画家・坂内和則 & 夢療法家・坂内慶子のWebsite

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天の鳥船庵だより

2018年05月21日

太陽のひがさ

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思いがけず太陽の周りに虹がぐるりと輪を書いているのを見ました!
ハロ現象というのだそうです。
太陽に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象とのこと。
これを日暈(ひがさ、にちうん)というのだそうですが、
気が付いたのは11時半ごろ、
鶴岡八幡宮へ向かう若宮大路から一本裏の上空から撮った写真です。
周りの淑女たちもそれぞれに上空を見上げ、
お一人はもうすでにFacebookに東京の投稿があると話していました。
12時半までは確認しましたが、
まもなく消えました。
空はいつも以上に蒼く輝くようでしたが、
写真にそれが取れていないのが残念。

こんな吉兆を見ることができて、
いい気分です。
ほんわかと幸せ。





posted by バンナイ at 18:13 | あれこれ

2018年05月14日

名古屋N&K研究所の夢講座で知る時代の激変

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高津夫妻が主宰されているN&K研究所で、
母の日の昨日4回目の夢講座を開きました。

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今回出席者は高津久仁枝さんを入れて8名でした。
初めての方は5名で、
たった1回の夢講座経験で、
夢の神髄をみなさんが受け取れていたように思います。

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これほどの成果は講師として経験がありません。
星の運行がわたしたちの心を動かし、
これまでの、がんとして動かせなかった難問の岩を、
一気にやっつけてやろうと、
夢講座を受講されたようでした。
つまり各自が、
熟考に熟考を重ねてはきたけれど、
それでも答えが出せない難問を抱えていることが言葉の端々に窺えました。

みなさんが用意した夢は、
有無も言わせない、
魂の叫びのような夢でした。
誰にも話せず、
悶々と時間をやり過ごし、
だからこそ何か重要な意味があるにちがいないと、 
この夢講座をチャンスと感じ得たのでしょう。

新人さんたちは誰にも言えない心の内を、
N&K研究所に仲間を得て、
すぐに堰を切ったように話してくれました。
夢を介して同席する同士を
魂の戦士仲間と思えても、
これは勇気のいることです。

昨日は母の日にふさわしく
母たる者の心構えの夢もありましたが、
全部ひっくるめて大切な課題は、
やはり「感情を感じること」でした。

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(母の日にちなんで赤のカーネーションを模した和菓子をご馳走になりました)

夢では「感情を感じ切ること」の大切さを度々指摘して来ます。
どういう風にかというと、
家族や身近な人と仲良くするには、
自分自身を騙すことで我慢しようとし続けると、
自分の本心がわからなくなります。
長くこれをしていると、
怒り悲しみの感情は、
素早くジャッジされて、
自分の中に残るのは罪悪感か、
無感動になるかです。
これが夢の場面になって、
自尊心が育っていないことを夢は指摘してきます。

そんな時、夢を語るだけで押し殺した感情のうねりが突然起き、
涙に震えることがあります。
それが昨日起きました。
ここ数年感情を感じられないままきたのに、
夢を話すことで、
それが呼び水になり、
開けることができなかった感情の蓋を開け、
泣き震えることで心臓マッサージができたのです。

そんな仲間の変化を目撃すると、
同席していただけで、
自分も癒されていきます。

N&K研究所の主宰者高津久仁枝さんは、
昨日ご自分の身の上話をしてくれました。
若くして精神科病棟に入院されたこと。
お見合いで出会った夫が彼女を自分が癒せると確信したこと。
子供達が巣立った後、
高校中退の彼女が大学に行き、北京に留学し、
帰国後大学院に行き博士号まで取ったこと。
それはコンプレックスがバネになって挑めたのだというお話でした。

この主宰者の信念に感服します。
それと天空の天王星が牡羊座から牡牛座へ移動し、
自由のため、新しい時代のため、
古い価値観を打倒するための戦いの幕が、
この5月中旬に切って落とされるのだそうで、
これに合わせてN&K研究所が講座を開いてくださったようでした。

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posted by バンナイ at 22:02 | ワークショップ

2018年05月12日

母の日プレゼントに黄色のカーネーションを戴きました

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(くださった方の言葉です。「我が家全員の大好きな黄色で
一番元気に咲いてたお花を選びました」)

今日のオープンクラスでは、
思いがけなく黄色のカーネーションを戴きました。
子供に縁のないわたしにとって、
母の日プレゼントは生涯初めての経験です。

長く生きているとこんなに嬉しいことがあるんですね。
生きててよかった!

