画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2017年07月15日

自分の性格を知らなければ夢はわからない

DSC09000.jpg

夢を理解するお手伝いにと、
奇想天外な夢らしい場面を、
一度徹底的に自分から離して、
分解し分析するために夢語辞書を作りました。
夢の象徴を単語で考えて欲しいと思ったからです。
しかし夢の事物を辞書で引いてみても、
夢が言わんとするところが分からないことがあります。
その時は、
夢が自分の現状を表しているのなら、
日頃の態度が夢に現れて、
それが問題を難しくしていると考えてみましょう。
自分の態度振る舞いに注目する訳です。
すると自分ならではの思考回路がわかり、
チャレンジの仕方に問題があるのだと気付くことができます。

そんな例をお話しましょう。
夢本体【誰とは分からない女性と一緒。
(しかし夢の中では親しい友人らしい。)
ふたりで船着き場の小屋で船を待っている。
その女性に、
「早く行こうよ」と言っても化粧してて動かない。
「もう船出ちゃうよ」と声をかけても動かないので、
「もういいや」と外に出たら、
小屋の前まで水があふれている。
水の被った一帯を不自由しながら船着き場に行くが、
足許がおぼつかない。
一瞬海の中に足を踏み外しそうになる。
気づいたら目の前の船は埠頭を離れてしまっていた。
残念と思う。】

この夢は2011年3月初めに見たそうで、
その後に東北大地震が起きました。
一瞬予知夢のひとつだと思ったでしょうか。
だとしても、
夢はどんな夢も自分へのアドバイスと受け取る必要があります。
この方はその頃どうしても自立を果たしたいと願っていたのでした。
しかし最終局面になると条件が整わず叶わなかったというのです。
その原因をこの夢で、
自分に「勇気がないから」と結論づけたと話してくれました。
勇気がないのであのとき自立が叶わなかったと。
6年前の夢で勇気がないと自分を断じていたのです。

ここからが性格を考えなくてはいけないのですが、
夢では友人と一緒に船に乗ることになっています。
この方が友人と一緒でないと船に乗れないのは、
一人で行動するのではなく、道連れが欲しいのです。
道連れは何を指すかといえば、
自分以外の人の同意が必要なのです。
あなたがやるなら私もと言ってくれる仲間が必要なのです。
賛同が欲しいのです。
賛同とは他人の承認です。
他人が賛同してくれて承認してくれると勇気が出て行動を起こせる。
その心のメカニズムをこの夢が教えてくれました。
行動を起こすとき、
他人の賛同も承認も称賛さえ必要がない性格の人はいくらでもいます。
でもこの方は他人の承認が必要で、
それを得られなかったので、
このとき自立を果たせなかったと考えたようです。
では夢に戻りましょう。
その友人は大事な時に化粧をして動こうとしません。
これはこの方が体面を気にする性格だからでしょうか。
体面(=化粧)を気にするから自立の行動に出られなかったと。

ここからさらに夢を深く捉えなくてはならないのですが、
自立とは、自律と一体に考えないといけません。
社会的に経済的に自立するには、
自律した心を持った社会に向けたペルソナが必要です。
つまり、化粧も必要なのだと後になって気付けます。

このときこの方が取ろうとした行動は、
他人の承認が必要であったのと同時に、
社会に向けたペルソナがまだ仕上がっていない状況だったのかもしれません、

この夢でこの方のエネルギーは、
他人の承認がその元になっていたとわかりましたが、
これでは行動に出てもエネルギーはすぐに枯渇します。
気まぐれな他人の承認をあてにし続けるわけにはいきません。
自分が自分に向けて承認するのでなければ、
エネルギーの補給は期待できません。
その意味で、
このときこの方が自立に向けた行動を取らなかったのは、
適切だったのかもしれません。

後日この方からいただいた感想です。
《夢について、自分は決断力が無いから船も出て行ってしまったと解釈していました。
夢の説明を受けて「承認」、という言葉にビックリしました。
そういえば、私は誰かに承認してもらう事で一歩を踏み出していました。
逆に承認してもらわないと踏み出せない人ですと
夢から教えられました。

勇気、決断力という言葉の芯の部分は誰かの承認を得なければ勇気が出せないという自分の内側の世界だったのですね。

これが私の魂の傷(トラウマ)の一つだと気づき
自分を頼りに行動をするというのが今後の課題でもあると解りました。

あとは行動ですね。
有難うございました。》

心温まる深い洞察をこのお便りから感じます。


posted by バンナイ at 20:24 | Comment(0) | 夢のメッセージの取り方

2017年03月02日

妊娠3ヶ月の赤ちゃんのお願い

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今回は、
異次元を超えて、
わずか3ヶ月の胎児の魂が母親の魂にお願いをしにきた夢です。
夢は次元を簡単に超えてその意を伝えてきます。
夢主の妊婦さんは20代で新婚1年目。共働きです。
赤ちゃんがいるあの世とお母さんがいるこの世は、
愛でつながっているのでしょう。
夢は3晩つづきます。

