去生と通信をしているとも考えられます。
つまりこれが異次元通信のひとつのあり方です。
これには目的があり、
この老夫婦が夢に現れた目的は、
「過去私たちが生きていたときやり終えなかった課題を、
今あなたたちに託すからやり遂げてほしい」
という願いが込められています。
これは先祖の希望でもあり、
共に努力をしましょうという応援歌でもあります。

地球がアセンション中で次元上昇している感覚は、
この種の夢で確認できるように思います。
この夢は現在にいながら過去と未来を同時に見ることができ、
その現在を穏やかでいることで、
過去と未来を変えられる確信を得ます。
次元上昇は時間の感覚を現在に集中させるはたらきをしています。


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(あまりに楚々としているので咲き初めに気付きませんでした)






posted by 天の鳥船庵 at 13:48 | 夢のメッセージの取り方

2022年09月01日

夢療法リトリート@八ヶ岳



天の鳥船庵夢療法通信講座の添削講師
石井優美さんと野口尚子さんと山アゆか裡さんの3人が

「夢療法リトリート@八ヶ岳」
https://ameblo.jp/y-sleepingbeauty/entry-12761515553.html

https://www.facebook.com/events/1500550677110536/?ref=newsfeed

を、来る10月1日と2日に開催します。

この3名の内、石井優美さんと野口尚子さんは
天の鳥船庵通信講座の添削講師を4年の長きに渡って務めてくれています。
山アゆか裡さんもこの半年鍼灸治療者として東洋医学からの視点を生かしながら、
添削講師を務めてくれています。

添削講師の作業は、
毎月一回受講者から送られてくるレポートを添削していく
気の抜けない繊細な作業です。
これは文字だけの一発勝負のような夢解析であり、
正確さを求められ、
そこに自分の身を置ける添削講師としての度量と、
夢への信頼が無ければ務まりません。
1人の受講者の夢が伝えてくる正確さを
毎月毎月追っていく作業は、
夢の霊学を身をもって教えていただいている気さえします。

この作業を奉仕の精神で取り組んでいてくださるお三方が集って開くリトリートです。
夢の飛び抜けて的を射たアドバイスを知るチャンスです。
どうぞこれを機会にお役立てください。


posted by 天の鳥船庵 at 07:29 | あれこれ