画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2019年02月19日

映画「ボヘミアンラプソディー」


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映画「ボヘミアンラプソディー」を見ました。
どうしてロックに無縁のわたしが見ようと思ったか。
いろいろありますが、
勘がはたらいたのです。

重い腰をあげる最終動機は、
受講生たちの「いいですよ」合唱。
そして監督が才人のブライアン・シンガーという名前。
去年の初夢の「シンガー(さん)」課題はずっと続いています。

ユング派心理学者ジューン・シンガーは「男女両性具有」を論じ、
ブライアン・シンガー監督は「ボヘミアンラプソディー」で、
フレディ・マーキュリーのゲイを語り、
自身の生き方とその信じるところを映像にしたのでしょう。
40年は昔、
人類はこの問題を強く突きつけられていたのだと改めて思いました。
エイズが死の病だったように、
性についてはとても神経質になっていたので、
全体像を知るには時間が必要でした。
とはいえまだまだ性を語るにはわたしたちは幼い魂です。

クイーンに興味のなかったわたしがここでお話することが、
偏見に満ちているのか、
言い古されたことなのかよくわかりません。
しかしわたしのブログなので書いておきたいと思います。
アーティストとしてのフレディ・マーキュリーに賛辞を惜しまない気持ちをです。

ボヘミアン・ラプソディの歌詞はとても衝撃的です。
特に「Mama」からはじまるところは、
1975年の発表を考えれば、
女性性の時代の幕開けを歌っているようにも思えます。

Mama, just killed a man
Put a gun against his head
Pulled my trigger, now he’s dead

この歌詞を聞いて、
すぐにそれとはわかりませんでしたが、
これは懺悔なのだろうとよぎりました。
「Mama」が実の母親とは到底思えません。
日本人には馴染みはないけれど、
昔の映画では神父に懺悔をする場面はよく見たものです。
そこで「これはカミングアウトだ」と想像しました。
(きっとこの見方は多くの方と同意見なのだと思います)

それも「Mama」なる神に向けて。
そうなると、「Mama」がとてつもなくクリエイティブな言葉に思えました。
 
キリスト教では「主(=神)」は「Father」です。
フレディ・マーキュリーは「Mother」とは言わず、
「Mama」と神を呼んでいます。

苦悩が最高潮に達して苦悩の渦に逆らえないと気付いたとき、
ふと自分自身が何かに守られていると、
説明のつかない思いを抱くことがあります。
この世の汚濁まみれで反抗の真っ只中の自分であってさえ、
この世を超えた何かに守られていると。
苦悩が頂点に達すると、
神の存在が最も親しめる実在になります。
だからなんでも言える心境になります。
そこでこの歌詞ができたのでしょう。

説明のつかない、
弱いのか強いのかさえ定かでない境地にはいると、
守ってくれているその存在が、
イメージを超えた実在となって実感の対象になります。
それをフレディ・マーキュリーは「Mama」と呼んだのでしょう。

「父なる神」という畏怖の対象ではなく、
さわれる風のような存在。
さわってもらえる鼓動ある実在。
それを「Mama」と呼んだのでしょう。
心の中にどっかり居座ってふたりだけになっている存在。
それを「Mama」と呼んだのでしょう。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」で、
フレディ・マーキュリーは自分を「バイセクシュアル」だというのですが、
女性の恋人は「いいえ、あなたはゲイよ」と返します。
そして彼女が彼に別れを告げる決定的場面で、
彼女は自分が見た夢を語ります。

まるでその夢が神の意志をつげていると言わんばかりに堂々とです。

映画を見ていて、
その夢の一部始終を覚えられませんでした。
いつも夢と聞けば一遍に覚えられるのにです。
その理由は、「これは本当に寝て見た夢だろうか」と迷ったのです。
なんとなく作り物の夢に思えたのです。
とはいえ、夢は魂の修行にならないパートナーの場合は、
はっきりそうと言ってくるので、
本物の夢かどうかはわからないけれど、
夢を理解した人が台本を書いていると思ったのでした。

監督のブライアン・シンガーは、
映画仕上がりの2週間前に仕事を離れたそうで、
この逸話がわたしには何かとても暗示的に思えます。

魂としての完成を目指して、
ジューン・シンガーは男女両性具有を学問的に論じましたが、
映画「ボヘミアン・ラプソディ」はフレディ・マーキュリーを題材に、
性における肉体と精神の苦悩を通して、
直接神に語りかける心情を得ました。