ハート(トランプ)1日目の夢(夢本体は【 】でくくっています)

最近睡眠不足で、夫が毎日仕事で遅いこともあり、
イライラがあり、昨日はピークで、夜家に戻ると、
時計が落ちて割れていたり、
花びんが割れていたり、
びっくりと不安で大変でした。
よくよくしらべてみると、
古い消化器が破裂したのが原因みたいです。
そんな状況で、みた夢が下記です。

【仕事でなんか変な船で遠くに行くんだけど、
観光もしたいから少し早めのに乗る。
船には仕事のひともいれば、親戚もいる。
船には温泉プールみたいのがあって、
入る時には変なルールがある。
なんかそのルールが嫌で温泉プールから上がろうとしてたら、
知り合いみたいな人がきて「流産しちゃった」と言われる。】

当然赤ちゃんは大丈夫だろうかと心配になっての相談でした。

追伸として以下の文章が添えられていました。
【プールの横で出る準備してたら、
知り合いみたいな人に言われてびっくりして起きた。
え、わたし?いや、あなた?って焦ったとこで。変なプール?温泉?
何個もあって端っこのに入ってすぐ出て。
違うのに入ろうかなあとウロウロしたんだけど、
その空間の雰囲気が変で出たくなるの。
でも15分は出ちゃいけないルールがあってどうしようとなってる。
けどさりげなくて出ちゃえと思ったところに、
その知り合いみたいな人が入ってきてその話をされた。】

ハート(トランプ)1日目の夢に返信

Yさん、妊娠おめでとうございます。

とはいえ、ご心配のことでしょう。
それでなるべく早くに、
わたしの感じたところをお知らせします。

メールを拝見して、一瞬、赤ちゃんが、

【知り合いみたいな人がきて流産しちゃった】

と云ったようになるのかもと考えてみました。
Yさんもそう感じられたでしょう。

でも、それだと夢を見る意味が無い。

お腹の赤ちゃんは、
この状態だと居心地悪いと知らせてきたのではないですか。
それがこの夢の伝えたいことと思います。
この夢はYさんのいままでの夢のつづきです。
その意味では、
いままで以上に夢のメッセージに真摯に向き合って欲しいと願っています。
(注:この妊婦さん責任感強く働き過ぎの傾向があります。
以前からそれを夢で指摘されていました。)

赤ちゃんはお母さんに居心地が悪いと知らせにきました。
これは、すばらしいニュースです。
赤ちゃんの魂とすでに意思疎通ができているからです。
これからは、Yさんとこの赤ちゃんの魂との間で、
最善を選ばれるだろうと信じています。

【仕事でなんか変な船で遠くに行くんだけど、
観光もしたいから少し早めのに乗る。】

妊娠はある意味、船旅かもしれません。
「母なる海」だからです。
しかし、Yさんはこの船旅に仕事と観光の両方を目的にしています。
そして「少し早めのに乗る」とあるので、
妊娠は思いの外早かったのでしょうか。

「親戚もいる」ので、
一族で集まる行事も予定のなかに入れているのかもしれません。
つまり、妊娠しても、
仕事も旅行も親戚付き合いもすべてこなせると思っているようです。

【船には温泉プールみたいのがあって入る時には変なルールがある。
なんかそのルールが嫌で温泉プールから上がろうとしてたら、】

この辺を具体的に説明できるかどうか分かりませんが、
全体的に温泉ブールなので子宮の状態と考えてみました。
Yさん自身が赤ちゃんになって羊水の状態を嫌がっているとも受け取れ、
又反対にYさん自身が子宮のいまの状態を、
最善とは受け取れないのかもしれません。

どちらにしてもYさんにとって、
妊娠は誰もが経験していることだから、
それほどむずかしいことではないと思っていることが原因のようです。

妊娠は人生で大切な出来事です。
それもYさんにとっては他に代えられない体験のようです。
あれもこれもとこなしながらできる質のものではないはずです。
Yさん独自の妊娠への関わり方があるはずです。
それを見つけて欲しい。
(注:夢がこうして妊娠への心構えを伝えてくるには、
その夢主が独自の知恵をはたらかせるようにと伝えています。)

