画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2018年09月05日

「地滑り」があったと思ったら「竜巻」の夢に襲われる


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地滑りの夢を見たのだそうです。
それも自分がいる建物ごとごっそり地滑りするのだそうです。
こういうときどうされます?

わたしもまだ夢に取り掛かったばかりの頃は、
地滑りなんてやり過ごしていたかなと思います。
「縁起でもない!」という気持ちと、
そんなこと起こるわけもない、と。
地滑りの夢を見たら必ず地滑りは起こります。
なんて言っても夢は、
「このままいったら地滑りだ」と知らせたいのですから。
いえ、「この先は地滑りが起きる」と伝えて、
あたかも地滑りが起きたらその方がめっけものと言わんばかり。
実は夢はそれが目的です。

一瞬悪夢に思える地滑り(の夢)も、
なぜ地滑りが起きるのかを仔細に検討すれば、
その夢の気遣いがよくわかります。

わたしたちはとかく変化を嫌います。
毎日が平穏であって欲しいのです。
だから地滑りは嫌なのです。
しかし元々わたしたちは変化を味方にして、
成長を期待する霊的存在です。

平穏は成長をもたらしません。

そこでこの地滑りの夢を見た人は、
ここは変化を受け入れる踏ん張り時と覚悟して、
相談してきたという訳です。
潔い心がけです。

なぜ踏ん張りどきと思ったかといえば、
つい最近プロジェクトを立ち上げたのだそうです。
そのメンバーと一緒の建物が地滑りにあうのです。
そうなるとこのプロジェクトお先真っ暗と思いたくなります。
さてそこで、
この地滑りの夢で、
このプロジェクトはお釈迦と早合点しないでくださいね。
夢は必ず反省点を指摘してきます。
お釈迦と受け取ってしまえば、
そこでおしまいです。
気が合わない仲間だったのだと早急な結論に走って、
明確な振り返りをしないで済ませてしまいます。
反省点をこの夢から引き出さないと、
夢を見た甲斐がありません。

こういう時は厳に「地滑り」だけを考えます。
地滑りの象徴的意味は、
「自分の立っている地盤そのものが崩れ去る」ということです。

それは、自分の信念信条がこの先は役に立たないという知らせです。
「自分の信念信条って?何?」と思いますよね。
例えば、人に会ったらにっこり挨拶をするとか、
自分の家の前の雑草は抜いて道路を綺麗にするとか。
こと改めて常識とも思わない自分の中のルールです。
知った人が知らん顔して挨拶もせず通り抜けていったらどう思います?
家の前の雑草をそのままにする地位ある人に出会ったら、
その人の常識を疑い人格を疑います。
挨拶はするけど、
内心あの人はこのことに自覚はあるのだろうかと思ってしまいます。
その人にはその人特有の常識や信念があり、
事情もあるでしょう。
それをおいて自分の常識を事に当てはめると、
二人の間に疑心暗鬼は生まれても、
理解は生まれません。

地滑りの夢を見た人に戻ると、
プロジェクトを立ち上げて活動に着手すると、
メンバーの行動にびっくりして、
どう考えたら良いのか分からない状態になったようです。
自分には当たり前が相手にとっては当たり前ではないのです。
こういう時、とかく私たちは自分の常識を振りかざしたくなります。
そして相手に非を見る間違いを犯します。
私は正しく、相手が悪いのだと。
これだと地滑りの夢を見た意味がなくなります。
夢がいうのは、これは地滑りなんだという知らせです。
自分の常識や信念信条と相手のそれとは違うのです。
それを常識がないと断じるのではなく、
これまでの自分の土壌(=事物が生成・発展する基盤のたとえ)や立ち位置を、
頼りにするのではなく、
このプロジェクトを発展させるには、
自分自らが、
考え方や処理の仕方を全く新しいものに変えていく必要があるというのが、
地滑りの夢です。

相手の考え方や思考回路を承知して、
根気よく話し合って改善するべきを改善したらどうかというのです。
これが、これまでの土壌は使い物にならない。
新しい考え方、信念信条に変えていってはどうかと、
提案しているのが地滑りの夢です。

さて、そこまでわかって、
仲間と密に話し合って誤解を解き理解を深めあう
この地滑りの夢の恩恵を実践できたら、
ほど無くしてこの夢主さん
竜巻の夢を見たのだそうです。
一難去ってまた一難。

バスに乗っていて、窓から竜巻が迫ってくるのを見、
その竜巻がバスの右側を通って、
後ろに回り込んだと思ったら、
竜巻は消えたのだそうです。

バスはそれなりに小さい社会的グループの中の折り合い。
この小さなプロジェクトグループは、
バスの乗客になれたのですから、
形ばかりとしても出発できたという証です。
或いは、夢主のプロジェクトは、
この活動に社会的承認が得られたと受け取ってはどうでしょうか。

と、そこで、風向きが急に変わって、
身の危険を覚えるまでの旋風に見舞われるという事でしょうか。
プロジェクトを立ち上げ、
世間の知られるところとなれば、
その分野に興味のある人たちは、
「なになに?!」と覗き込んだり、
「あそこでこんなことをしているようだけど」と噂の種になったり、
「あちらとこちらの特徴はいかが?」と、
同じような業者を比較して見たり。
それがこちらの予想をはるかに超えて、
一時は噂が噂を呼びひと騒動でも始まりそうな気配だったのに、
あっという間に沈静化。
これが夢の竜巻です。

そんな世間の世評は、
恐れるものでも、騒ぐほどのことでもありません。

と、このふたつの夢の流れは教えたいのでしょう。

慌てず騒がず。

はて、ではこちらとしてはどうすべきか?
その芯のところを夢は問いかけています。


posted by バンナイ at 09:59 | 夢の活用法
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