エドガー・ケイシー関連商品をあつかっている
テンプルビューティフルの光田菜央子店長が
「夢は神さまからの最高のシグナル」と題して
新刊本を紹介してくれました。
この中にAさんのくだりがあります。
この本が上梓できたのは、
このAさんが関わってくれたからです。
そこでAさんについて少しお話ししましょう。
彼女は5年程前に夢の勉強に来てくれました。
彼女の姿勢は見事でした。
彼女は自分の夢の指摘を冷静に考え、
それを肚に落として、
臆すること無く夢が伝えることを実行に移すことができました。
真に夢の大切さを分かっているからです。
だから彼女の人生の動きはとても速く適切でした。
しかし早すぎるとも思える程なので、
敢えて少し休みましょうと声を掛け、
去年は再び特待生として戻ってもらいました。
彼女は現在フリーライターです。
その関係で出版社コスモ21に話をつけてくれました。
彼女は1年間、この本の編集に関わりながら、
受講生としても夢の勉強をし、
人生そのものを大きく動かしていきました。
どのようの経過だったかは、
彼女自身が場を見つけてお話し下さるでしょうか。
(ここでは敢えて実名を控えておきましょう)
彼女の実行力と仕事の緻密な仕上げ方は、
「夢は神さまからの最高のシグナル」のエッセンスになっています。
光田菜央子店長のブログに戻ると、
彼女は夢とどう付合ってきたかも述べています。
この中で光田菜央子さんは、
ご自分の飛行機の夢も披露してくれています。
【飛行機】は彼女に大きな気付きをもたらしています。
それでこれを機会にその【飛行機】について単語の解説をしていきましょう。
辞典では字数に制限があり、
かなり凝縮した形にしてあります。
そこで書ききれなかった
「単語解説」をこれからはここでシリーズにしていくつもりです。
では、解説に入ります。

【飛行機】
飛行機に関連した夢を見る人には特徴があります。
場面はどうあれ、自分に課す条件が重いのです。
例えば、飛行機に乗ったり、
飛行機を見ていたり、
飛行機の切符を持っていたり、
飛行機を操縦(免許も無いのに!)していたり、
あろう事か!自分自身が飛行機だったり、
飛行機が爆発するところに遭遇したり、
凍った湖に着陸したり、
空港内でうろうろしていたり、
年端もいかない子供がひとり飛行機に乗って世界旅行に出かけるなどなど。
場面はさまざまでも共通して自分への期待がこの世的です。
一言で言えば、この世の規範に忠実な人。
どんな規範かと言えば、この世の成功を重んじる人。
働くことを厭わず働くことが好きだったり使命とさえ思っている人。
ときに働くことで自己証明をしている人。
極端に言えば物質主義的価値観に傾き過ぎた時に飛行機の夢を見ます。
大雑把にいえばワーカホリックや良家の子女が見ます。
従って起業家や事業家は大抵この種の夢を見ています。
要は自分に過剰な条件を課している現状を夢が知らせてくるのです。
(飛行機の夢の意図は、
そのやり方よりもっと霊性を重んじたやり方に変えれば、
成功は早いだろうということも含まれます。念のため。)
この世で経済を考えないで事業はできません。
仕事への熱意や責任感が大きくて、
主軸を経済やこの世の規範に置き過ぎてしまうので、
その修整のために飛行機に関する夢をみます。
良家の子女がこの種の夢を見る場合も同じです。
受験生も婚活中の男女も飛行機の夢を見ます。
霊性より条件を重視し過ぎて夢から注意を受けているのです。
という訳で、飛行機に関する夢に接すると悲哀を感じます。
夢主さんの一生懸命は良くわかる。
けれど行き過ぎ。
飛行機が大量の荷物や人を一遍に最短距離で運んでくれるように、
自分がそれをできたら良いと無理な願いが心の中にあるからです。
熱意は分かるけれど、
これでは霊性は育たない。
だから「飛行機は霊性とは関係ない」と辞典には載せています。
この位の表現をしておかないと分かってもらいにくいのです。
そして近年増々飛行機の夢が多くなりました。
日本の経済活動が行き詰まっている証拠だとわたしは感じています。
経済活動つまり仕事が霊性発達の一助に成っていないのでしょう。
自分に我慢を強い、忍従だけの仕事生活。
人は1日の3分の1を休息に、
3分の1を楽しみに、
そして残り3分の1を仕事で過ごすのが霊性のためにはぎりぎりです。
それを現状は睡眠時間を削り、
仕事優先で真夜中まで仕事をしているようです。
人間の身体は恐ろしい程忍耐が可能です。
しかし遊び心や揺らぎや余裕のない心情からは、
霊性発達の創造性は生まれません。
挙げ句の果てに身体はいつか反撃に出ます。
そこを考えて欲しいと願っています。
もうそろそろ奴隷列車に乗り続けるのは止めにしませんか。
夢は極めて優しい気遣いを示しています。
いまなら自分の人生の来し方行く末を眺めやれる。
歩を止め、自分の魂の願いとずれているその自分の姿を直視しましょう。
それで軌道修正と行きましょう。
いまのあなたならそれが分かる。
(と夢はいいます)
という訳で、
光田菜央子さんはご自分の夢をその視点で見ることができたのだと思います。
しかし飛行機を夢に見る人は、
いままでがいままでなので、
方向転換には恐怖を覚えるかもしれません。
信念信条を180度転換しなくては行けないと、
強迫観念に駆られる心境に成るかもしれません。
あなたの自意識はとても強固ですから。
そんなときはそのまま行動を起こさず、
自分の身体と感情に注意を向けましょう。
そして夢がいうことが自分に当てはまることを、
自分の感情と身体から教えてもらいましょう。
あなたの感情と身体は、
あなたのタイミングで教えてくれるでしょう。
軌道修正しても危険はないときを。
その時を見過ごさないて下さいね。
posted by バンナイ at 12:16
|
Comment(0)
|
単語解説