だから実際に、
「時計が落ちて割れていたり、花びんが割れていたり」するのは、
気付いて欲しいと、赤ちゃんの思いが形になったのかもしれません。

つわりがきつくなるかもしれませんね。
その方が良いのかもしれないと思っています。
何もかも一遍にやり通せると頑張るより、
Yさんにとって妊娠は何かを今一度考え直し、
優先順位をしっかり付けて、
ゆったり妊娠を楽しむようにと夢は云っているようです。

追記に、
「15分は出ちゃいけないルールがあって」というのがありましたが、
この15分はとても面白い数字です。
一生を80年と考えて、
これを1日24時間に換算すると、
20分が1年になります。
従って15分は10ヶ月ほどになり、
妊娠期間に重なるように思いました。

坂内慶子

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ハート(トランプ)2日目の夢(夢本体は【 】でくくっています)

・・・ 夕べも夢をみました。
あまりに立て続けに夢をみるので、眠るのが怖いくらいです。

【ぼんやりだけど、
赤ちゃんが産まれたあとなんだけど赤ちゃんがなかなか待っててもこない。
なんかあったのかなと心配しているところにやっとくる。
何もなくてちょっと休憩してたと運んできた人が言う。
家族も病院に泊まってる様子。
なぜか家族は大部屋に泊まってて私は個室。
他の患者さんもそんな感じで変な病院。】

ハート(トランプ)2日目の夢に返信

前回の夢は、気が進まないかもしれないけれど、
妊娠を受け入れて、
生活の工夫をしてと赤ちゃんが云ってきたと思えませんか。

「ねぇ、ママ。嫌(たいへん)だろうけれど、
この船旅(妊娠)を楽しんで、わたしを生んでくれない?」

そんな風に台詞を考えてみました。
今回の、

【赤ちゃんが産まれたあとなんだけど】

は、すでにYさんを母親と選んでくれている魂がしっかりいるという知らせですね。
そしてその子が思い描く未来を見せてくれたようです。
これは母親にいま選択することで未来は創れるという提案なのでしょう。

【赤ちゃんがなかなか待ってもこない。
なんかあったのかなと心配しているところにやっとくる。
何もなくてちょっと休憩してたと運んできた人が言う。】

余計な心配をしないようにと云ういましめ?

【家族も病院に泊まってる様子。
なぜか家族は大部屋に泊まってて私は個室。】

恐らくここがYさんが考える必要のあるところなのだと思います。
夫と妊娠をどのように取り組むか?
親戚家族の助けは充分に得られるでしょう。
そこに安住せず、
それを励みに、
ふたりで乗り切るには、
妊娠している女性の側の男性への深い配慮が必要なのだと思います。
男性は妻の状態を正確にはイメージできないでしょう。
だから妊娠中の不自由を理解してもらうために、
妻からの相応の配慮が必要かなと思いました。
夫という表現が無かったので。
夢は常套手段として、
妊娠の当事者である夫を登場させずに、
敢えて考える必要があるように促します。

「眠るのが怖い」と云わずに、
赤ちゃんの方からの通信を受け入れて欲しいと思います。
こうしてまだ見ぬ子と、
意思疎通ができたことをよろこび、
子の魂に向けてYさんの思いを伝えるなら、
今後は必要なときだけ、
夢に現れてくれるでしょう。

何せ慣れない船旅、
慎重には慎重に過されますように。

坂内慶子

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

ハート(トランプ)3日目の夢(夢本体は【 】でくくっています)

最初は頭で理解しようとしたので、
よく分からない感じでしたが、
とにかく赤ちゃんがわたしに話しかけてきたんだと受け取り、
夫にメールをみせました。
夫は、毎晩12時過ぎの帰宅。
かなり忙しく、しかも真面目で、
飲めないのに、付き合いで酒を飲んで帰ります。
そんな生活なのでいらいらします。
そんな夫にいただいたメールを見せたら、
何かおなかに話しかけてくれました。
こんな風にゆっくりと家族になっていくのだと思います。
本当にありがとうございました。
また夢を見たので、教えて下さい。

【家からどこかに行こうとした時に殺し合いが始まる夢。
車を壁にどんどんぶつけ出して降りて向かい側の人と取っ組み合いして、
その後にお互いの車をロープにつけて引きずり合う。
怖いと思ってこそこそ逃げるんだけど、
少し手伝ってみたけどやっぱりこわいと思って逃げた。
引っ張ってる人たちがこれ余裕だなあと話してるすきに、
走って逃げるんだけど、
走ってると敵の人が走ってて、
油断してる人たちの反対側から車で突っ込もうとする。
車に待機した男性が私の知り合いみたい。
知ってる家があって逃げ込んだら、
おじいちゃんが愛犬に餌をあげてる。
叔母ちゃんの家みたいな感じで。
犬がいるのが意外な家なの。
おじいちゃんに「危ないから外に出ないで」と言うんだけど、
「大丈夫大丈夫」と言って出ようとするから、
とりあえず出ないでと言って、
あったことを話そうとするんだけど、
止めに行った方がいいのかなとか色々考えてたら目が覚めた。】