心の中で神が実在となって、
はじめてわたしたちは男女両性具有に向けて生きられるのだと思います。
それが「 Mama」への語りかけではじまります。

言葉足らずですが、
ボヘミアンラプソディーの感想です。




posted by バンナイ at 11:06 | あれこれ

2019年01月01日

2019年年頭のご挨拶



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明けましておめでとうございます。

穏やかな元旦を過ごすことができました。

青空の下近所の神社に初詣をしました。

榊をいただき、
お神酒をいただき、
薪の煙の中、
つきたてのお餅を、
あんこときな粉とよもぎ餅とおろし大根の4種類もご馳走になりました。

下戸のわたしたちは竹筒に入ったお神酒と榊を両手に、
さらに近くのお寺さんと神社に初詣のはしごをしました。

谷戸の道をくぐり抜けながら、
昔々の日本の風景がまだあるとタイムスリップしたようなお正月を過ごしました。

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元旦にいただいたお年賀状の中に、
ブログ記事への感想がありましたのでここに披露します。
少しでも役立つ夢の記事をと願って書いてはいますが、
どなたがどんな気持ちで読まれているのか皆目分からず、
時に萎えます。
そんなわたしをこの感想文が励ましてくれたように思います。

みなさんの2019年が幸せでありますように。

以下引用です。

昨年、レタスとパプリカの夢を見たのですが、
9月の天の鳥船庵だよりの
「夢のトマトと茄子のラタテューユ」がとても参考になりました。
そこからエドガー・ケイシーの「自然療法で乾癬を治す」という本を知り、
実践!
夫の症状がずい分改善してきました。
他にもタイムリーにいろいろ参考になることが多く、助けられています。
ありがとうございます。
深いところでは、皆繋がっているのだなと実感しています。
また、「夫と市場で、白くてまるい陶器の器にきれいな水が入っていて、
ピンクのバラが浮かべてあるものを、3つ買ってきて、
ステキな家に飾る」という夢を見ました。
いろいろありますが、
この夢を大切にやって行きたいと思います。


このいろいろあることが修行ですが、
この夢のように平安の体験です。

みなさんのこの一年が実り豊かでありますように。



posted by バンナイ at 20:07 | あれこれ

2018年12月23日

千佳子先生マジック



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昨夜は石川千佳子講師がスーパーバイズしてくださる養成講座でした。
千佳子先生の回は通常でも朝から晩まで、
ヘビーでドラマチックな気の抜けない講座です。

昨日は、石川講師の長い心理職の経験から、
現代の最先端現場の話を伺うことができました。
病院と企業と現職の大学のスクールカウンセラーまで、
心理職の現場で臨床をメインに研鑽を積まれた経歴には頭が下がります。

今年初めて公認心理師国家資格取得試験が行われました。
その合格のお祝いをしました。

また天の鳥船庵養成講座始まって以来、
講師見習いを長く務めてくれている
長谷川雅江医師の誕生日(12月15日)祝いと、
夫坂内和則の61歳の誕生日を合わせて行いました。

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(鎌倉プリンスホテル製ホワイトチョコの鎌倉に入ったチーズケーキ)

会食の席では、千佳子先生、
学生さんとのカウンセリング現場をユーモアを交えて、
臨場感をもって話してくれました。

お仕事、楽しくて楽しくてしょうがないのです。
こんなスクールカウンセラーに出会える学生さん、お幸せです。

もちろんどんな話も最後は品良く笑いを呼び込める千佳子先生に、
面談療法をご指導いただける私たちは果報者です。

みなさん千佳子先生マジックにノックアウトされっぱなしで、
家路に着いたのでした。

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posted by バンナイ at 15:28 | あれこれ

2018年11月01日

誕生日をめぐって

三日前の誕生日は、
天気も穏やかで静かにいつもと変わらぬ日常を過ごすことができました。
26日(金)夕方国道を走る車窓から、
江ノ島上空の一本の天使の梯子が、
本土にその光を照射する姿を写真に収めることができました。

天の鳥船庵は江ノ島神社の田切姫さまにご加護をいただいています。
本土に向けて一条の光を当ててくださったこの現象には、
深く考えさせられるものがあります。

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27日の養成講座初日には思いがけなくお祝いのお花をいただきました。
長く病気のデパートといわれ周りから恐れられていたわたしが、
78歳にしてこのように勉強に集まってくださる方々に囲まれています。
人生って素敵です!