それで今回受講生の夢に「出産」がありました。
母には子供がいます。
母親は子供を産んで母親になります。
明日の母の日に合わせて、
今日のオープンクラスで、
出産の夢、母親になる夢を話し合えたことは、
これもまた必然の嬉しいことでした。

夢の出産はエクスタシーに近い安産だそうで、
生まれた子供は赤黒く健康面を心配したのだそうです。
でも医者は心配ないと言ってくれます。
その医者の前に5、6歳の宇宙人が現れたので、
わたしは宇宙人を生んだのだと思います。
その緑の宇宙人をカッターで真っ二つに割ると、
中から小さい青の宇宙人が出てきて、
茫然としているというのが夢です。

いまの地球環境では、
赤黒い赤ちゃんは、
気の休まらない肝腎を患った地球人を表しているようです。
でもその子が緑の宇宙人になり、
青の宇宙人になります。
赤ちゃんが意味する創造性をいま生み出せている。
そう安産だったでしょ。
簡単だったでしょ。
心配することはなかったでしょ。
その生み出したものを大事に手塩をかけて育てなさい。
その子は地球レベルでは収まらない、
宇宙レベルもさらに奥深い存在と成れるものです。
なんだかそう言われているように思いませんか。

これに続いて、
もう一つの夢は、
オレンジ色の着物を着た女の子が紐に縛られているのだそうです。
その子が黄色の着物を着たいというので、
(夢主の)わたしはその紐を解きます。
と同時にその女の子は自分だと夢主は思っています。

この夢の話を始める前に彼女は、
インナーチャイルドを癒すワークをやったと話してくれました。
夢はその業が彼女に効果があったことを教えてくれたのでしょう。

いまこの時もはやトラウマ云々は置いて、
興味の赴くままに、
ひたすらそれを追求していく態度が黄色です。
それを奨励して、安産で宇宙人を生み、
インナーチャイルドの癒しが起きました。

もうここまで来たのです。
心踊ることに遠慮なく着手しましょう。

今日の夢たちはそう伝えているものばかりでした。

さて、わたしは受講生の母として、
母業に無心に取り組みましょう。

そう決心させてくれた黄色のカーネーションでした。


posted by バンナイ at 20:48 | 夢の活用法

2018年05月07日

夢に取り掛かるための基本

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これがシリーズになり得るか、
今の時点ではわかりませんが、
夢をどのように読み解くかを解説してみましょう。
セッション中に解説できなかったところや、
受講生が引っかかったところや、
説明不十分だったところを補うつもりもありますが、
夢辞典「夢は神様からの最高のシグナル」の解説編のつもりです。

ではまず最初に、
夢に取り掛かる作業は、
夢を思い出せる限り夢の場面を文章にすることからはじめます。
文章にしたら、
重要な単語を拾い出し、
それについて象徴を考えます。
これは自分を客観的に見るための初歩的訓練です。
夢で揺り動かされた感情をひとまず脇に置いて、
夢がいう注意点に冷静に対処するためです。
言って見れば、夢に心を開く作業です。

しかし、自分にとっての単語の意味を考えても、
それが浮かばなければ夢辞典を引きます。
そしてその結果を受けて、
複数の象徴を繋いで一つのメッセージを引き出します。

そのメッセージが少々自分にとって痛いとか、
キツイなと思うもので、
さらにその方法はやってないとか、
それは避けてきたことだったら、
大抵はそれがメッセージで、
このあなたのやり方は魂に適ったやり方と証明されたようなものです。

逆に、今まで通りで良いという結論になったら、
もう一度振り出しに戻る必要があるでしょう。
修正箇所が見つかるまでこの作業を繰り返します。
夢は霊性への飽くなき挑戦です。
真我の自分は他ならぬ自分に厳しいのです。
とはいえ、これはあなたの実力を信じ、
あなたという特異性を尊重した上でのことなので、
夢の取り組みのこの段階を過ぎると、
夢は勇気付けだと理解できるようになります。
しかしはじめのうちは抵抗があって当たり前です。

単語の次は something strange を考えます。
これは夢の「どこか変?」というところに着目するということです。
夢の読解法になれるとこれが一番取り組みやすいことがわかります。

夢にはいっぱい「変?!」があるので、
「どれもこれも全部」と言わないでくださいね。
とびきり変なところを考えてください。
それがメッセージを内包しているところです。
しかし自分の言動が変だとなるので、
どうしても自分で「変!」を探し出すことが難しくなります。
いつも通りの自分のどこが変なのかを自分で探すわけですから、
自分ひとりでこの作業をするのは大変です。