起きた時すごい力入っていたんです。
赤ちゃんもびっくりしたかもしれないからなでなでしてあげました。

その後しばらく目を瞑ると、

【人が死んでる?みたいな景色が出てきて、
(一瞬現実かと思った)】

ハート(トランプ)3日目の夢に返信

Yさん、
わたしが夢から受けた印象がそのまま伝わったようで、
それがうれしいです。

3日目の夢は全体的に、
これから赤ちゃんとの間で、
我の殺し合いが始まるでしょうということのようです。
夢を知らない方に取ってはきつい場面ですが、予知夢です。
心構えをしてねという。
これも赤ちゃんの意志に神さまの意志も入っているような。
どういうことかと言えば、
妊娠初期で不安定で当たり前。
いままで無かったものをお腹のなかに迎え入れて、
それを育てていかなくてはいけないお母さん。
お母さんの魂と赤ちゃんの魂はそれぞれ違うので、
胎児となってお腹に納まり、
妊娠期間を過ごせる子宮環境を整えるには、
お互い我の殺し合いという磨き合いが必要だと云うのです。

【車を壁にどんどんぶつけ出して降りて向かい側の人と取っ組み合いして、
その後にお互いの車をロープにつけて引きずり合う。】

この夢の場面は、つわりと想像してみました。
赤ちゃんも全力で子宮のなかに納まる努力をするでしょうが、
お母さんも赤ちゃんのためにと我慢を強いられるようです。

「知ってる家があって逃げ込んだらおじいちゃんが」からあとは、
安心するようにという夢でしょう。
夢が前半と後半でバランスを取ってくれたようです。
この場面を少し説明すると、
Yさんにはおじいちゃんや犬を気遣える余力があり、
いつもの自分でいられる安心感を得たはずです。
他の可能性としては、
どんなつわりや葛藤があっても、
おじいちゃんや犬を気遣えるように、
妊娠をやり抜けるだろうという予知の可能性も。

【人が死んでる?みたいな景色が出てきて、
(一瞬現実かと思った)】

は、そんなこんなで、
Yさんの不要になった側面を、
妊娠出産で葬り去ることができ、
成長に向けて再生のための死を迎えることができるでしょう、
と云うことのようです。

女性であるYさんは妊娠出産を通して、
一皮むけて成長すると云うことでしょうね。

この夢の順番で、
「起きた時すごい力入ってた。
赤ちゃんもびっくりしたかもしれないからなでなで」と、
夢を追体験し、
心と身体のバランスが取れたのだと思います。

この一連の3つの夢を通して、
赤ちゃんから、
1:10ヶ月の妊娠を受け入れ楽しんで欲しい。
2:父と母と多くの家族とでこの船旅(妊娠)を乗り切って欲しい。
3:妊娠初期は互いに居心地が悪い思いをするだろうけれど、
  神経質にはならないで欲しい。
と、お願い事項をまとめてみました。

生きていることは不思議いっぱいですが、
こうした妊娠初期の胎児からの知らせを、
夢から克明に受け取れるYさんの存在が、
神々しく思えます。

この夢を教えて下さって本当にありがとうございました。

坂内慶子

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
このやり取りは2月下旬のほんの一週間前のことです。
次々に送られてくる夢に、
あっけにとられ、
わくわくもしながら、
返事をしたためました。
いくらか冷静になって考えると、
Yさんの置かれた事情は、
いまの日本の縮図のように思え、
わたしたちひとりひとりが、
声を上げていく必要があることのように思います。
それで、記事にすることを承諾していただきました。

20代で妊娠した妊婦さんは、
自分も仕事をしながら、
企業戦士の妻として時間に余裕の無い生活を強いられています。
妊娠を余裕を持って楽しんで欲しい。
切なる願いです。

そんな現実がありながら、
わたしたちはいまアセンションを迎え、
心と心の交流が、
本来の機能を使える時代に移行しつつあります。
テレパシーが使えるということですが、
その一例となってくれたのが、
この妊婦さんではないでしょうか。

これから妊娠される方も、
現在妊娠中の方も、
赤ちゃんから夢を通して、
何らかの知らせがあるものと思います。
この人間社会に生まれてくる魂は、
ほんとうに生まれるチャンスを、
千載一遇の思いで捕まえるのですね。