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posted by バンナイ at 07:21 | あれこれ

2018年06月29日

大野百合子著「GO!GO!スピリチュアル 見えない世界の歩き方」

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『日本の神様カード』(ヴィジョナリーカンパニー)の作者
大野百合子さんが去年秋、
スピリチュアルな世界を紹介する本を作るので、
夢療法を体験したいと
わざわざ個人セッションを申し込んでこられました。
その時の体験話が38頁に載っています。

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さすが『日本の神様カード』の作者!
平易な言葉で目に見えない世界を説明してくれました。

まえがきはこんな感じです。

「この本では、誰しもが持っている直感力、身体に宿っている素晴らしい智慧世界に満ちている目に見えないエネルギーなどとつながるための入口になる療法やセミナー、体験会、また、ご自宅で実践できる方法をご紹介しています。説明はシンプルですが、どんな感じなのかはお伝えできたと思います。「どれにしようかな」と迷ったら、あなたのお腹の感覚に聴いてみましょう。身体は嘘をつきません」

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そして大体の目次を。
大野百合子さんの本づくりの意図がお分かりいただけるでしょう。

第1章 スピリチュアル体験レポ
【アカシックレコードリーディング】
【催眠療法(ヒプノセラピー)】
【カードリーディング】
【西洋占星術など】
【夢療法】
【オーラソーマ】
【フラワーエッセンス】
【ホメオパシー】
【アーユルヴェーダ】
【ダイアログ・イン・ザ・ダーク】
【サウンドヒーリング】
【ヘミシンク】
【スピリットダンス】
【ヨガ】
【古神道・振魂】
【山伏修行・滝行・禊】
【気功・合気道など】
【ネイティブアメリカンのワーク】
【座禅】
【マインドフルネス】
【断食】
【NLP】
【キネシオロジー】
【ロルフィング】
【クラニオセイクラル】
【呼吸法】
【瞑想】
第2章「百合子さんの魔法学校」実践編
【言霊を口にする】
【儀式を執り行う】
【番外 振魂】
【呼吸法を行う】
【番外 笑う】
【瞑想をする】
【月と太陽のサイクルを意識する】
【パワーストーンを身につける】
【ダウジングやペンジュラムを使う】
【神聖幾何学を飾る】
【塗り絵をする】
【カードにメッセージをもらう】
【日常の運気をアップさせる】



posted by バンナイ at 14:39 | あれこれ

2018年06月14日

栂尾山高山寺のアオガエル


受講生のおひとりが写真を送ってくれました。

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「高山寺を訪ねました。
小雨の中、
青もみじとしっとりしたコケがとても美しく静寂な時間を過ごしました。
静寂な時間を過ごしている中、
高山寺で働く方がめったに見られないと教えてくれた、
「モリアオガエル」を見る事ができたので
写真を添付いたします!
アオガエルよりも体がぷりっと大きいカエルでした。」

よく見ると、
見慣れたアオガエルよりぷっくりしていて、
南天の葉から想像してもやや大きめのような。
この便りから、
今年の初夢会の後高山寺を訪れたことを思い出し、
冬陽の中匂い立つ様な光の乱舞に包まれたお庭を思い出しました。

それにしても、
南天の葉の上のカエルさん。
昔夫が見た南天の夢を思い出します。
それは都落ちの前のことでした。
「南天が真っ赤な身をつけ、
重く垂れ下がったその実があろうことか、
また再び天を目指している」

夢にはダジャレがよく登場します。
「南天」は「難を転ずる」という意味があり、
都落ちでは悲喜交々を体験しました。
けれど最終的には難を転じてくれて、
また古巣に戻ることができたのですが、
「南天」には又「それが難点」という意もあり、
古巣に戻れたものの、
気持ちの上では厳しい時を経験し続けました。
そんなこんなの紆余曲折をカエルさんが笑い飛ばしてくれている。

「人生をマジに受け取りすぎないように」
カエルさんを通して明恵上人にお言葉をいただいたように思います。



posted by バンナイ at 06:08 | あれこれ

2018年06月10日

友遠方より来る


雨模様の6日お昼。
突然名古屋 N&Kグループ総合研究所 http:n-k.moo.jp の
高津久仁枝さんがお電話をくださって、
「鎌倉山にいます。
夕食をご一緒に」とのうれしいお誘い。

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陽が降りると、
和食屋さんの際を、
「千と千尋の神隠し」風に江ノ電が通って行きます。

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それにはちょっとまだ明るかったのだけれど、
江ノ電のお尻を捉えることができました。

つつがなくすぎていく日々の、
何か不思議な1日でした。



posted by バンナイ at 09:42 | あれこれ
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