例えば、夢で免許もないのに自動車を運転していたり、
飛行機を操縦していたら、
免許があるように行動しているので変です。
それは「労せず見栄えのいい結果を求めている」という、
お叱りです。
夢から叱られるのは片腹痛いと、
早々に夢のメッセージに目をつぶりたくなったとしたら、
霊性発達の実際的方法を握りつぶしかねません。

この例で言えばこうも言えます。
「免許を取って、運転してみなさい。
その結果がどうなるかを見てみなさい。
あなたの願いを労して手に入れなさい。」となります。
願いは実現できると夢はいうのです。
こう解読できれば夢は勇気付けだと受け取れます。
つまりそれはしばしの努力で実現可能だというのです。
棚ぼたはありえないけれど。
これが夢の本質です。

次に、人とのやりとりのある夢を見たとします。
そんな場面のおかしいところ、変なところを見つけるのは少々難儀です。
自分ではおかしいと思っていないけれど、
冷静(「霊性」ともいえるでしょう。日本語の妙です。)な目で見れば、
おかしいし、変だというところを、
自分で気づいていく作業をやらないといけないからです。 

例えば、生前妻の知らないところで浮気をしたと勘ぐる、
この世に残された妻の夢の話をしましょう。
夢で、「あなた浮気をしたでしょう?」と夫に向かって言い放ちます。
夢で文句を言うとはエネルギーの要ることですから、
この妻は夫が浮気をしたと疑い、
咎めることに躍起なことがわかります。
それに対し夫は「してないよ」と、
平然としています。

この夢の変なところは、
死後の世界に行かれた夫と、
この世に残された妻が夢で会話をして、
浮気をした、しないと喧嘩をしていることになります。
客観的に見れば、とても変ですが、
ご本人にして見れば大問題です。

この夢の中の自分は変だとはとても思えないでしょう。
だって本当に夫に対して咎め立てをしたいのですから。
だからこの夢の自分の行動はごく当たり前のことだと信じて疑わないでしょう。

けれどやっぱりこの妻の言動は変です。
毎日毎日生前の夫の浮気を疑い、
心を疑心暗鬼で塗り固め、
夢の中ですら悔しい思いをしているのですから。

最早、夫の浮気は置いて、
これほど実りのないことに心を騒がすその無駄を、
夢は指摘しているのだとお分かりいただけるでしょうか。
ですからこの夢が伝えるメッセージは、
「こんなことにこだわるな!」というお叱りなのですが、
夢で文句を言えたこの夢主の精神力は相当に強く、
心情を善悪でカモフラージュせず、
相手に向かって糾弾できた分、
この疑心暗鬼に立ち向かってきたからこそ、
怒りのエネルギーは発散できたのでした。
つまりこの方は、
夫に対する疑心暗鬼を、
あと少しで手放せることがこの夢でわかります。

ちょっと例がわかりにくかったでしょうか。

では、もう一つ something strange の例をあげましょう。
「家の床下をゴーゴーと水が流れている」という夢です。
家の床下を川が流れていることは、まず日本ではありません。
これが「変なところ」です。
家は体と受け取れるので、
簡単には腸の不調でしょう。

この時点で自分の健康状態を鑑み、
適切な対処をすれば大事にはなりません。

これが夢の予知力と言えるでしょう。
このように健康管理に夢を役立てます。

ちなみに、体の水の管理が不行き届きなので、
日々の心情を丁寧に感じ取られていない方なのでしょう。
情動を流してしまっている、
つまり激情さえやり過ごしてしまっているのです。
その結果、腸の状態が不安定なのだと思います。

大抵の日本人は忙しくしていることを良しとします。
夢からのアドバイスを総合的に見ると、
忙しいことを肯定しません。
むしろ人生をゆっくり楽しむことを奨めます。

最後に、夢読解法の極意は夢を味わうことです。
怖いものに追いかけられたら、
怖がっている自分を知ることができます。
人生は怖いものです。
生き抜けるか心配も出てきます。
そんな時、勇気を出せれば良いけれど、
その前に人生を怖がる自分を自分で受け入れることです。
これが夢を味わうことです。

お分かりいただけたでしょうか。



posted by バンナイ at 20:24 | 夢読解法

2018年04月29日

養成講座の初日

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昨日は天の鳥船庵夢療法家養成講座第14期の初日でした。

クローズクラスを短い人でも1年以上勉強し、
自己探求の長い年月を経て、
これまでの勉強の成果を他人の胸を借り、
奉仕の道を開拓していくその端緒についた受講生の皆さん。

