画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite
天の鳥船庵だより

2018年12月03日

夢に登場する道が腸の状態を知らせる


DSC00126.jpg
(坂内和則画)

「夢の道が腸の状態を知らせてくる」と信じられますか。
大抵の人はびっくりされると思うのですが、本当です。
夢では「道は腸」と読める場合が多いので、
腸の状態は、
よほど健康に影響が大きいのだと受け取らざるを得ないほどです。

夢は真実からきます。
真実は科学です。
だから夢ひとつで、
そのときの霊性のあり方から心のあり方に身体の状態まで、
見事に映し出してくれます。
夢が科学で真実だから読めることです。
つまり、body mind & spirit を一つの夢で揺るぎなく知ることができます。

今回は「道が腸の状態を知らせてくる」夢の話をしましょう。
この腸の状態と
感情を伴う心理状態と
精神性霊性の状態とを、
どのように読んでいくかを
夢の事例でお話ししましょう。


夢1「境内の道に沼がある」
夢本体【お寺の境内の薄暗い裏道を歩いている。
ふと足元を見るとそこは沼になっている。
その先はまた道が続いている。】

これを映画「ミクロの決死隊」(原題: Fantastic Voyage)の
ミクロになった隊員(=夢主)が潜航艇から見た映像と想像したら、
面白いと思いませんか。
夢を見ている人が自分の体の中を探検しているのと同じです。
この構図を、
人体の道状(=長くて細い)を形成するものに重ねると大腸になります。
境内のお寺を囲んでぐるりと道ができているのと同じです。
それが、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸です。
お寺はさしづめ脳になります。
腸は脳からの指令を待たず自分で判断し活動するそうで、
「第二の脳」と呼ばれています。
夢の場面を仔細に思い返せば、
大腸のどの辺に障りがあるのかわかるはずです。
障りの場所のお掃除が行き届いていないのでしょう。
境内は常に掃除が行き届いているのが当たり前。
行き届いていれば健康な便を排出できます。
しかし道の途中に沼ですから、
掃除は行き届いていないのです。
沼状とはつまり下痢と便秘の繰り返しなのだと思います。
夢主はぷっくりした人でした。
なかなか人生を前向きに考えるのが難しそうでした。

夢2「災害のなか知人の車に乗って避難のつもり」
【夫と二人外出先で、どうやら災害らしく避難しないといけない。
知人の男性が運転する車に乗せてもらうが、
緩やかな道ではなく急坂を走るので不安。
夫に言うと、「重いから大丈夫」と。
民宿があって海産物のお土産が並んでいる。
その民宿のおばさんは災害だから仕方なく客でもない私たちを入れてくれる。
私の周りはりんごだらけの映像が見える。】

夢の最後に「りんご」が出てくるので、
思わずリンゴダイエットを勧めましたが、
聞き入れてはもらえませんでした。
実際便秘がひどいのだそうです。
便秘は、なんとかしないといけないので、
夢では災害なのです。
夢は避難を勧めています。
便秘から出ないといけません。
しかしこの夢主と夫も、
便秘なんて放っておいても大丈夫ぐらいに考えているようです。
「重いから大丈夫」なんてなんの解決策にもならないのに。
体の細胞からしたら、大変なのにです。
その辺の意識の違いがこの夢に表れています。

海産物のお土産屋のおばさんが、
仕方なく一時避難を受け入れてくれるという、
この場面がとても科学的と思いませんか。
海産物の昆布は水溶性の植物繊維ですから、
便を緩くするのを助けてくれるでしょう。
でもそれだけではこの夢主の便秘改善は不十分では無いでしょうか。
なにせ「急坂」なのです。
急坂は横行結腸がゆるいことを表します。 
この方の便秘は大腸の運動機能低下と緊張で起きているようです。

リンゴダイエットと洗腸は拒否されましたが、
海藻類摂取は考えるでしょう。
それだけでも夢を話し合った甲斐はあると思っています。
とはいえそれだけで便秘が改善されるとは思いませんが。

夢3「急坂を二回も上り下り」
【道路汚い。薄暗い。バイトの男数名がゴミを拾いきれいにしている。
バイトの中にも適当にしている人がいて差がある。
次に、道路。ものすごい急勾配の坂。
車の中にいるわたし。運転は別の人。
登ったと思ったら今度は急坂を下る。
登る下るを2往復する。上り坂が長い。
こんなに急で長くなくてもと思う。
道路の脇に桜の花が咲いている。
場面変わって。母がソーメンを茹でている。
わたしが「ソーメン○○」と言っている。
「ソーメン○○」が思い出せない。】

「夢の道路は(大)腸」と知っていれば、
この道の2回の急坂が、
横行結腸の緩みを伝えていると想像できると思います。
そして道路は汚いのです。
これは排泄がうまくいっていないことです。
バイトが適当な掃除をしているというのも、
マンガチックで面白い表現です。
この「適当」は食事内容のことでしょう。
掃除のはたらきをする食物繊維摂取にこの夢主は思い及ばないようです。
夢1も薄暗かったけれど、夢3も「薄暗い」。
これは腸全体に活気がないということを表します。
エネルギーは光です。
従ってエネルギー不足で暗く腸の機能低下が考えられます。
またこの機能低下は婦人科疾患も関係しているらしいことが、
母親の登場で予測されます。
ソーメンが象徴として、
炭水化物に偏った母と娘の生き方の傾向がここで読めます。

炭水化物過多は、その場のエネルギーには有効ですが、
長期的持久力には欠けます。

さてこの夢で最も科学的と思えるところは、
「道路の脇に桜の花が咲いている」です。
桜は腸内フローラを思い起こさせます。
腸内はお花畑のように、
善玉菌と悪玉菌と日和見菌が咲き乱れているそうです。
ところがこの夢では、
桜が道路の脇にポツンポツンと咲いているのだそうです。
桜がどの菌を表しているのかまでは、
わたしにはわかりません。
確実なところは菌に偏りがあり、
多種多様ではないということです。



posted by バンナイ at 20:38 | 夢の活用法
  • (c) Kazunori Keiko Bannai All Rights Reserved
  • Home