そう思うと一層人生を大事に思えます。

posted by バンナイ at 19:07 | Comment(0) | 夢のメッセージの取り方

2016年10月09日

夢の神社は要注意

DSC00452.JPG
(江島神社奥津宮の鳥居)

夢の「鳥居」が自己探求の勧めなら、
では夢に登場した神社はどういう意味でしょう。

夢辞典を作る際は、
たくさんの夢の記憶や記録からその核を拾い出していくのですが、
ここ数年の経験で鳥居は自己探求の勧めだと確信しています。
女性性の時代を迎えて
自分を深く知っていく象徴に、
鳥居は更に大事な意味を持っています。

では、その先の夢の神社は何を意味するのでしょう。

「肉体は神の住む宮」ケイシーの言葉です。
わたしたちはそれぞれが神です。
身体はその神が住む宮なので、
夢に自分の神がカタチを持って登場することはありません。
でも、これでは言いくるめられたと思う方もいるかもしれません。
しかし神秘夢が解釈のしようがないエールの証とすれば、
やはり神が夢でカタチをもって登場することはありません。

夢に神社が出てきたら、
或いは神棚や祠やお稲荷さんが登場したら、
それは、これまでの信念信条を再考するようにと云う注意です。
もっとはっきり云えば生きる拠り所を、
新しいものにしましょうとうながされていることになります。

びっくりですか?
神棚が出てきたら、
何となく幸先よい感じがして、
このままうれしいことがやってくる予兆のように感じますか?
残念ながら、夢は占いではないので、
行動なく望みが叶うことはありません。

繰り返すと、自己探求を目指し、
その先に夢に神社が出てきたら、
これまでの信念信条を考え直すときだと受け取ります。
そんな夢を紹介しましょう。
「神社の境内にいて、ここから出ていかなくてはいけないと知っている」
「お参りを済ませると神社が火を吹いている」
「神棚からいきものが出てきて踊っている」
「階段を登ったところの祭壇には画像が映ったテレビがある」
どの夢も夢の一部ですが、
いわんとするところは受け取っていただけると思います。



posted by バンナイ at 09:43 | Comment(0) | 夢のメッセージの取り方

2016年05月03日

夢は超意識から来ます

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(写真は4月23日天の鳥船庵夢療法家養成講座第10期初日の風景です)

夢は超意識から来ます。

夢の発信源は超意識です。
潜在意識の何処からかやって来るのではありません。
だから夢は信じられるのです。

潜在意識は大抵「できない」を意識に伝えようとします。
あれもできないこれもできない。
望んでも実現は難しい。
これを伝えるのが潜在意識の仕事みたいなものです。

それにひきかえ超意識は、
「できる」ということを伝えようとします。
あれもできるこれもできる。
望むことは何でもできる。
それが霊性の望みなら、
確実に実現すると伝えるのが、
超意識の仕事です。
(意識の3構造は顕在意識の下に潜在意識があり、
その下に超意識がきます。)

心理学のはじまりは、
意識と無意識の別を論じるところから発展してきました。
そこで無意識(潜在意識)を調べているうちに夢に行き当たり、
夢が顕在意識と潜在意識の橋渡しをしていると分かったところから、
夢は潜在意識から来るとなったようです。

その心理学で夢が扱われて間もなく、
ケイシーは夢は超意識から来ると言いました。
これは驚くべきことです。
しかし古代、夢を治療に使ったアスクレピオスがいます。
アスクレピオスは夢の真実を知っていたので、
夢を治療に使ったのでしょう。
望ましい治療はこころとからだを同時に扱って起こせるものです。
医薬を使わなくても治癒が起こせるのなら、
その情報は真実という超意識からきたものです。
有史以来人類は夢を頼りに生きてきた形跡もあります。

天の鳥船庵においでになる方々は、
その辺のことを多少なりとも理解しています。
夢は信頼が置けるものだと。
そこで大抵の方は、
というよりほとんどの方が、
それを頼りに、
自分の隠れた才能を夢から知りたいと言います。
自分には優れた才能があるはずだから、
それを知りたいというのです。

とても良い心がけなのですが、
残念ながら夢が直接特定分野の才能を教えてくれることはありません。
どうして?
どうしてこんな大事なことを教えてくれないの。
みなさん不思議そうな顔をされます。

だって才能を見つけること自体が、
自己探求ではありませんか。
夢が直接教えてしまったら、
自分で見つけなくても良いので、
自己探求に成りません。

やってみたいと思ったことはやってみること。
楽しいだろうなと思うことはやってみること。
新鮮だと思えることはやってみること。
知りたい経験したいと思ったことはやってみること。