セッションを終える前に初日の感想を伺ったところ、
「場違いなところに来てしまったと思いました」とのこと。

自己探求は時にやり切れなさを覚えるものです。
全ての原因は自分にあるのだと納得していく作業だからです。
過去の実際の場面を思い描き、
そこの自分を体験し直し、
感情を正直に浮かび上がらせると、
見たくない、感じたくない自分の心情が不意に見えて、
誰も何も言わないのに、
自分自身でおののくのです。

だから自己探求の年月はそれはそれなりにハードではありますが、
養成講座の初日のワークは、
擬似面談を体験しただけで、
クローズクラスでは気付けなかった、
自分の態度や姿勢に気づくことになります。

クローズクラスでやったこと、体験したことは、
まるでおままごとやお遊びだったと思えるくらい、
養成講座の初日は、
さらに深く等身大の自分と向き合うことになったのです。
これはこれまでの感覚とは違って、
純粋に力に変わっていました。

場違いとは思ったけれど、
それを払拭できるパワーを擬似面談を終えて、
受講生たちは体験できたようです。
夢療法家を養成する講座なので、
実際に面談をやってみるのです。
感じ切ってしまえば、
意識の光を当ててしまえば、
受容できた分だけ心は軽くなります。
心が軽くなるとそれが実践のパワーになってくれます。

今回の養成講座では、
講師見習い3人とスーパーバイザーが、
4人の受講生を世話できる態勢が整いました。
昨日の擬似面談の組み合わせでは、
またも面白いことに、
それぞれの夢がダイアドで同じテーマでした。
「母と娘」
「好きを仕事に」
「権威」
「自己表現を考える」
全体としては、変化の直前。
「明けない夜はない」とでもいうような。

これは醍醐味です。


posted by バンナイ at 14:44 | グループセッション

2018年04月25日

がん治療と夢の役割

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先日ケイシーセンターから
「ケイシー療法によるがん治療の指針」の小冊子が送られてきました。

そこにケイシーが医療リーディングで示した治療法とは別に、
この小冊子の作者であるセンター会長光田秀氏は、
夢の活用ついて(P50)、
「ケイシーは『人生の重要な出来事で、
あらかじめ夢に知らされないものはないと述べ、
夢に対してもっと意識を向けることをわれわれに勧めています。」と、
夢の重要性を説いてくれました。
もちろんこの小冊子は、
がんについてのケイシー療法からの提言です。
その中に夢が加えられていることは、
いかに夢が人生において重要な指針になるかが知らされています。
またわたしの著書である「夢は神さまからの最高のシグナル」も
紹介されているのでこの場を借りて、
夢とがんとの関係をわたしなりに述べてみたいと思います。

まず夢は勇気づけです。
夢に取り組む前にそのことを自分に言い聞かせましょう。
夢は粗探しをしません。
夢はあなたを絶望の淵から救い出すことはあっても、
あなたをジャッジしません。
夢は、魂の願いを生きると決めた者には最強の人生の伴走者であり、
治療に向けてのヒントを指し示してくれるでしょう。

がんに限らず、
人生を左右するほどの難病奇病に侵された場合、
それはあなたの魂の合意でなされた、
取り組むべき課題を自分で附置したのだと理解しましょう。
そうはできないとしても、
この真実は知っておいて損はありません。
なぜこんなことを言うかといえば、
夢が言ってくることは、
がんをどのように霊性発達に役立てていくか、
そのことだけだからです。

あなたの魂が納得して病状に取り組むと決めたのなら、
あなたはここで立ち止まり、
内観的にならざるを得ません。

がんはほとんどがこの内省が目的です。
いつもと変わらない日常にあって、
体の不調があると知ったら歩を止めます。
歩を止めれば、
心の動きと体の状態に神経が行くようになります。
これこそが、
魂本来の生き方に軌道修正するようにとの神のご加護が働いた証です。
だからがんになる前には、
夢でかなり注意を受けています。
神は前々から注意を促してきましたが、
それに気づけなかったので
がん治療から軌道修正をはじめることは、
神の承知していることでもあり、
これから神はあなたとともに歩めることを喜んでいるでしょう。

そこで軌道修正は時間のかかることですから。
それまでに夢はどうだったのかを思い出せれば、
これからの治療に役立つはずです。

肉体の状態はいかようか。
自分の心を正直に感じ取っているか。
霊性に則った生き方をすくい出せているか。
この三つの視点でこれまでの夢を振り返ることができれば、
取り組むべき問題点に気づけるでしょう。

