画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite
天の鳥船庵だより

2019年03月25日

梅仕事


DSC00183.jpg

「梅仕事」という言葉をご存知ですか。

この歳までこんな美しい言葉を知りませんでした。

「梅仕事」
響きもいいし、
なにか懐かしい感じもあり、
丁寧な生活をイメージできます。

養成講座最終日の1昨日、
受講生は総仕上げのために自分の夢に取り組みました。

DSC00179.jpg

そのなかで、目覚めの一瞬の光景が満開の梅だったという夢がありました。

目覚めの一瞬はとてもメッセージが濃いのです。

そこで、梅についてあれこれ話し合いましたが、
どれも夢主に合うものがなく、
無為に時が流れていきました。
もう案はないと諦めかけた時、
どなたかが「梅仕事」と言う言葉を教えてくれました。
梅ができたらそれに伴う一連の作業があります。
その全作業を呼ぶ言葉だそうです。
梅酒、梅シロップ、梅干し、梅ジャム・・・作りのための。
どれも専業主婦をしていた時はやりました。
今から考えたら至福のときです。
家族の人生丸ごとを感じながら作業をします。
小洒落た料理に取り掛かるのとは違った、
腹を据えた地味な作業が喜びでした。
女性の丁寧な暮らしには「梅仕事」は付いて回ります。

この夢主さんに向けた言葉としてぴったりです。
梅干しが良いの、梅ジュースはどうのというそういうのではなく、
「梅仕事」の心で日々を送ること。
それを的確に教えたくて、
夢は目覚めの一瞬に梅の満開を見せてくれました。

講座を終えておひとりそっと、
「梅仕事は青梅を洗って、
楊枝でヘタ取りをする、
この動作をいう」と教えてくれました。

たくさんの梅の前で、
淡々と梅の小さなヘタ取りをするなんて、まるで黙想。

女性の生き方を70年は見てきて、
今の女性は「何者かであること」に重きを置きすぎ、
男性から主権を取り戻せても、
女性としての本質を踏まえて、
自分を生きている人は少ないように思います。

結婚しても子育てに専念できない。
食事を油脂や添加物に問題を抱えた作り物を買って済ます。
スローフードは名ばかりで、
極端な知識に振り回される主体性のない食事内容になってしまう。

これらは経済を重視せざるを得ない
働くことが偉いことになっている価値観が要因なのでしょう。
「梅仕事」を良しとし得ない事情はありますが、
この夢主さんにとって、
丁寧に手塩にかけた食事作りと生活内容は何より大事な生きる姿勢です。

「梅仕事」
良い言葉です。

DSC00181.jpg

4月13日のオープンクラスは空席あります。

posted by バンナイ at 14:48 | 夢の活用法
  • (c) Kazunori Keiko Bannai All Rights Reserved
  • Home