やってそれに対する自分の気持ちが見えて、
気持ちが固まって落ち着いてきたら、
夢がそれに対して何かを言ってくる可能性はあります。

夢は、
それをもっとグレードをあげてやってみましょうと、
言ってくるかもしれないし、
時間のロスだと言ってくるかもしれないし、
方向性が違うと言うかもしれないし、
方向はあっているけれど、
アプローチが違うと言ってくるかもしれません。

要は、行動に移したら、
それについて夢は密かにかコメントをくれます。
或いははっきりとかもしれませんが、
あなたの求める度合いによって力強くアドバイスをくれます。
具体的なゴーサインの例としては、
花を活けるとか、
花束をもらうとか。
とは言っても花だけがそうとも限りません。
夢は極めて個人的なもので、
どんな形を取るかは顕在意識の知恵では決められないのです。
だから自分の夢がどういうかはお楽しみという訳です。

夢の願いはあなたの心の筋力をつけることです。
最終的には、
夢に頼らず自分の本心である魂の声を直接聞けるまで、
心の筋力をつけるために超意識から来る夢の象徴を読み取って、
自分の自由意志はどこにあるのかに気付いていましょう。

そして誰にも夢が薦めることがあります。
それは人生の伴侶を得ること。
ここには宗教の別も男女の尊卑の別もありません。
あるのは霊性磨きという心の筋力をつける目的だけ。

追々この人生の伴侶を得ることが、
夢からは最も尊いチャレンジだというお話をしましょう。

posted by バンナイ at 10:28 | Comment(2) | 夢のメッセージの取り方

2015年11月01日

あの世からの気配り

DSC00317.JPGDSC00319.JPG
昨日は「ケイシーセンター夢講座のフォローアップ講座」を開きました。
急な告知でしたがおふたり参加下さいました。
前回のCDを聞きながら、
途中わたしなりの解説を入れて、
これまでの夢療法活動の復習をし、
この先の展望を鮮明にしたように思います。
夢まぼろしでない夢の意味づけと、
役立つ直感力をつけるための夢への取り組みと、
心の成長を夢によって確認していく、
これらを中心にこれからもワークを開いていくことといたしましょう。

では本題に。
夢のおもな機能は夢主の現状を知らせた上で、
考えるべき要点を教えるものです。
しかしなかには霊となった存在が意思疎通を計ってくることがあります。
そんなお話はどれも美談ですが、
今回は取り分け美しいお話をしましょう。

夢主さんは現在60代で元気に才能豊かな仕事をされています。
この方が13歳の時にお母様が病に倒れられ、
それからは家族5人分の家事一切をこなされたそうです。
朝食の準備もそのひとつで、
起床時になると「○○ちゃん。朝よ」と、
隣の寝床から声がかかったとのこと。

7年程の看病ののち、甲斐もなく実母は亡くなられ、
その後お父様の後妻さんも結婚生活2年程で病に倒れられ、
義母もその方が看病をすることになったのだそうです。
実母は体験談やものの考え方について良く話して下さったそうですが、
義母の方は夫に仕えるとはどういうことかを教えてくれたと、
その方はおっしゃいました。
義母が亡くなられ、
ご本人が結婚された後も、
夫の両親と実のお父様を看病の後看取られ、
それに相前後して、
最愛のひとり息子を2年の看病の後、
あっという間にあの世に送り出すという看病続きの人生を送られている間、
毎朝「○○ちゃん。朝よ」と夢でお母様が起こしにおいでなのだと。
それも20年間毎朝。
その後は毎日ではないけれど度々。

「最後はいつですか」とお聞きしたのですが、
その覚えがないようでした。

この話をあるとき霊能者にされたのだそうです。
返ってきたのは、
「お母様が娘さんの過酷な将来をおもんぱかって、
困ったことが起きたとき、
それをひとりで解決するのではなく、
お母さんが解決手段を教えるからわたしのいう通りにすれば良いと、
そんな配慮から毎日起こしにこられたのでしょう」と。
それが納得がいって、
それまで3人兄姉妹の真ん中で放っておかれたと淋しい気持ちだったけれど、
こんなに気遣ってくれているのだと母の思いを感じたと話してくれました。

いつも母ならこれをどう解決するだろうかと、
考え考え生きてこられたとのこと。
息子さんが亡くなられ、
毎日毎日泣いて暮らしていたけれど、
息子の死に恥ずかしくない生き方をこれからはしようと、
このかた独自の才能を開花させ特異な仕事をされています。

いくらお母様が朝夢で起こしてくれるからと言って、
人生の難問を亡くなった母親が解決してくれる訳はないけれど、
片時も目を離さず見ていてくれるという安心感はどんなに心強いでしょう。
この夢主さんの日頃の気遣いある生き方を知っているが故に、
なおのことこの話に感動を覚えます。