もう一度ここで再確認をしますが、
がんの宣告は戒めではありません。
がんによって内省は求められているけれど、
がんはお仕置きではありません。
恥ずべきことではなく、
むしろ勇気ある魂の決断と言えるでしょう。
この視点に立てるかどうか。
がんに取り組む際はこれが重要な基盤となります。

さて過去の夢を分析できてもできなくても、
これからがん治療に取り組む方は、
ぜひ夢日記をつけてください。
毎日ではなく、
できれば新月から上弦の月までの間に夢に問いかけをします。
夢に取り組むなら、
月一ぐらいの回数でいいのです。
霊性発達は時間がかかることを承知しておいてください。
一瞬の間に心の変容が起きることはありません。
時間を味方にゆっくり丁寧に自分の心を鍛え、
体の状態と体が伝えてくることを知るように心がけましょう。

そして夢が伝えることが分かれば、即実行です。
実行に移した成否判断は夢が得意とするところです。
夢は占いではないので、
「ひまし油パックは私に合いますか?」というような質問をしても、
埒が明きません。
「夢が良いといえばやってみよう」と思っていれば、
夢はその質問に永遠に答えることはないでしょう。
ひまし油湿布が自分に合うかどうか、
それについては理性を総動員して考え、
自分なりの結論を出して実行すれば、
その成否を夢は出してくれます。
夢に聞くまでもなく、
ひまし油パックが合うか合わないかは体が感じ取るでしょう。

繰り返すと、治療法について考え決断し、
その決断を実行すれば、
夢はその行為が適切か不適切かを教えてくれます。
この「実行があって夢に訊く」の関係は自由意志のあり方に関係し、
あなたの自由意志を退けて、
夢が何もかもを答えるわけではありません。
あなたの意思が何よりも優先します。
あなたは夢を使いこなす人でなくてはいけません。
夢は神と直結しています。
神と直結している夢を使いこなすと言うことは、
神を使いこなすと言うことと同じです。
神と共にがんに取り組むことを神はお喜びです。
神もまたわたしたちひとりひとりの思いと行動を通して、
日々成長しているらしいと言うのが、
いまのところの私の結論です。

さて、では人生の先達で、
がんを夢を通して克服した実例も、
治療半ばであちらの世界に帰られた実例も承知していますが、
残念ながら資料として公にできる事例はありません。
どちらであっても夢には相当個人的な内容が含まれ、
それぞれが選んだ治療法も様々です。
それで記事にできる程の症例は今の所ありません。

しかしがんを発症する方の傾向は見えています。
この狂ったような現実社会に無理やり自分を適合させた人が、
がんになっているようです。 
個人レベルの度合いもあるので、
どれくらい適合したらがんになるかはわかりません。
夢の一例を挙げれば、
チャーリー・チャップリンの「モダン・タイムス」を彷彿とさせる
処理された人々がベルトコンベアーに乗っているのもあります。

いま振り返れば、
おぞましいシーンだとわかりますが、
チャップリンの喜劇の一場面を見ているくらいにしか受け取れなかったでしょう。
がんを発症する何年か前の夢なので、
この時点で気付けば、
その後の人生も変わっていたかもしれないと思うところはあります。
しかし、夢には太い柱のような真実があるので、
その真実としてこのベルトコンベアーの夢があり、
その方はがんを体験するのが目的の人生だったのかもしれません。
(注:どうもわかりにくい文章ですが、ここではこのままに)

続いて、治療法というより、
体の弱点を経穴や経絡を通して知らせてきた夢もあります。
人には理解の分野があり、
理解しやすい象徴を通して症状の原因箇所を知らせてくる夢があります。
オーラソーマやフラワーエッセンス、鍼灸の知識を通して、
症状の原因を知らせてきます。
一般的には虹の七色を通して、
色が示す内分泌腺に問題があると知らせてくる夢もあります。
この場合は色の示す内分泌腺が関係する内臓に疾患が起きそうだいうことです。
例えば、くすんだ緑が心臓に問題があると知らせてきたり、
紫が女性器に症状が現れるだろうと知らせてきたりということです。
この段階ではほとんどの場合症状としては現れにくいです。
そこで夢の忠告を無視しがちです。
しかし、想いを正確に自分で感じ取れないで、
処理できなければ、
その思いを肉体の細胞が引き受けることになり、
細胞内で処理できなくなると症状として自覚するようになります。
これがどうやらやっかいながんの素になるようです。

