画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2018年12月13日

男女兼用のトイレと天井の水漏れと同性同士のセックス


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(坂内和則画)

8日のオープンクラスでは、
いかに手っ取り早く夢からメッセージを引き出すかを習得すべく、
キーワード探しやってみました。

夢からメッセージを引き出す基本は、
夢から最も重要な象徴言語を拾うことです。
つまりキーワード(=象徴言語)を的確に拾うことができれば、
そのキーワードがメッセージに繋いでくれます。
ですから元来、夢辞典は必要ありません。
自分の夢から霊性を重んじた生き方を引き出すには、
夢の具体的なものの中に霊的指針を、
読み取れれば良いのです。

そこでオープンクラスでの具体的な象徴をお披露目しましょう。
まずは「男女兼用トイレ」の夢についてお話ししましょう。
夢では【会社のような所で仕事をしている。
男女兼用トイレに入って小用を足していると、
外を男女が通りがかって、
「誰か入っているわ」と声がするので、
「小なのですぐ終わります」と返事する。
再び仕事に戻って、
この会社の仕事はもうおしまいだと思っている。】

この40代女性の生き方を考えれば、
夢の「男女兼用トイレ」が、
男女雇用機会均等法(1985年制定、86年4月施行)に、
重ねることができます。
それほど男に伍してワーカーホリックまがいの働きをし、
結婚をし、子育て中の均等法の申し子の夢なのですから。

男女雇用機会均等法の正式名は、
「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」で、
募集・採用時における男女の均等取り扱い、
配置・昇進・教育訓練、福利厚生、
定年・退職・解雇などについて、
女性労働者であることを理由に、
男性労働者と差別的に取り扱うことを禁止した法律です。
更に2007年4月からは上記に加えて、
それまでの均等法から差別禁止法へと転換してきました。
ここにセクハラと授乳問題が入ってきます。
これは性差別を均等にするという法律では、立ち行かないので、
禁止としたわけですが、
これで性差別がなくなったということでもないのです。
古式ゆかしい性差別は均等法を勝ち取ったことで、
能力という点では男女に差がないことの証明の機会を
女性は獲得できたことになります。
これまでの差別を撤廃することで、
能力に差はないとわかったとしても、
男女の違いはなくならず、
ますます女性に、
女性としての人生の生き方を考えざるを得ない状況になったと、
この夢主は考えているようです。

今や均等法の傘の下で仕事をし、
結婚をし、
出産子育てをしてきた女性たちは、
その傘の破れ具合に戸惑っているようにわたしには見えます。
「この会社の仕事はもうおしまいだ」と、
夢主は夢の中で独白しています。
この独白は、
「もうこのお仕着せのような働き方生き方はお終いにしよう」という、
夢主ならではの強い決意を感じます。
わたしならトイレを使用中ドアを叩かれても、
「小なのですぐ終わります」と返事をしません。
黙ってドアをコンコン叩いて使用中だと知らせるでしょう。
この夢主さん、
「男女兼用トイレ」の夢から
現実社会の不如意に目を向けざるを得ませんでした。
その問題について、
なんらか社会に向けて発信をするでしょう。
夢は生もの。
「鉄は熱いうちに打て」です。

次は、「天井の水漏れ」の夢です。
この夢はすごく短い夢で、
「天井から水が漏れている」以外にめぼしい変化がない夢ですが、
それでも「コメの入っていない電気釜に水が垂れて、
ジュージューいっている」という夢です。
キーワードは天井の不具合です。
当日の出席者は電気釜を選びましたが、
そうするとコメが入っていないので、
食材がないことになります。
取り組むべき材料がないことになり、
天井の不具合よりメッセージ性が曖昧になります。

天井の不具合が霊性のどんなところを指摘しているかといえば、
自尊心の行き過ぎです。
自尊心の行き過ぎとはどういうことかといえば、
望みを叶えたい時、
その自分の望みを現実化する具体的な方法を考えられずに、
夢物語になってしまうことです。
この具体性がしっかりした天井です。
天井にほころびがあるとは、
具体性にほころびがあるのです。
天井は自分の身の丈を教えてくれるものです。
社会の規範や社会の基準に迎合するのではありません。
この世の条件や在り方を身につけるということです。
それが自分の上にしっかりした天井を張ることになり、
健全な自尊心を育て守ることになります。
健全な自尊心を持って動けば、やがて恋人に出会うでしょう。
この世にあなたの理想的人間関係を作れるでしょう。

恋人が欲しい、結婚したいという望みを持った時、
自分の社会的条件や社会が下す評価を視野の中に入れる必要があります。
これがないとシンデレラシンドロームの依存型願望になるだけで、
いつまでたっても望みが叶うことはありません。
まさにキーワードひとつで夢全体のメッセージが見えてきます。

最後の、「同性同士のセックス」の夢は、
このキーワードひとつだけで夢のメッセージは明白です。
夢自体は長々場面が続いても、
メッセージはシンプルです。
セックスの意味は相手の長所を自分のものとして行動することだけだからです。
夢に取り組む場合、
セックスだけはこの世の常識とは違った解釈をします。
それほどわたしたちはセックスの本当を知らないのかもしれません。
この夢主が言うには、相手は包容力を持っているのだそうです。
女性が持つ包容力・受容性・寛容さを周りの人々に示しなさい。
これが今の夢主にとって最優先事項なのです。
夢の伝えたいことはこのことだけです。

さて、12月8日のオープンクラスの話題は、
わたしたちの仲間内でまだまだ続いています。
それがどんな形を成していくのかわかりませんが、
講座後のやり取りでぼんやりと形は見えてきました。
わたし自身がこれからの変化を楽しみにしています。

新年明けてのオープンクラスは、
12日いつも通りオープンクラスを開きます。
13日は「初夢1day ワークショップ」と題して、
神宮前の「聖なる館」で
初夢で1年を計画するためのワークショップを開きます。
どちらも空席あります。
2019年は霊性に叶った一年を生きると決めて、
魂の願いを初夢から知っていきましょう。
お問い合わせください。


posted by バンナイ at 14:24 | 夢の活用法
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