ご本人は起こしにきてくれるのは母親自身とお考えのようですが、
夢の専門家が一言加えるなら、
最初のころはそうであっても、
夢主ご本人が見たくて毎日見続けたのではないかと思っています。

どの夢も夢とは魂が願ってみるもので、
ご本人の願いを母親から神さまが引き継いで以後、
毎朝母親が夢で定時に起こしてくれる夢を見たのでしょう。
このときの母親の声は、
神さまの或いは精霊の声ではないかとわたしは思っています。

もうひとつあの世に行かれた両親が毎日夢に現れ、
遊んでくれたという夢をご紹介しましょう。
この方は戦災の大空襲で両親をなくされ、
たったひとりこの世に残されたという話をしてくれました。
空襲時それでも10代にはなっていたようでした。
毎日毎日途方に暮れながら生きていたら、
しばらくして毎朝夢のなかに両親が現れて、
遊んでくれたのだそうです。
それがどれほど続いたのか忘れたけれど、
あるとき、ひとしきり三人で遊んだら、
「じゃぁね」と言って、両親はくるりと背中を見せて離れていくのだそうです。
行く手には立派な扉が開いて、
そこを両親がくぐったら、
扉が閉まって、
それきり二度と夢で両親に会うことはなかったとのこと。

亡くなった方も光り向ってまだまだ修行が続きます。
亡くなった方の修行が途切れることなく続くように、
神さまの気遣いは亡くなられた方々の思いを引き継ぎ、
夢を創造して下さったのだろうとわたしは思うのですが。
そして何より、親が夢に現れなくなったことは、
その時を境に、
ご本人が人生を創造されているという、
神さまからの承認があるのではないかと考えています。
posted by バンナイ at 16:38 | Comment(0) | 夢のメッセージの取り方

2015年08月30日

自分の正解を知る方法

03.JPG

今回は、
何気ない夢と思われた、
ほんの短い夢に、
深い真実を読み取ることのできた夢を紹介しましょう。
クラスの中で話された夢です。

みんながそれぞれ自分の夢を披露し終わり、
ではその中で、
一番分かり易いと思う夢をみんなで選ぼううということになりました。

その結果誰もが一致して選んだのが下記の夢です。

夢本体:
【これから駅に向かうところ。
どう行くんだっけと思う。
そこで向こうから歩いてくる女性に尋ねる。
「駅はどう行けば良いのでしょう?」
そこで女性は、右を行って、左に曲がってと、
駅への道順を教えてくれる。
それを聞いて、「あぁ、わたし知っている。
自分で知っていたわ」と思う。】

クラスのみなさんは夢を勉強して早半年以上。
「今後の自分が行くべき道を自分は知っている」
この夢のいわんとしているところを、
そう受け取ったようでした。

自分のことは自分が知っている、
既に自分の必要としていること、
知る必要のあることで、
知らないことは何も無い。
この夢が伝えたいことは、
そうなるとわたしも思います。

「あなたは既に必要なことは知っているのですよ」。
こう云われるとうれしいものです。

誰もが自分の疑問に自分の中にその答えを持っている。

とは言うものの、
自分が抱く疑問の答えを、
自分が知っているのは、
疑いも無い真実ではあるけれど、
それを知る方法を知っている人、
必要な時に必要な知恵を、
自分の中から引き出せる人がどれくらいいるでしょう。
多くの人が、自分の中の真実に到達できずに苦しみます。

だから一見この受け取り方は理に合っているけれど、
よくよく考えたら見放された感じを持ちます。

夢が言うのはそこでしょうか。
もしそれだとしたら、
夢でなくても良いとわたしは思ったのです。
そこで夢主さんに夢を注意深く味わってもらいました。

この夢はその自分の真実に到達する方法を教えています。
とてもシンプルな方法です。

では、その方法をこの夢を味わうことで引き出していきましょう。

夢の出だしはこうです。
【これから駅に向かうところ】

自分の中に答えを見つけるには、
その前に、自分の求めるところを認識していないといけません。
「駅に行く」がその決心です。
「わたしはどこへ行くのだろう。
誰かそれをわたしに教えて下さい」というのは問いにはなりません。