また、夢の建物は特に病状の原因を知るのに助けになります。
特に寺院や教会は、
その形から瞑想の時の体の形状と重ねることができるので、
部位を特定することが容易です。
例えば、教会のチャペルの土台に虫が這っていたら、
それは第5チャクラの甲状腺に原因を見ることができます。
(注:上記の例を直ぐに自分の夢に当てはめず、
参考にするだけにしてください。
ひとつの夢で大きな結論を出さず、
前後の夢も参考にし、アドバイスを引き出してください。)

さてざっと「夢とがん」について見てきましたが、
夢と症状との関係はまだ資料として整っていません。
これから事例を集めて、
この表題のように「がん治療と夢の役割」として世に出したいと考えています。
しかしその前に「夢と健康への指針」の方が先になるでしょうか。
それほど、夢は健康状態を知らせてきます。
わたしたち人間の方が夢の役割に鈍感なだけで、
夢の奥深さとその科学性に気がついてないだけのようです。

繰り返しますが、
「がんの宣告は戒めではありません。
がんによって内省は求められているけれど、
がんはお仕置きではありません。
恥ずべきことではなく、
むしろ勇気ある魂の決断と言えるでしょう」
この視点に立てるかどうか。
がんに取り組む際はこれが重要な基盤となります。

このことをしっかり心に刻んでもなお、
がんを不幸せと思うのだったら、
しばらくその気持ちのままでいてください。
自分の気持ちに正直でいるのは並大抵ではありません。
無理に楽観的である必要もありません。
むしろがん治療はここから始める必要があるでしょう。
それが霊的な生き方の第一歩なのですから。

この一文がお役に立てたら幸いです。



posted by バンナイ at 14:05 | 夢の活用法

2018年04月23日

たま・しい・になる

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この往復書簡は、受講生の美奈子(仮名)さんがクローズクラスを終えて、
次の養成講座に来られる間に下さったお手紙と、
それに対する講師からの返答です。

講座では度々受講生に注意するのですが、
いわゆる精神世界の講座でどれほど高邁な話を聞こうとも、
はたまたそのワークで気づきを得ようとも、
日常に戻ってその気づきを実践できなければ、
得た気付きは雲散霧消してしまうものだと。
つまり得たと思った気付きも、
実行に移せなければ身につきません。

講座を開いている側からすれば、
受講するだけでも変容は起きると言いたいところですが、
それは真っ赤な嘘になります。
1年間夢から言われている忠告は同じなのに、
それを実行に移すことなく終える人も、
残念ながらいます。
そうなると精神世界を渡り歩くことになってしまいます。
そういう人を精神世界のサーファーと洩れ聞きましたが、
もったいないことです。

この美奈子さんは家族の一大事があって、
それが彼女に気づきをもたらしました。
その経緯を知らせてくれましたので、
みなさんにお目にかけます。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
{受講生の美奈子(仮名)さんから講師宛のメール}

クローズクラスも終わり日々の生活が戻ってきました。

今朝の夢は全く意味が分からず、メッセージ性も感じられないものでした。
それは、「山登りは、平坦に見えるところが坂で、坂に見えるところが平坦だ」というものでした。
そのあと、どういう意味があるのか(夢に)問いかけてみました。
ウトウトしていて見た夢は、
「ルーブル美術館のような強化ガラスの屋根を玉になった私が、
凄い勢いで突き破って入っていく。(気持ちがよかった)」というものでした。
キーワードを調べても分からず、全てが夢の変な所です。
他にやることがあるのですが、
夢を読み解く作業から離れられないでいましたので、
日々の振り返りをしてみることにしました。

昨日は高齢の義母の介護申請のために夫と一緒に病院に出掛けました。
杖をついてやっと歩ける母を病院まで連れて行く途中、
息子(夫)が体を支えたり手をつないだりしている姿を側で見ながら、
口では悪態をついているけど、
本心は母親を大切にしたいという気持ちが溢れているのをみていました。
そんな日々の事を思い出しながら、坂内先生の本を読み返していました。
その中で、「夢はトラウマの存在を教えその取り組みを教えてくれる」という一行に目が留まりました。
「夫の表に見える態度と心の中の2面性」それは、
正しく私の中にある二面性だと直感しました。
コルセットというトラウマの中で、縛られているのは苦しい、
でもそれを外すことで自由になる怖さにおびえ、
慣れ親しんだ世界に居た方が楽だとコルセットを身に着けるものの、
やっぱり縛りが苦しくて自由を求めて逃げ出したくなる私。
私も、表の顔と裏の顔で暮らしている。
そういう事だったのか!(講座で指摘を受けても腹落ちしていなかった)

精神世界(講師注:心の内)は現実世界(講師注:実生活)に反映されているのもよく理解できました。
婿養子に行きたいという子供(講師注:やっと結婚したいと言ってきた一人息子が何代も続いた旧家の跡取り息子を返上し妻になる人の姓を名乗りたいとのこと)に、
家という縛りを押し付けながら、
自由に生きて欲しいと願う自分の二面性に、
息子は「母の本当の気持ちが見えない」と言っていましたが、
私のトラウマが彼を苦しめていたのか、
というのが十分過ぎるほど理解できました。

夢は現実世界で歩まなければ意味がありません。
自分のトラウマ克服に向けて、今日が一歩の記念日となりました。
夢を学んで本当に良かったと思います。

今日の夢の解釈がこれで良いのかは分かりません。
先生からのアドバイスが頂ければ嬉しです。
 
美奈子

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

{講師から受講生の美奈子さんに宛てたメール}

最初の夢、「山登りは、平坦に見えるところが坂で、坂に見えるところが平坦だ」
その後の白日夢では、「ルーブル美術館のような強化ガラスの屋根を玉になった私が、
凄い勢いで突き破って入っていく。(気持ちがよかった)」と言うのですね。
このメッセージの関連性と、
気付かれたエピソードとの関連性を見ていくことにいたしましょう。

辞書で「山」を引かれましたか。
「山登り」は自己探求を象徴します。
この夢の場所は山の中。山登りの最中です。
美奈子さんは自己探求の真っ只中にいます。

実際、山登りをすると、平坦なところに出た時ホッとします。
それまで集中して登っていますから、気は張り詰めているのでいつも油断ができません。
それが平坦なところに出て、足を上げ続けなくて良いところに来たので、
集中も溶け、気が緩みます。
つまりホッとして休憩に入った気分になります。
しかしこれはまだまだ続く山登り(=自己探求)に向けて、
いっとき体力気力温存の時です。
なのでこの気の緩みは過ごし方によってこの先に影響が出ます。
この休憩の取り方で山登りを続けられるかどうかがある意味決まります。
「山登りは、平坦に見えるところが坂で、坂に見えるところが平坦だ」の意味は、
自己探求に一心不乱の時(=坂)はそれに集中するので安全だし、
安心だけれども、平坦なところに来ると休みたくなって気も緩む。
この時をどう過ごすかが大切だと言われているように思います。

「クローズクラスも終わり日々の生活が戻ってきました。」
の書き出しで今回連絡をくださったのですから、
これから養成講座においでになるそれまでの時間の今をどう過ごすか、
まさにそれを指しているのでしょう。

そこで見えてきたのが、
「昨日は高齢の義母の介護申請のために夫と一緒に病院に出掛けました。
杖をついてやっと歩ける母を病院まで連れて行く途中、
息子(夫)が体を支えたり手をつないだりしている姿を側で見ながら、
口では悪態をついているけど、
本心は母親を大切にしたいという気持ちが溢れているのをみていました。 ー中略ー
 「夫の表に見える態度と心の中の2面性」
それは、正しく私の中にある二面性だと直感しました。
コルセットというトラウマの中で、縛られているのは苦しい、
でもそれを外すことで自由になる怖さにおびえ、
慣れ親しんだ世界に居た方が楽だとコルセットを身に着けるものの、
やっぱり縛りが苦しくて自由を求めて逃げ出したくなる私。
私も、表の顔と裏の顔で暮らしている。
そういう事だったのか!(講座で指摘を受けても腹落ちしていなかった)
精神世界は現実世界に反映されているのもよく理解できました。」

ここで繰り返しになりますが、
この「精神世界(心の内)」と「現実世界(実生活)」が、
夢の「坂」と「平坦」の対比と思われます。
実は精神世界(講師注:講座のこと)で学んだことを、
家に帰って実際に当てはめられなければ何にもなりません。
つまり山登り(自己探求)をしているのではなく、
山登りのガイドブックを読んだだけです。
つまり「平坦」に当たります。
反対に実際に当てはめて行動にうつした場合、
初めて坂道、つまり山登り(自己探求)のはじまりになります。