行くべき目標や方向は分かっているけれど、
その行き方が分からない。
自分の問いを此処まで整理していないと、
問いにならないということを覚えておいて下さい。

【そこで向こうから歩いてくる女性に尋ねる】
この夢で一番大切なところです。
これが、自分が答えを引き出す方法です。
つまり、他人に訊いてみるのです。
「わたしは〜〜〜したいのですが、
あなたが知っているその方法を教えて下さい」と。
すると訊かれた人は「それなら、
わたしが理解している方法では、〜〜〜することです」と、
知っていることを話してくれるでしょう。
それを受けて、
「では、あなたがそう言うのだからそうします」とは言いません。
「あら、知ってる」と、既に自分に答えがあることに気付く訳です。

この夢を味わうことなくやり過ごしてしまったら、
「答えは自分の中にある」止まりで終ってしまったでしょう。
でも、この夢がいう本当のところは、
それを他人に訊いてみることだというのです。
他人に訊いてみてはじめて、
自分は知っていたんだと気付くと夢は言います。
他人に訊いてみなければ、
自分が知っていたんだと気付けないと夢は言います。

更に、この夢主さんのナイーブさを知っているから余計ですが、
そうやってこの夢主さんが他の人に声をかけることで、
この夢主さんが一歩成長すると夢は言います。
この行為が夢主さんを、
ひとりぼっちの殻から飛び出させるからなのです。

わたしたちがこの夢から学べることは、
自立と助けを求める間のバランスのことでしょう。
自分の正解を知るのに、
他人に訊いて、それを知って、
答えが自分の中に既にあることを知るのです。
この手順を踏まないと自分の正解に辿り着けないと夢は言います。

わたしたちはひとりでは生きられません。
此処でも他人の助けが必要でした。
その助けを求める勇気がなくては、
いつまでたっても自分の正解に辿り着くことはできないと、
夢はいっているようです。

では最後に。
もしこの夢主さんに、
「駅へはどう行けば良いのでしょう?」と訊かれたら、
訊かれた人はそれだけで、
ほんわかと温かい気持ちになると思います。
この夢主さんは、そんな方です。

posted by バンナイ at 19:13 | Comment(0) | 夢のメッセージの取り方

2015年05月13日

戦に武器は必要か?!

タイトル「戦に武器は必要か」に、
クエスチョン・マークと
エクスクラメイション・マークを付けて、
必要ないという結論を込めました。

時は日本の戦国時代。
武士の彼は出陣に備えて腹ごしらえ中。
ひとり用のお膳に載っているのは、
飯といわしのみ。

野戦場には数竿の幟が見えます。
武士に戦いの為の武器はありません。
しかし彼は戦に行くのです。
それが彼のやるべきこと。

「戦に行くのに武器がない」とは、
現実に当てはめると、
準備不足?。
挑戦は無理と夢主は考えます。

しかしここが偽装工作。
夢ならではのおかしいところとなります。

そこで今までの夢主を考えると、
ここで行動に出なければ状況は何も変わりません。
これまで地道に努力もしてきました。
ところが今ひとつ踏み出せません。

今回の夢を準備不足と取れば、
元の木阿弥。

しかし、(この夢主さんの現状が)ここまでくれば、
この先は自由意志です。
やるべきことは挑戦で、
挑戦しなければ、
結果は出ません。

夢療法のための夢診断と占いが違うのはここかもしれません。
夢はいつも行動を迫ってきます。
奇跡を待っているだけでは、
奇跡は起こりません。
奇跡を起こす為の行動を起こさないと、
望んだ奇跡は起きてくれません。
肚を決めて、
いつかはやらなくてはいけないのだと、
自分に言い聞かせ、
行動しないと結果は出ないと覚悟を決めれば、
動くタイミングを自分でつくれます。

だれにでも守護天使はついていますが、
自分が助走をはじめなければ、
天使は追い風を吹けません。
自分が助走をはじめれば、
エンジェルは強い味方です。

話を夢に戻しましょう。
戦いに武器は要らないという話に。
お膳の上にある飯は、
炭水化物で即戦力となるエネルギー。
イワシは良質の動物性タンパク質で持続力を作り出します。

野菜はありませんから、
戦略を立てている場合ではありません。

戦場で「我あり」と呼ばわるだけが挑戦になります。
それだけで敵は降参するでしょう。
何故って、これがこの方のイニシエーションだからです。

もうひとつ夢では物を持たない。
すべてはそのとき直ぐに調達しえるという、
夢の鉄則があります。
(しかし、財布とバッグはアイデンティティーに必要です。
これが夢で問題になるのはアイデンティティーの所在が不明確な時です。)
それをここに当てはめると、
武器は要らないとなります。

この記事を必要とされる方々の為に、
夢の偽装工作の解き方と自由意志の使い方を解説しました。
少し分かりにくいかなぁと思っていますが、
ご容赦を。


posted by バンナイ at 11:45 | Comment(0) | 夢のメッセージの取り方
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