夫と自分の二面性に気づかれたこと、
気づくことが学びに必須なのだとこの夢は教えてくれています。

次の、「ルーブル美術館のような強化ガラスの屋根を玉になった私が、
凄い勢いで突き破って入っていく。(気持ちがよかった)」というところは、
精神世界(講師注:精神世界業界?)で言う「ブレークスルー」(=難関突破)ではないかと思います。
「気持ちがよかった」とのことなので。
「ルーブル美術館のような」は、
「ような」を省いて、「ルーブル美術館(=封建制社会)」と受け取ってみてはいかがでしょう。
ルーブル宮殿と、
(強化ガラス製)ルーブルピラミッド(=魂の自由を目指す社会)の収まる
クール・カレ(方形中庭)からの眺めはこの夢の背景としてぴったりに思います。
「ルーブル城」はかつてコルセット姿が闊歩したところです。
そこでのカルマが今生のトラウマとなり、
「強化ガラスの屋根(=現代の粋を集めた思考形態=物質主義的価値観)を玉になった私が、
凄い勢いで突き破って入っていく」ことで、
原因(封建制社会)と結果(物質主義的価値観)が、
夢の「ルーブル美術館」に見られるということのようです。

クラスで話し合われた過去生はイギリスでしたが、
おそらくフランスルーブル城での過去生もおありで、
課題は同様なのだと思われます。
そうなると美奈子さんが抱える自由への希求と、
厳格なものへのある種の安心感の間で、
揺れ動く心理状態が今生の大きなテーマであったことが理解できると思います。

「玉になった私」という表現は一生ものになるでしょう。
「玉になった私」だからできるということですから。
わたしたちは魂が肉体に入った存在です。
「たましい」は「玉」に「しい」という接尾語をつけた言葉で、
玉と同じ完全なさま、様子、感じを表します。
ということはもともとの完全な玉としての自分を取り戻し、
そのたましいの視点で理解すれば、
現状をブレークスルーすることが可能だということになります。
これは人生で時に起きる大切なイニシエーションを表し、
これ自体が両性具有の状態を得ることができたことを表しているのだと思います。
言葉を代えると、両性具有的展望に立てたことで、
人生の意義づけを換えられたのでしょう。

母親に接する夫の姿を通して、
クラスで取り上げたコルセットの夢と、
ご自分のこれまでの状態とを心の中に並べることができて、
たましい(=魂≒陰陽の合体≒両性具有性)としての自分を取り戻し、
そこで大きな気づきを得ることができたということと受け取りました。

クローズクラスの中で学んだことを、
実生活に持ち帰って結婚相手を見たら、
そこに自分と同じ問題を抱えている夫の姿を確認できたのでしょう。
この気付きは大きなものです。
誰もがこれを認められず悩み苦しみます。
ここまで来るとある種、夢が承認してくれた成長の証なのだと思います。
夢がバックアップしてくれたのでしょう。
「玉になった私」という表現は、
これこそが真実と言えるでしょう。

更に気付きは、
自分を振り返ることができたからこそ、
息子との間の問題にも踏み込めたようです。
「婿養子に行きたいという子供に、
家という縛りを押し付けながら、
自由に生きて欲しいと願う自分の二面性に、
息子は『母の本当の気持ちが見えない』と言っていましたが、
私のトラウマが彼を苦しめていたのか、
というのが十分過ぎるほど理解できました。」とのこと。
潔く自分の矛盾を認められた美奈子さんをこれから息子さんは誇りに思うことでしょう。
夫の姿と息子の生き方が美奈子さんの心を丸くしてくれました。

「夢は現実世界で歩まなければ意味がありません、
自分のトラウマ克服に向けて、
今日が一歩の記念日となりました。
夢を学んで本当に良かったと思います。」

まさにこのことを二つの夢が教えてくれたのですね。

「今日の夢の解釈がこれで良いのかは分かりません。
先生からのアドバイスが頂ければ嬉しです。」とのことなので、
講師として思うところと、
夢からメッセージを読み取る実際的方法をお知らせするためにこの文章をしたためました。
現実と夢の象徴を重ね合わせる、その道筋を示したつもりです。

2018年3月吉日 
天の鳥船庵 夢療法家
坂内慶子

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美奈子さんは「玉」になれたことで、
現状の難関である強化ガラスをものともせず、
心のこれまでの次元を突破できました。
だからこそ現代の価値観の中で玉を体験した彼女は、
これから活躍できる場を手に入れるでしょう。

心の成長は自分で確認していく作業が必要です。
自分を認めるために。
自分を愛おしむ(いとおしむ)ために。






posted by バンナイ at 20:54 | 夢の活用法
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